作り置きのカリスマ!ゆーママさんの「おかずの素」なら何度も味変が楽しめる
「作り置きは便利だけど、毎日同じ味で飽きちゃう!」という方に朗報!ゆーママさんのおかずの素なら、その日の気分や忙しさにあわせてそのまま食べたり、他の食材とあえたり炒めたりして多彩なアレンジが可能。週末にたっぷり作っておけば、平日は包丁いらずなんてことも叶いますよ。今回は新刊の中から鶏肉を使ったおかずの素とそこから3つのレシピにアレンジする技をご紹介!ぜひご家庭の定番料理に加えてみてくださいね。
「おかずの素」の調理と保存のポイント
1、加熱のしすぎに注意する!
おかずの素で大事にしているのは食感。特に野菜のおかずの素はそのまま食べてもやわらかく、アレンジレシピ通りの追加の加熱調理をしても煮崩れない、ギリギリの火入れ時間を計算しています。
2、清潔な保存容器に入れる!
保存容器はしっかりとふたを閉まる清潔なものを使いましょう。よく洗って水分を拭き取ってからおかずの素を入れます。 食品用のアルコールスプレーを容器に吹きかけておくとより安心です。おかずは完全に冷めてから保存してください。
3、煮汁やスープと一緒に保存する!
おかずの素を作るときに出る煮汁やスープも一緒に保存しましょう。保存中に味が染み込むので、アレンジ調理の際に味を染み込ませる必要がなく、時間短縮になります。また煮汁やスープに漬け込むことで日持ち効果もアップします。
鶏もも肉のだし煮
鶏もも肉のうまみに玉ねぎの甘さが加わった、親しみやすい甘辛味のだし煮。ほどよくやわらかに仕上がるのでとっても食べやすい!そのままでもアレンジしても、応用範囲の広いおかずの素です。
調理時間:30分
保存期間:冷蔵7日間 / 冷凍3週間
材料(作りやすい分量)
鶏もも肉…6枚(1800g)
玉ねぎ…2個(300g)
A 水…800ml
A しょうゆ…大さじ6
A 砂糖、みりん、酒…各大さじ3
A 顆粒和風だしの素…小さじ1
作り方
1、鶏肉は縦長に半分に切る。玉ねぎは8mm幅の薄切りにする。
2、鍋に1の鶏肉と玉ねぎ、Aを入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして落としぶたをして20~25分煮る。
3、保存容器に煮汁ごと入れ、ペーパータオルをかぶせてからふたをする。
【アレンジ1】とろとろ親子丼
鶏肉に火が通り味もついているので、卵を入れるだけの親子丼。レンジで作るから火加減の心配をしなくてもいいのがうれしい!とろとろ食感に仕上がります。
調理時間:8分
材料(2人分)
鶏もも肉のだし煮…1/6量(約300g)
A 鶏もも肉のだし煮の煮汁(煮こごり)…130g
A 水…50ml
卵(Mサイズ、溶きほぐす)…3個
温かいご飯…どんぶり2杯分
三つ葉…(好みで)適量
作り方
1、鶏もも肉のだし煮はひと口大に切る。
2、耐熱容器に1の鶏もも肉とAをそれぞれ半量入れ、卵半量を回し入れる。
3、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で2分ほど加熱し、取り出して軽く混ぜる。再びラップをふんわりかけ、レンジで1分ほど加熱して軽く混ぜる。
4、器にご飯を盛り3をそれぞれのせる。好みで三つ葉を飾る。
【アレンジ2】まいたけと鶏肉の包み焼き
クッキングシートに材料をのせて包んで蒸し焼きにするだけ。簡単なのにごちそう感が出ます。鶏肉を1人分につき1枚使うのでボリュームのあるメインおかずに。子ども向けにはしょうがなしでもOKです。
調理時間:13分
材料(2人分)
鶏もも肉のだし煮…1/3量(約600g)
鶏もも肉のだし煮の煮汁(煮こごり)…260g
まいたけ…1パック(150g)
しょうが(チューブ)…2cm分
かいわれ大根…(好みで)1/2パック
すだち(半分に切る)…(好みで)1個
作り方
1、まいたけをほぐす。
2、クッキングシート(30x35cm)を2枚広げ、それぞれの中心に鶏もも肉のだし煮、煮汁、1のまいたけ、しょうがを半量ずつ順にのせる。
3、クッキングシートの手前と奥とを重ねて持ち、くるくると内側に折り曲げ、両端をねじってキャンディ状になるように閉じる。
4、フライパンに水大さじ2(分量外)を入れ、3を並べてふたをし、中火で7~8分ほど蒸し焼きにする。器に盛り、好みでかいわれ大根とすだちを添える。
【アレンジ3】キャベツと鶏肉のうま煮
煮込み時間を考えるとハードルが高く感じる煮物も、メインの材料ですでに火が通っていればあとはサッと煮るだけ。キャベツは大きめにちぎると、甘さと食感が楽しめます。
調理時間:15分
材料(2人分)
鶏もも肉のだし煮…1/3量(約600g)
キャベツ…1/8個(125g)
A 鶏もも肉のだし煮の煮汁(煮こごり)…260g
A 水…100ml
B 片栗粉…大さじ1/2
B 水…大さじ2
作り方
1、鶏もも肉のだし煮はひと口大に切る。キャベツは手で5cm大にちぎる。
2、鍋に1の鶏肉とキャベツ、Aを入れて強火にかけ、沸騰したら弱火で3~4分ほど煮る。
3、火を止めて、混ぜ合わせたBを加え、再び中火にかけて混ぜながらとろみがつくまで加熱する。
いかがでしたか?これならバリエーションが広がって食卓がさらに豊かになりそうですよね。本書では他にも魚介のおかずの素、卵・豆・乾物のおかずの素、野菜のおかずの素などをご紹介しています。ぜひ日々の暮らしにお役立て下さいね。