【海外ドラマ飯】世界が恋した伝説の青春ドラマ発、「ナットさんのピーチパイ」が食べたい!
みんな見ていた!『ビバリーヒルズ高校白書』の名物アメリカンスイーツ
田舎育ちの双子の兄妹、ブランドンとブレンダ。ビバリーヒルズに引っ越してきた2人が、超リッチな都会の高校ウエスト・ビバリー校に転校してくるところからはじまるのが『ビバリーヒルズ高校白書』です。1990年の放送スタートともに世界的大ヒット、最終的には全10シーズンのロングラン作品となりました。
ブランドンとブレンダを中心に、その同級生でブロンド美人のケリーやイケメンのディラン、心優しいドナに、弟キャラのデビット、優等生のアンドレア…。恋と友情、家族との問題と、青春ドラマの王道を駆け抜けた若者たちは、アメリカ西海岸のまぶしい太陽さながらにキラキラ輝いていました。
そんなドラマの中で、仲間たちのオアシスとなっていたのがダイナー「ピーチピット」。そこで、笑顔が渋いマスターのナットさんが作ってくれていたのが「ピーチパイ」でした。ドラマでは1人前のポットパイのようなスタイルでしたが、今回はドーンとホールで、アメリカのダイナーにありそうなパイをイメージ。甘くて酸っぱい青春の味を再現してみました♪
■材料 20cmのパイ皿1枚分
黄桃缶詰…250g(1缶分)
ピーチジュース…150㏄
砂糖…大さじ2
レモン汁、キルシュ…各小さじ2
粉ゼラチン…2.5g(1/2袋)
パイ生地…直径20cm1枚分
生クリーム…200ml
砂糖…10g
■作り方
【1】
パイ生地を20cmの型の大きさに伸ばし、パイ皿に敷き、フォークで穴をあけます。
【2】
パイ生地の上にアルミホイルをのせ、パイ用の重石(写真のように豆でも代用可)をのせて、冷たい天板にのせ、200度(予熱あり)にしたオーブンで15分ほど色づくまで焼き、冷まします。
【3】
鍋にピーチジュースと砂糖を加え混ぜ、砂糖が溶けたら火を止めてレモン汁を加えます。80度くらいまで温度が下がったら、ゼラチンを加え混ぜます。
【4】
黄桃を食べやすい厚さの半月切りにして、
【3】の鍋にキルシュとともに加え混ぜ、氷水にあてながら冷やしとろみをつけます。
焼いた【2】のパイにとろみのついた桃を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
【5】
ボウルに生クリームと砂糖を入れ、冷やしながら泡立てる。【4】のパイのふちを生クリームで飾れば出来上がり!大きくカットして、やや薄目のアメリカンコーヒーと合わせて食べると、まるでダイナーにいるような気分が味わえます。 バニラアイスを添えても美味しいですよ。
放送終了後も世界中のファンがロケ地巡りに集まるほどの、まさに伝説のドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』(日本ではシーズン4からは『ビバリーヒルズ青春白書』になりましたね)。放送当時は、まだ情報が少なかった90年代のアメリカ西海岸のカルチャーを感じられる貴重なドラマでもありました。
とろとろの桃をフォークですくうと、ブランドンがアルバイトをし、大ぶりなハンバーガーや山盛りのサンデーを運んでいた懐かしのピーチピットがよみがえるようですよ♪