これは簡単、おいしい「新玉ねぎ」の見分け方!今さら聞けない「新玉ねぎ」の基本のき
やっぱり見た目!?おいしい新玉ねぎの選び方とは?
春先に店頭でよく見かける新玉ねぎ。旬の味覚を味わいたいと手に取る方も多いではず。
やわらかくて甘みのある新玉ねぎをお店で選ぶときにはこんなところに気をつけてみてください。
まずは、表面にツヤがあり、かたく締まりがあって、ずっしりと重みを感じるものを選ぶのがポイント。葉付きの場合は、葉がまだ青々としているものを選んで下さい。また、首がギュッと締まっているものが良質です。
また、カビが生えやすく、やわらかいため傷もつきやすいので、全体をよくチェックしてから購入しましょう。
「新玉ねぎ」と「ふつうの玉ねぎ」はなにが違う?
ところで、新玉ねぎとふつうの玉ねぎとは何が違うのか…。それはズバリ、乾燥させているかどうかです。1年中お店で見かける玉ねぎは、収穫後1ヵ月ほど乾燥させるのに対し、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されます。
乾燥させて皮が茶色くなった玉ねぎは、家庭でも長く保存することができます。一方の新玉ねぎは、水分が多くみずみずしいため、あまり日持ちはしません。カビが生えやすい理由もこのためです。
また、食感や味わいにも違いがあります。新玉ねぎはやわらかく辛みが少ないのが特徴ですが、ふつうの玉ねぎはそのまま食べると辛いため、水にさらしたり、加熱をして甘みを引き出したります。
甘さを味わう、新玉ねぎのおすすめの食べ方
やわらかくて甘みのある新玉ねぎは、生で食べるのに向いているためサラダやサンドイッチなどに使うのがおすすめ。新玉ねぎをすりおろし、ドレッシングや薬味として使うのもいいですね。
煮込み料理に使うと溶けやすいのであまりおすすめはできません。ただし、サッと加熱してスープにしたり、レンジで加熱したりすれば、新玉ねぎの甘みを感じることができますよ。
ふつうの玉ねぎに比べて甘みがあるとはいえ、辛みが苦手な方は、水にサッとさらしてから食べて下さい。あまり長い間水にさらしておくと、新玉ねぎの栄養が流れ出てしまうので気を付けましょう。
新玉ねぎは早めに食べ切ろう!
新玉ねぎはやわらかくてみずみずしいですが、いたみやすいとてもデリケートな野菜。水分が多くあまり日持ちがしないので、早めにいただきましょう。購入後はポリ袋や保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。2~3日くらいで食べ切るようにして下さいね。
レンチンするだけ!新玉ねぎを使った絶品レシピ
生食でもおいしい新玉ねぎですが、さらに甘さが引き立つように、レンチンしても◎。手軽な新玉ねぎレシピをご紹介します。
甘くてみずみずしい新玉ねぎは、いつもの玉ねぎとはまた違うおいしさがありますよね。食卓の主役として、脇役として、旬の恵みをいろいろな食べ方でたっぷり楽しみましょう♪
▼みりんにお酢、砂糖…上手な選び方と使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料&食材の基本のき」
※参考ホームページ
キユーピー「旬野菜レシピ/新玉ねぎ」
キユーピー「玉ねぎの保存方法」
カゴメ「甘くておいしい!タマネギ&新タマネギの賢い選び方と保存法」
JA福井県「新玉ねぎと玉ねぎの違いは生or乾燥!!」
農畜産業振興機構「これからが旬、新たまねぎ!」
日本気象協会「春を感じる新タマネギと新ジャガイモ。”新”がつくと何が違うの?」
ハウス食品(株)「食材を知って、おいしく調理!/玉ねぎ」