そら豆のチャーハン、アサデス。の収録に行ってきました。
∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆様、お元気ですか~
4月に入って暖かくなりましたね~今年の桜は咲くのが遅かったですが、昨日は自宅近くの桜も満開を過ぎて桜吹雪になっていました。この週末、花見に行きたいとこだったんですが、KBCアサデス。九州、山口の収録で鹿児島県霧島市に行ってきました。
アサデス。九州山口に「ハピぐる」って番組企画がありまして、
「普段照れくさくて「ありがとう」を伝えることができない。
大好きな人に、料理を通して感謝の気持ちを伝えます。」
感謝の気持ちを込めた料理を作りたいので、KBCリポーターの平田さんと助っ人料理人がお手伝いにお邪魔するって企画です。レシピブログさんの「よろこばレシピ」みたいな感じですね、この企画の助っ人料理人として行ってきました。
収録日は4月の2日と3日でした。当初の予定では3日だけでOKって感じだったんですが、2日に食材調達の場面を撮るって話になり、鹿児島県姶良郡にある「タイヨー栗野店」に16時までに行く事になりました。自宅から現地までグーグルマップで調べると2時間30分位かかります。九州新幹線で新水俣駅まで行き、そこからは鹿児島空港行きのバスに乗り換えです。バスにのるのはちょっと不安だったんですが、JRフル活用で行くと遠回りになり、3時間半くらいかかるので、新水俣駅からバスで行くことにしました。その代わり、2時間ほど時間に余裕を持って行きます。
タイヨー栗野店に14時過ぎに到着。番組スタッフの皆さんは料理に挑戦する久保さんと撮影してる筈なので、ベンチに座って皆さんをお待ちしました。(待ってる間にブログ更新しちゃいました。スマホがあると超便利ですね)
今回、料理に挑戦する久保さんは脱サラして就農した新人農家さんで、就農3年目だそうです。奥様と弟さんの3人で頑張ってらっしゃるそうで、脱サラして農家をやりたいといった久保さんに何も言わずに付いてきてくれ、黙々と手伝ってくれる奥様に感謝の料理を作りたいとのことです。
初日はレポーターのボビーさん(今回はボビーさんがレポーターの予定でした)と久保さん、私の3人で買い物をする予定だったんですが、ボビーさんが急病で(しかも当日の朝、ロケ車の中で発熱!40度もあったそうです)出演できず、私と久保さんの2人で買い物シーンを撮影しました。買い物シーンの撮影は順調に進み、終了後、今夜のお宿、JR国分駅近くにあるロイヤルイン国分に荷物をおろします。その後、スタッフさんと近場で食事、食事後は爆睡でした。
4月3日
ロケ2日めです。ボビーさんが風邪でダウンしてるので急遽、平田さんがレポーターを務めることになりまして、何と昨夜、0時過ぎにホテルに入ったそうです。ホテルを6時に出発(勘違いして10分遅れました・・・・)、久保さんの畑に向かいます。今回、久保さんが農家をされてるって事で、最初はそら豆を使った料理を作る予定でしたが、今年は2月に大雪が降ったり、その後も寒暖差が大きかったので育成が遅れ、未だに花が咲いてる状態で間に合わず、メインの食材を玉ねぎとニンニクに変更しました。
久保さんの畑は山あいにある段々畑で、自然豊かでめっちゃいいところでした。早朝に着いたので周りは静か、ウグイスが「ホーホケキョ」っていい声で鳴いてるのが聞こえます。
レポーターの平田さんは久保さんと初対面なので、ここで出会いのシーンを撮影し、久保さんの玉ねぎとニンニクを収穫します。
畑で新玉ねぎと葉ニンニクを収穫し、これを料理に使います。葉ニンニクは球根が大きくなる前のニンニクで、葉を食べるニンニクです。一見、長ネギみたいですが葉の形が違います。これ、初めて使いましたが美味しかったです。一般には流通することは少ないらしいですが、スーパーにあれば買っちゃいそうな美味しさでした。
