生活感を出しすぎず、隠しすぎず。管理栄養士ゆきぼむさんのキッチンの作り方
管理栄養士ゆきぼむさんの「世界一楽しいわたしの台所」
——まずは、キッチンのこだわりやテーマを教えてください

「9年前にリフォームし、念願だったカウンターキッチンを取り入れました。落ち着いた雰囲気にしたくて、白とナチュラルウッドを基調にしています。広さはそれほどないので、調理器具などはできるだけ引き出しや棚の中へ。モノが表に出すぎず、すっきりとした空間を保てるよう心がけています。
油や塩、砂糖など使用頻度の高い調味料類だけは、コンロの横にラックを置いて並べています」
——キッチンのお気に入りポイントは?

「調理スペースの横にある大きな窓です。日中は照明をつけなくてもいいくらい、たっぷりと自然光が入ってきます。調理の様子を撮影するときにも重宝していますし、過ごしやすい季節には窓を開けると風が通って、とても気持ちがいいんです。効率よく換気ができるのもうれしいですね」
コレクションボードのような食器棚に
——キッチンツールの収納のマイルールといえば?

「包丁やフライパン、やかんなどは、シンク下の引き出しにまとめてしまっています。フライパンや片手鍋は立てて並べると限られたスペースでも無駄なく収納できて、出し入れもスムーズです」

「コンロ下には、パン作りやお菓子作りの道具を。ここは収納のルールはとくに意識していないんですが、長年使う中で自然とこの配置に落ち着きました」
——お使いの食器の収納もご紹介をお願いします

「カウンターキッチンへのリフォームを機に、カウンターとダイニングの間のスペースをいかして、4段の食器棚を作ってもらいました」

「ここには好きな作家さんの器やカッティングボード、右側の棚にはコーヒーカップなどを並べて、コレクションボードのような場所にもなっています。
扉がすりガラスになっているので、生活感をほどよく隠しつつ、器のぬくもりも感じられて、部屋の雰囲気にも自然となじんでくれるお気に入りのスペースです」

「そのほかの器やカトラリーは、ダイニングの隅にある以前から使っている食器棚へ。下段には日常使いのもの、上段には撮影用のもの、というようにざっくり分けています」
——食器はどんなものがお好きですか?

https://ameblo.jp/bom-pom/entry-12951543322.html
「作家さんのものから100円ショップのものまでいろいろ使っています。212 KITCHEN STOREやよしざわ窯もよく利用します。
作家さんの器に興味をもったきっかけになったのが、本郷里奈さんでした。普段の食卓をさりげなく華やかにしてくれる上品さが素敵で、色や柄、器の質感もとても気に入っています。「鶏肉とかぼちゃの煮物」をよそった鉢も、お気に入りの1つです」

https://ameblo.jp/bom-pom/entry-12887409986.html
「レシピ撮影では、あまり主張しすぎない器を選ぶことが多いように思います。「豚こまときゅうりのごま味噌炒め」を盛りつけた、古谷浩一さんの八角プレートはとくに頼りになる1枚。アンティークのような風合いが魅力で、料理がグッと映えるんですよ」
——料理に使う食品や調味料はどちらにストックされていますか?

「乾麺や乾物など常温保存できる食品は、オーブン上の昇降式の収納棚に入れています。手の届く位置まで引き下げられるのでとても便利です。二段になっていて奥行きもあり、見た目以上にしっかり収納できます」

「スパイス類は、コンロ横の細長い引き出し収納にまとめています。ごちゃごちゃとしがちなスパイスもすっきり収まり、上から一度に見られるのでほしいものがすぐに取り出せます」
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「キッチンで作業をしているときは、いつもラジオを流しています。1人で黙々と作業するというより、いろいろな曲を聞き、パーソナリティーの声に耳を傾け、ときには話しかけたり(笑)。ラジオを聞きながら、リラックスして料理をする時間が大好きなんです」と語る、ゆきぼむさん。すっきり片付いたキッチンに、大きな窓から入る日差し。お気に入りの器、そして、ラジオの音。そのどれもが、ゆきぼむさんの大切な時間を作ってくれているんですね。
(記事中キッチン撮影/管理栄養士ゆきぼむさん)

フーディストノートアンバサダー。管理栄養士・ナチュラルフードコーディネーターの資格を持ち、旬の野菜や果物を使った料理、スイーツを発信中。誰でも手軽に作れるレシピが人気。
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「管理栄養士ゆきぼむ~ヘルシーに楽しむ 簡単おいしい彩りレシピ~」
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管理栄養士ゆきぼむ(@y_bomcafe)

