2023年「トレンド料理ワード」発表!SNSで話題のスイーツが大賞に♪
10位:爆速
今までの常識を覆すような調理法であっという間に作れるレシピを表現する際に用いられる。リュウジさんやおよねさんなどが生み出す「爆速」レシピは、時短より上を行くタイパ思考を表すワードとして話題となっている。
ユーザーのコメント
・料理に対して興味ややる気が出てくるキーワードだから
・時短より早く作れるのは正義
9位:デパ地下風
デパ地下の食料品売場で量り売りされているような、少しリッチなおかずのこと。大きめの具材にドレッシングやソースがしっかりからんでおり、見た目に華があってどこをとってもおいしい点が人気。作り置きにも。
ユーザーのコメント
・Instagramでも紹介されていて、見かける機会が多かった。おうちごはんとして優秀だなと思った
・自分で見様見真似で作る。家計にも優しく贅沢な食卓になる
8位:ちくわレシピ
物価高騰が続き今期もさまざまな節約レシピが人気であったが、中でもちくわは人気の食材で、多くのフーディストたちがちくわレシピを投稿。穴に具材を詰めたり揚げたりと楽しみ方が幅広く、お弁当のおかずとしても人気。
ユーザーのコメント
・物価高でお手頃なちくわをたくさん使った
・個人的に推しの食材です。安くておいしくて優秀食材と思って日々活用しています
7位:発酵あんこ
砂糖を使わず、発酵の力だけで甘みを引き出すあんこ。炊飯器で作れる簡単レシピの投稿がSNSで増えるにつれトライする人も増加。砂糖を入れなくても甘くなるという不思議さ、実験的な楽しさもあり注目を集めている。
ユーザーのコメント
・発酵あんこは今年前半でよく見かけました。ヘルシーで発想も新しくて一番作ってみたいと思いました
・腸活が私世代では流行ってるので、発酵食品に目がむくようになった
6位:アイリスオーヤマ
生活家電や調理家電など多彩な製品を開発・販売する日本のメーカー。手頃な価格で高品質なアイテムを揃えており、一人暮らしから子育て世代まで幅広く支持を得ている。SNSには同社のフライパンや電気圧力鍋などを活用したレシピがシェアされている。
ユーザーのコメント
・消費者目線の商品開発がうれしいから
・要らない機能を無くして安価な商品が支持されているアイリスオーヤマを見聞きした
5位:リュウジの本気シリーズ
人気料理研究家・リュウジさんが発売した商品シリーズ。数時間で完売した「本気(マジ)カレー」からパスタソースの「本気(マジ)ソース」、万能調味料の「本気(マジ)スパイス」など、唯一無二のオリジナル商品は販売や再販のたびに話題になっている。
ユーザーのコメント
・リュウジの本気シリーズはよく耳にしたり目にした
・売り切れたり再販決定など話題になっていたから
4位:暗殺者のパスタ(スパゲッティ)
南イタリア・プーリア州発祥の料理で、スパゲッティをフライパンで焼き付けてからトマトソースを煮含める独特の調理法と「トマトソースが飛び散って殺人現場のようだから」「唐辛子が殺人的に辛いから」などが由来とされるユニークな名前で話題に。
ユーザーのコメント
・実際にSNSで良く目にして作っていました。今年といえばこの料理と思います
・地味な見た目ながら工程の斬新さとおいしさで自分自身も虜になりました
3位:鶏むね肉で節約レシピ
食材の値上げが続く中、手頃な価格でお財布にもやさしい食材として人気。低カロリーで高たんぱくなことから健康志向の方にも欠かせない食材に。やわらかい肉質と淡白な味でサラダや炒めもの、煮ものなど幅広い料理に向いている。
ユーザーのコメント
・飽きずにおいしく食べられるよう色々と工夫しています。今年はSNSでおいしそうなレシピを見かけることが多かったと思います
・物価が高くなるなか、鶏むね肉の節約レシピはありがたかった
2位:ライスペーパー
スイーツやおつまみ、スナックなど新たなアレンジがSNS上で急増しリバイバルヒットに。もちもちの食感や具材が透ける華やかな見た目も人気となっている。ライスペーパー料理をシェアするTikTokクリエイターも話題となった。
ユーザーのコメント
・具をライスペーパーで包むことで、難しいクリームコロッケが上手く作れたり、いつもと違う餃子になったり、おいしそうなアレンジレシピがたくさん出てきた
・ライスペーパーはいつも余らせていたので、流行したことではじめて知った活用法が多くあった
大賞:米粉スイーツ
米粉人気が継続する中、米粉レシピのバリエーションが充実してきており、米粉スイーツを作るフーディスト(※)も増加。グルテン摂取を控えている人だけでなく、米粉ならではのやさしい風味が好まれている点にも注目。
ユーザーのコメント
・ネットでよく見かけ、私も初めて米粉を使ってマフィンなどのおやつをよく作りました。グルテンフリーなので今後もさらに米粉を使う料理は増えると思います
・米粉スイーツは自分も好きなので注目していました。たしかに今年店頭でも見かけることが多かったです
・ヘルシーで振るう等の手間も要らず扱いやすい点も良い
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新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、ウィズコロナ元年となった2023年。各地で大型イベントが再開され、野球やサッカーの応援で盛り上がった一方、長く続くインフレで物価上昇はおさまる気配はありません。そのような中、国内の料理や食への関心はどのような動きがあったのでしょうか。
2023年大賞に輝いたのは「米粉スイーツ」です。小麦粉の価格が高騰したことで注目された米粉ですが、SNSでも米粉を使ったスイーツレシピを投稿する人が一気に増えトレンド化しました。Instagramでは「#米粉スイーツ」の投稿が30万件以上シェアされており、専門店が増え関連書籍も多く出版されました。フーディストからは「ヘルシーでももちもちした食感にはまった」「はじめて米粉でマフィンを作った」などの声が届きました。最近では玄米粉のニーズも高まってきており、2027年には米粉全体の市場規模が350億円にのぼる(※)と予測されています。
2位の「ライスペーパー」は上半期からワンラックアップとなりました。ベトナム料理の定番であった生春巻きの皮を、トッポッキ風にしたりお好み焼きに活用したり、フルーツを包んでクレープ風にしたりと多彩なアレンジレシピがSNS上を席巻し話題に。フーディストからは「気に入って我が家の定番食材になった」「意外な使い方に関心したし進化を感じた」という声が届いており、「フーディストノート」でも検索数が昨対比で35倍に上昇しました。
3位の「鶏むね肉で節約レシピ」と8位の「ちくわレシピ」は昨年から続く物価高の影響を受けたキーワードになります。どちらも手ごろな価格ながら幅広いアレンジがしやすく、満足度の高い料理を作れるため根強い支持を得ています。フーディストからは「今年は卵や野菜の価格高騰が著しかったので、価格が安定している鶏むね肉やちくわは大活躍した」「鶏むね肉は低カロリーで高たんぱくなのでヘルシー食材としても重宝した」などのコメントが寄せられました。
物価が高騰するなか、さまざまな工夫をしながら料理を楽しむ様子があらわれた「2023年トレンド料理ワード」はいかがでしたか?フーディストサービスではトレンド料理ワードの発表と合わせて、2024年注目の料理関連トピックスもご紹介しています!ぜひ、チェックしてくださいね。
2023年の料理トレンドに関するアンケート概要
回答者詳細
年代:20代2% 30代19% 40代30% 50代34% 60代以上15%
有効回答:409名
アンケート実施期間
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