SNSでマネする人が続出!話題の「魔法のパン」って知ってる?
ゆーママさんの新刊「ゆーママの30分でこねずにできる魔法のパン」の中から基本の「魔法のパン」の作り方とチョコクロワッサン風のパンの作り方をご紹介します。電子レンジで生地を発酵させることでスピーディーに。生地はボウルの中で押し混ぜるだけでこねる作業はなし。通常3時間かかるパンの調理時間を30分に短縮しています。初心者さんはもちろん、最近忙しくてパンを作ってないなーという方もぜひ、試してみてください。わかりやすい動画解説付きです。
30分で本格パンが完成!基本の「魔法のパン」の作り方
生地作りから焼き上がりまで30分!電子レンジを使うことで発酵が早く進みます。
■材料(8個分)
強力粉…200g
A 砂糖…15g
A 塩…3g
Aインスタントドライイースト…5g
牛乳(常温)…150g
バター…15g
■準備
・バターを溶かす
・天板にクッキングシートを敷く
■作り方
1、耐熱ボウルに強力粉を入れてスプーンで中心をくぼませ、Aを順に加え牛乳を注ぐ。ボウルを回しながらスプーンでざっくりと混ぜ、溶かしバターを加えスプーンでさらにざっくり混ぜる。
2、ボウルの中で生地を2分押し混ぜ、ひとまとめにする。ボウルの側面に生地をギュッと押し付けて離し、向きを変えて押し付けて離すを繰り返す。手のひらより指先寄りを使う。
3、ボウルにふんわりラップをし、電子レンジ(600W)で15秒加熱する。ボウルを取り出し、ボウルの中で手で15秒押し混ぜる。同じ工程をもう一度繰り返す。
4、作業台に強力粉を薄くふり、生地をのせ四隅を引っ張り、手のひらで軽く押さえて広げる。綿棒を使って生地を10x20cmに伸ばし、横2分割、縦4分割の計8分割にスケッパーなどで切り分ける。
5、生地1枚の四隅をそれぞれ中央に向かって折り込み、中心をくっつける。さらに四隅を中央に向かって折り込み、もう一度中心に生地を集めるようにして折り込み中心をつまんで閉じる。閉じ目を下にして生地台に置き、手のひらで転がし丸く整える。
6、クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて生地を8個並べる。霧吹きに水を入れ、表面が湿る程度に全体に吹きかけて10分寝かせる。その間にオーブンを220℃に予熱し、余熱が完了したら10分焼く。
▼動画でも作り方をチェック!
次は基本のパン生地を使った応用編にチャレンジ!成形の仕方ひとつで見た目も食感も変わってきます。
味わいは本格派!巻くだけでチョコクロワッサン風
層にはならないのであくまでもチョコクロワッサン風ですが、味わいは本格派!溶かしバターを塗ると、焼いた時にバターの風味がアップ。ビターなチョコレートがおすすめです。
■材料(8個分)
基本のパン生地…全量(同上参考)
バター(塗る用)…30g
板チョコレート(ブラック)…1枚(50g)
■準備
・板チョコレートは長編を8等分に切る。
・パン生地用のバターを溶かす
・成形用のバターを溶かす
・天板にクッキングシートを敷く
■作り方
1、基本のパン生地を作る。工程2まで終えたら打ち粉(強力粉、分量外)をした作業台に生地を取り出し、綿棒で直径25cmの円に伸ばし、放射状に8分割する。
2、とがった方を手前にして生地を台に置き、先端2cmを残して溶かしバターを塗る(バターは半量残しておく)。板チョコを1本を横に置き、手前に向かって巻く。先端を引っ張りながら、つまんで閉じる。
3、巻き終わりを下にして天板に生地を並べ、生地の表面に残りの溶かしバターを塗り、10分寝かせる。オーブンは220℃に予熱する。
4、220℃のオーブンで10分焼く。
いかがでしたか?まさにこれまでのパン作りの常識を覆す「魔法のパン」。ゆーママさんのブログやInstagramでも“これなら毎日作れそう!“パン作りが初めての私でも簡単にできた!”と読者さんから絶賛の声が届いています。本書では他にもおやつパンや総菜パンなどをご紹介していますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
協力・画像提供:扶桑社(http://www.fusosha.co.jp/)