牛たたき & JSB観戦ツーリング
∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
今日は関東方面で地震があったようですね。こちら佐賀は地震が少ないので、震度4とかニュースで観るとびっくりしちゃいます。落ちてきたガラスで怪我をした方も居らっしゃるとか聞きました。お気をつけ下さいませ。
トップ画像は「牛たたき」です。たたき用の牛塊肉の表面をしっかりと焼き、その後に氷水で冷やして作ります。料理の見た目がローストビーフと似てますが、ローストビーフは表面を焼き、その後に温度を低温に保ち、肉の中心温度を70℃以上にあげますが、牛たたきの場合は内部の温度は低いままなので、刺身状態なのが違います。
ローストビーフと牛たたき、同じような材料を使って見た目は結構似てますが、ローストビーフはちゃんと熱が通っているので加熱した肉の旨味があり、牛たたきは表面を焼いた刺身ですから、生肉独特のあっさりした旨味があります。一時期問題になったユッケですが、今、お店で注文すると、牛たたきの表面の焼けた部分を削り取り、内部の肉でユッケを作る方法で作ってると思います。
牛たたきは表面を焼いて後は冷やすだけなので、作るのは早いです。あっという間に作れます。しかしこれも作ってすぐに食べるのはいだだけません。火入して氷水で冷まし、水気を拭き取ったら、冷蔵庫で1時間位休ませるんです。その後に切ったほうがいい感じで、私には美味しく感じます。一番良くないのは表面を火入し、その後、よく冷めないうちに切ったのです。細かいところでこうしたほうがいいってとこが、まだ他にもあるんですが、大まかにはこんな感じですね。
材料3人分
牛塊肉たたき用 250g
玉ねぎ 1/2個
刻みねぎ、ミニトマト、練りワサビ、おろし生姜、おろしニンニク、ぽん酢しょう油 適量
塩、黒こしょう 適宜
A
しょう油、酢 各大さじ2
作り方
1)牛塊肉に塩と黒こしょうをふります。
2)フライパンにサラダ油(分量外)を入れて熱し、煙が出る直前まで強火で熱したら1)の牛肉を焼きます。1面、4~50秒づつ、しっかりと焼き目がつくまで焼き、全体に焼き目がついたら氷水で冷まします。
3)牛肉が冷めたら取出し、キッチンペーパーで巻いて水気を吸い取ります。水気をとったらポリ袋に入れ、Aを加えて口をとじ、冷蔵庫のチルド室で1時間馴染ませます。
4)玉ねぎを薄切りして水にさらし、何度か水を替えたらザルに上げ、しっかり水気を切ります。これを皿に敷き詰めます。3)の牛タタキを取り出し、水気をキッチンペーパーで拭き取ったら薄く切って盛りつけます。この時、肉の繊維を断ち切るようにします。2)で焼く前に肉の表面を観察し、肉の繊維が走っている方向を確認しておくといいです。盛りつけたら刻みねぎをちらし、にんにく、生姜、わさびなどお好みの薬味を添えます。ぽん酢しょう油かしょう油で頂きます。
日曜日に大分県にあるオートポリスにJSB観戦に行ってきました。
JSBは全日本スーパーバイク選手権のスーパーバイククラスのことで、排気量1000ccの市販車をベースに改造したバイクでレースが行われます。私の友人がヤマハのディーラーをやってて、観戦ツーリングに誘ってもらったので行ってきました。→YSP久留米 実を言うと私も若い頃、レースをやってたんです。30すぎまでオフロードのレースをやってました。ロードレースはやったことないですが観るのは楽しいですからね。それに観戦ツーリングだから、バイクでツーリングがてら行くのも楽しいです。行くと決めてから娘に一緒にいく?と聞くと、ついてくると言うので尚更行くのが楽しみになりました。うちの娘は中3と高3、なかなか男親と遊びに行ってくれないので、こういう機会にでも娘と遊びに行けるのは嬉しい事です。
ツーリングですからバイクで行きます。私のバイクはDT230っていう古いバイクで、これで行ってもいいんですが、弟が持ってるヤマハMT-01を借りて行くことにしました。MT-01は1700cc2気筒の個性的なバイクで、ちょっと乗りにくいけど面白いバイクです。
Mt-01
