冷蔵庫に入れたら、朝食の用意がぐんと楽になったものって?~そっち~さんの「世界一楽しいわたしの台所」
そっち~さんの「世界一楽しいわたしの台所」
毎日の献立作りが楽になる「サイクル献立」が大評判のそっち~さん。数々の時短レシピが生まれるキッチンは、白をベースカラーに、小窓から日差しの入る明るい雰囲気です。
鍋やフライパン、どれくらいお持ちですか?
「電子レンジや炊飯器、グリルを使った料理が多いからかもなんですが、ふだん使っている調理器具ってとても少ないんです」というそっち~さん。お持ちの鍋とフライパンは、コンロ下の引き出しにすべて収まってしまうんです。しかも、ゆとりがあって取り出しやすい!
「ル・クルーゼとストウブは、キャンプや子どものイベントでたくさんお料理するとき用で、そういうのがなければこの半分くらいで大丈夫です。料理ブロガーなのにかなり少ないと思うので、お恥ずかしいです(笑)」
使う調理道具が少なければ、片付けも圧倒的に時短できますよね。これも、毎日忙しいそっち~さんのテクニックの1つかもしれません。
お子さんたちが自分で取り出せる「朝食専用の引き出し」
食器棚の引き出しの1つは、お子さんたちが朝食で使うセットの専用スペースに。「子どもたちの朝食の前に、私が仕事に出てしまっていることが多いので、自分たちだけで準備できるようカップやお皿などをまとめています」。これなら、お子さんたちも使いやすいですし、場所が決まっていれば片付けもさっと終えられます。
イケアのピンクのシリアルボール、イッタラのマグカップとサラダ用のお皿、クチポールのカトラリー、デュラレックスのグラス、ルイボスティーや麦茶のパック…。なかでも、そっち~さんのお気に入りが、ボダムのコーヒープレス(写真右上)で、「使いやすくてスタイリッシュで、もう10年選手ですね。コーヒーだけではなくハーブティー、緑茶、紅茶とすべて使えて、長く使っているのに傷さえつかず。素晴らしい買い物をしたと思っています」
「丈夫で、使い勝手の良いものがわが家の基本です」というそっち~さんの食器コレクション。朝食セットにも並ぶイイホシユミコさんのボンボヤージュは、お子さんも作家さんの名前を覚えるほどのお気に入りで、ブログでも読者さんからよく質問のある1枚とか。
写真上に見える動物のモチーフ(この日はヤギがいました)、こういうのってちょっと置いてあるだけでかわいいですよね。「イースターが近づくとウサギに変えたりして、子どもと一緒に楽しんでいます」
これならできそう!朝ごはんの用意をぐんと早くした収納ワザ
食器と同じように、冷蔵庫の中にも朝食セットの棚を用意してあるそっち~さん。夜のうちに、翌朝のセットをここに用意しておくのが日課です。
「この日はパンの日で、スープを作って鍋にいれてあります。この鍋はニトリのもので、軽くて小さいので、こんな風に狭い場所にも収まって重宝しています。あとはフルーツ、ヤクルト、そしてパンのセット(バターやジャム、バターナイフ)をそろえておきます」と、バターナイフも一緒に冷蔵庫にスタンバイ。そっち~さんが出かけたあとでも、お子さんたちと旦那さんはスープにパン、フルーツまでそろった朝食をここから並べるだけで食べられる、というわけなんです。
「バターやジャムを使うときは、必ずバターナイフやスプーンって必要ですよね。こんな風にあらかじめセットしておくことで、本当に楽になりました」。このパンセット、わかりやすいとご家族にも大好評とのこと。このアイデアはさっそく試してみたいですね!
自然を感じる居心地のいいダイニング
ダイニングテーブルはアンティークを作り直したもので、ゲストが多いときに便利な伸長式。椅子は教会風のものとイームズチェアを合わせ、くつろげて、しかもオシャレな雰囲気がとっても素敵です。ダイニングセットを選ぶとき、旦那さんとなかなか意見が合わなかったのもいい思い出とか。
ファブリック大好きのそっち~さん、「サンダーソンというイギリスのメーカーの生地にビーズのトリムをつけています」というこだわりのカーテンのかかる窓ごしには、ブログにも時々登場するお庭が臨めます。
「植物や野菜などが好きで、リビングも、窓から見える庭の景色や自然の雰囲気を大切にしています」。お庭を彩るお花やハーブ、山菜など季節の草花は、お料理にもお部屋のインテリアにもかかせません。
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プライベートでは、双子の男の子ママのそっち~さん。「給食でおいしいものが出てくると、それをうちでも作って!と言ってきます」というお子さんたちは、「炊飯器で簡単ミートボール」や「キムタクチャーハン」が大好きとか。時短でおいしいのはもちろん、栄養面も見た目のわくわく感もさすがのレシピが並ぶそっち~さんのブログは、これからも注目ですね♪