焼いたなす、すぐに浸けてない?ぱおさんに聞く「なすの焼きびたし」をきれいに仕上げるコツ!

お話を伺った方

ぱおさんに聞く!「なすの焼きびたし」を色よくきれいに仕上げるコツ
──「なすの焼きびたし」が人気ですが、きれいに仕上がらないという声をよく聞きます。作るときに気をつけることはありますか?
「なすの皮がきれいに仕上がると、それだけで食欲がそそられますよね。実は、きれいに仕上げるにはいくつかのポイントがあって、焼いたなすをどう扱うかで、見た目が大きく変わるんです」
──焼いたなすの扱いで仕上がりが変わってくるのですね!そのポイントをぜひ教えてください!
「ポイントは、焼いたなすをすぐにたれに浸けないことです。熱いままたれに浸けると、たれの温度が上がり、なすの色が変わりやすくなります。皮が黒くなったり、くすんでしまうことがあるので、必ず粗熱を取ってから浸けてください。このひと手間で、なすの色を鮮やかに保ち、たれがしっかりしみ込んでおいしさもアップしますよ」
──なるほど、熱いうちに浸けた方が味なじみがよさそうにも感じますが、粗熱を取ることが大切なんですね。その他に注意すべきポイントはありますか?
「はい、もうひとつ大切なのは、なすを焼き過ぎないことです。特に皮を焼き過ぎると色が変わる原因になります。中火でじっくり焼くのがポイントです。
焼く前に皮に軽く切り込みを入れることで火の通りが早くなり、焼き時間を短縮できますし、色の変化も防げます」
「焼く前に、皮に薄く油を塗るのもおすすめです。油を塗ることで、色素が水に溶けるのを防ぎ、焼き上がりが美しくなります。油を塗ったら、皮を下にして焼くのが理想的です。側面にも油がまわるよう、なすを動かしながら焼くようにしてくださいね」
──なすを焼きすぎないこと、そして油を塗ることで色がきれいに仕上がるんですね。ぱおさんのなすレシピは、いつもおいしそうで本当に参考になります!
「ありがとうございます!他にも、皮にハリとツヤがあり、黒々とした新鮮なすを選ぶことや、なすを切った後に塩水に浸けることも大切です。フーディストノートの公式連載でもなすレシピをたくさんご紹介しているので、遊びに来ていただけるとうれしいです」
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「焼きびたし」を色よく仕上げるためのコツをぱおさんに教えていただきました。ちょっとしたコツを押さえるだけで、いつもよりきれいに仕上がります。見た目が鮮やかななすで、よりおいしさを感じられる焼きびたしを、ぜひ参考にながら作ってみてくださいね。
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