上のバイクがMT-01です。国産にしては珍しく個性の固まりみたいなバイクです。外車に乗ってらっしゃる方がよく言われるのが国産は個性が無いですが、このバイクは個性がありすぎて売れなかった?可哀想なバイクです。一部熱狂的なファンがいるので中古車価格はかなり高め。これで行ったもう一つの理由が、友人がこのシリーズの新型を購入したので、新旧のMTシリーズでツーリングに行ってバイク談義に花を咲かせようかというわけです。
MT-09
MT-07
上のMT-09は同級生の友人が買ったんですが、彼も私と一緒に若い頃レースをしていた仲で、今は子育てで大変なんですが、来年、息子さんが大学に入るから、買うなら今しかないかなと思って買ったそうです。家族ができると若い頃みたいに自分の一存では買えなくなっちゃいますが、同じ趣味を続けられてるのは私も彼も幸運なんだろうなあと思います。
今回のツーリングのメンバーですが9人集まって、最年少は私の娘(高3)、次が知り合いの息子さん(大学生)で、他のメンバーは全員40すぎ・・・平均年齢が超高いです。バイクに乗る若い人が年々減ってるので、ツーリングに行くメンバーも高齢化してます。だからと言う訳じゃありませんが、全員、安全運転です。福岡県久留米市を朝8時に出発して、途中、ゆっくりとした休憩を入れ、大分県のオートポリスについたのが10時前でした。
オートポリスのゲートでチケットを提示して入場すると、YSPメンバーにはヤマハさんが駐車スペースを用意してありました。横にホスピタリティテントが用意してあり、そこでアンケートを買いて記念品をもらい、レースは昼からなのでイベント会場を見物して回ります。会場内には主要なバイクメーカーさんの展示ブースがあり、食べ物の屋台もたくさん出ています。JSBの本選は時からなので見物して歩きました。市販のバイクも展示してあったので色々見応えがあったのですが、その中でも今月発売されたヤマハの3輪スクーターのトリシティが面白そうでした。友人の話では凄く売れてるらしく、乗ってて安心感があるそうです。
会場内やグランドスタンドをぶらぶらして時間を過ごした後は昼、12時からピットウォークがありました。ピットウォークはサーキットのピットを歩いて見学できるサービスで、近いところからレース用のバイクやライダーを見ることができます。私達はYSPのイベントで来たので、チームヤマハの中須賀選手がご贔屓です。
上の写真が中須賀選手のヤマハR-1レーサーです。市販車ベースですが200馬力を軽く超えるスーパーマシンです。中須賀選手はこのバイクでドリフトしながらコーナーリングします。私もオフレースはやってましたが、今のロードレースのドリフト走行は理解の外です。当然ですが試そうとも思いません。
この日は2&4と言って、4輪のスーパーフォーミュラのレースも同時開催でした。それでピットは2輪、4輪、2輪って具合に並んでいて、4輪のピットにはフォーミュラマシンが裸の状態で馬に載せられてるのを見ることができました。
こういうのはメカ好きにはたまりませんね。
ピットウォークが終わったら本戦に備えてグランドスタンドに移動します。昼飯用に屋台で阿蘇赤牛を使った阿蘇バーガーを並んで買います。しばらく並んで買った後、グランドスタンドの第一コーナー側に行きました。ここでは1コーナーの突っ込み合戦を観ることができます。
阿蘇バーガーを食べ(マジで美味しかった)、落ち着いたところでJSB本戦が始まりました。
ところがですよ、スタートして1周目、最終コーナを立ち上がり、メインストレート前半部分で2台が絡むアクシデントがあり、黒旗中断になりました。幸いにしてライダーは無事だったそうですが、場内は騒然となりましたね。
再スタート後はカワサキの柳川選手がレースをリードしました。ヤマハの中須賀選手は4番手で続いていましたが、レース終盤でトップに出てそのまま逃げ切りました。下の写真は1コーナーめがけ、フルブレーキングで突っ込んでいく中須賀選手です。
久々にロードレース観戦できて楽しかったです。ここ数年はレース観戦に行く余裕なんて無かったんですが、娘と一緒にいけていい思い出になりました。