久保さんのお宅は築100年以上の農家をリフォームしたもので、玄関の土間をダイニングにし、土間に続く炊事場もリフォームしてあって、片側にはシステムキッチン、反対側には昔ながらのカマドが残されていて、今でも使っているそうです。久保さんのご希望にカマドでの炊飯があったのですが、カマドはまずはカマドに慣れることからはじめないといけないので、今回は時間の都合上できませんでした。
TVの番組&フンドーキンさんの特設HP作成用の撮影&奥様へのサプライズ&ドッキリ!と言う、盛りだくさんの撮影だったので時間的余裕は無いと思わないといけません。料理時間は3時間取ってありましたが、撮影は通常長引くもので、段々と時間が押してきます。内心、焦りつつも笑顔で撮影(*^^*) 主人公の久保さんは休む間もなく大変だったろうと思います。料理のシーンでは主に久保さんに作業してもらいましたので尚更です。
多少のドタバタはありましたが、奥様が帰ってくる前に料理は完成!! 大急ぎでシズルの写真(料理の完成写真)を撮影し、奥様を出迎えるセッティングをします。台所を片付けてテーブルセットし、これが大事なとこですが、隠しカメラとマイクを複数セットし、撮影スタッフは物置からモニターで進行を見守ります。やがて奥様とお父さまが帰宅。お父様はドッキリの内容を知ってらっしゃいますが、奥様は当然知りません。その後の展開は・・・・・結果的に大成功でした!おまけにお父様の嬉し涙付きの大成功で、私ももらい泣きしちゃったくらいです。その内容はまた次の機会に書きたいと思います。
そら豆のチャーハン
今回、本当はそら豆を使った料理を作る予定でした。結局、寒波の影響でそら豆の収穫が遅れ、使わなかったレシピの一つがこれです。そら豆の塩茹でをチャーハンの具にしました。これが結構いい感じでして、色合いも春っぽくてよかったです。下の動画で作り方を紹介しています。
これとは別に考えていたのが、塩茹でのそら豆を彩りに使った海鮮ちらし寿司です。これも良いレシピだったので、是非、作りたかったので、ちょっと残念です。レシピだけ紹介させてもらいます。画像は彩りにそら豆じゃなく大葉を使ってます。
そら豆と漬けカツオの簡単ちらし寿司
材料 3~4人分
そら豆 8~10本(正味120g位)/ カツオの刺身ブロック 200g / 米 2合 / 玉子 2個 / 大葉 6枚 / 海苔の佃煮 大さじ2 / 甘酢生姜 20g / 寿司酢 60ml / 練りからし 適宜 / 塩、日本酒 適宜
A
フンドーキンあまくて美味しい醤油 大さじ6 / 砂糖 大さじ2 / 日本酒 大さじ3
B
塩、砂糖 各ひとつまみ / 日本酒 小さじ2 / 片栗粉 小さじ1/2
作り方
1) 酢飯を作ります。酢飯用に炊いたご飯に細かく刻んだ甘酢生姜を加え、寿司酢を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜます。ラップを被せた皿に酢飯を広げ、ダマをしゃもじで潰したら、湿らせて固く絞った布巾を掛けて熱を取ります。
2) そら豆を茹でます。そら豆はサヤから出し、薄皮の黒い部分に切れ目を入れます。鍋に1リットルの湯を沸かし、塩20gと日本酒少々 を加え、切れ目を入れたそら豆を2分茹でます。ザルにあげて水気を切ったら、うちわで仰いで粗熱を取り、薄皮をむいておきます。
3) カツオの漬けを作ります。カツオの刺身を小さめに切ります。包丁の刃元から切先まで長く使い、包丁を引くように切ったら、混ぜあわせたAに漬け込み、冷蔵庫で15分から30分、漬け込みましょう。
4) 錦糸卵を作ります。卵をボウルに割り入れ、Bを混ぜます。耐熱皿にラップを被せてサラダ油を薄く塗り、卵液の1/2量を入れたら電子レンジ(500w)で2分ほど加熱して固めます。固まったら取り出し、ザルの上に乗せて冷ましましょう。 これを2枚作り、冷めたら丸めて細く切ります。
5) 大葉はクルクルと巻き、端から細く刻みましょう。
6) 盛りつけです。皿に酢飯を広げ、海苔の佃煮をちらします。上にカツオの漬けをのせ、間に錦糸卵、大葉、茹でたそら豆の順をのせていきます。仕上げに水で伸ばした練りカラシ をお好みでたらしてできあがりです。