疲れた日は冷凍食材をフル活用!ひとりごはんをゆるく楽しむ極意、伝授します
たんぽぽさんが提案するひとりごはんは、食べたいものを食べるのが基本のスタイル。頑張って作り置きをしたり、自家製調味料を並べるなどハードルの高いことは一切しません。日々のごはん作りはシンプルにして、食材は余らないように無駄なく使い切ります。単調にならないよう調味料やスパイスで味付けを工夫しながら自由に楽しみます。今回は本書の中から、冷凍ストック食材を活用した楽ちんメニューをご紹介します。
【冷凍うどん活用術】豚肉とレタスのうどん
忙しい時もレンチンで簡単!冷凍うどんは値段も安くお助け食材として欠かせません。
<材料>1人分
冷凍うどん…1玉
豚薄切り肉…60g
レタス…3~4枚
卵…1個
白だし…40cc(お好みで濃口のめんつゆでも)
水…400cc
酒…大さじ2
おろししょうが(お好みで)…小さじ1強
サラダ油…小さじ1
<作り方>
1、フライパンにサラダ油を入れて熱し、豚肉を炒め色が変わったら、水、白だし、酒を加えて沸騰させる。
2、冷凍うどんを電子レンジで加熱する(加熱方法や時間は各表記に従ってください)。
3、1が沸騰したらアクを取り、食べやすくちぎったレタスを加え、再び沸騰したら溶き卵を流し入れ、ひと呼吸おいて火を止める。
4、2のうどんを器に入れ、上から3を具ごと注ぐ。
5、お好みで、おろししょうがをのせる。
【冷凍ご飯活用術】焼きカレー
その都度少量を炊くよりレンチンすればすぐにホカホカご飯が食べられるのが良いところ。
<材料>1人分
冷凍ご飯…1膳分
レトルトカレー…1袋
シュレッドチーズ…50g
パセリ…適量
<作り方>
1、冷凍ご飯を電子レンジで温める。
2、耐熱容器に温めたご飯を入れる。
3、レトルトカレーをご飯にかけチーズをのせ、あればパセリをふる。
4、オーブントースターで焼き色がつくまで10分ほど焼く。
【冷凍餃子活用術】スープ餃子トマト味
タネから作らないですむので、台所も汚れなくて簡単!スープや鍋の具にすぐ使えて便利。
<材料>1人分
冷凍餃子…5個
ちんげん菜…1株
トマト缶(ホール、カットどちらでも)…1/2缶(200g)
鶏ガラスープ…200cc
塩、こしょう、砂糖…適量
<作り方>
1、鍋に鶏ガラスープとトマト缶を加えて火にかけ、木べらでトマトをつぶす。
2、 塩、こしょうで味をととのえ、味をみて酸味が立っているようなら砂糖をひとつまみ加える。
3、ちんげん菜を4~5cmのざく切りにし、茎の部分は4つ割りにする。
4、スープが沸騰したら、冷凍餃子とちんげん菜の茎の部分を加える。
5、餃子がプカプカ浮いてきたら、ちんげん菜の葉の部分を加え、ひと煮立ちさせて火を止める。
いかがでしたか。毎日の料理はハードルを低くして、ゼロからスタートにせずにはじめれば、無理せず料理の用意ができそうですよね。本書ではこのほかにも、缶詰や乾物、休日の朝ごはんや昼の麺レシピなどなど楽しいアイデアが掲載されていますのでぜひチェックしてみてくださいね♪
★たんぽぽさんのプロフィール>>
「たんぽぽブログ」。レシピブログひとり暮らし部門1位のゴールドレシピブロガー。進学のため上京して以来、東京と神奈川に在住、そのほとんどがひとり暮らし。楽しい自炊生活のレシピを日々綴っています。
協力・画像提供:永岡書店