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筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア
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エイのムニエル・パセリバターソース 、 御手水(おちょうず)の滝

筋肉料理人さんの公式連載です。おうち飲みにぴったりな、ビールや日本酒にあう簡単おつまみレシピをご紹介します。今回は「エイのムニエル・パセリバターソース 、 御手水(おちょうず)の滝」です。
2014/09/23
2014/09/23
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エイムニエル05.jpg


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!

今日は秋分の日でしたね。これから段々と秋の夜長の季節になり、過ごしやすく食欲も出て、運動もしやすい季節になります。まさに食欲の秋!がすぐそこに来てる感じです。こちら佐賀県は北に玄界灘、南に有明海、東に長崎、西に大分があり、色々な海の幸が集まってきて、美味しい魚が一年を通して食べられます。中でも有明海産の魚には面白い魚が多く、ムツゴロウとか皆さんご存知の魚もあれば、ウミタケ、ワケノシンノス、ワラスボ、メカジャ等、地元に住んでいないと、もしくは地元に住んでいても珍しい魚、怪魚?もいます。そんな中でエイは魚屋さんで割とよく売ってる魚の一つです。有明海で食用にされるエイはアリアケアカエイと言って美味しいんです。エイはサメの仲間だからアンモニア臭いんじゃ?と魚に詳しい人ならそう思うでしょうが、有明海のエイは煮付け唐揚げにするとスーパー美味!マジで美味しいので、魚好きの方にはお勧めです。

個人的には煮付けが一番好きです。エイはサメの仲間だから骨が軟骨で、煮こむと柔らかくなって美味しいんです。唐揚げにしても軟骨まで食べられますが、煮付けの少し柔らかくなった軟骨のコリコリが美味しいんですよねえ。ですが洋食ではムニエルが定番なんですよ。たまには洋食で食べてみるかと思い、ムニエルにしてみました。お店で食べる上品なのでなく、でっかい切り身でガッツリですがwwww


エイのムニエル・パセリバターソース


材料 2人分

エイの切り身       4枚

オクラ           6本

ミニトマト          1個

パセリ            10g

バター           20g

白ワイン          大さじ3

レモン汁          大さじ1

塩、コショウ、小麦粉   適量

オリーブ油         大さじ1


作り方

1)エイの切り身は皮にヌメリがあったら、包丁でこすって落とします。塩とコショウを振って10分ほど馴染ませます。パセリは細かいみじん切りにしておきます。

2)オクラはガクとヘタを切り取り、塩をまぶして産毛をこすり落とし、さっと湯がいて冷水で冷ましておきます。

3)エイの切り身は水が出ていたらキッチンペーパーで包んで水気を吸い取り、小麦粉を薄くまぶします。フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、エイを入れて焼きましょう。身の厚みの半分くらいまで色が変わったら返しましょう。

エイムニエル14.jpg


4)反対側も同じように焼いて熱を通したら皿に盛りつけます。フライパンのオリーブ油を拭き取り、バターを入れて溶けたところでワインとレモン汁を入れ、沸騰したらパセリを加えます。パセリが色鮮やかになったらエイのムニエルにソースを掛けます。茹でたオクラ、半分に切ったミニトマトを添えて完成です。

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エイのムニエルの完成です!

エイのムニエルは美味しいです。洋食好きな方ならエイの味をご存知でしょうが、有明海のアカエイも是非味わって欲しいですね。しっかり旨味があるのに癖がなく、どちらか問えばあっさり味。そしてコリコリとした軟骨の食感が素晴らしいです。部位によって肉厚、軟骨の大きさが違うのでムニエル向き、煮付け向きの部位はありますが、部位に応じた料理をすれば後悔はないでしょう。ああ・・・書いててまた食べたくなってきました。次は煮込みかなあ。



御手水の滝に行ってきました。御手水と書いて「おちょうず」と読みます。

御手水の滝は佐賀県鳥栖市にあって、自宅からは車で30分位のところにあり、昔、修験道の修行をしてる行者さんがこの滝で手を清めたか事からそう呼ばれているそうです。鳥栖市の市役所からも同じ位の時間でいけるので、とっても近場の自然を味わえるスポットになっています。ここにはキャンプ場や川を利用したプールがあって夏休みは沢山の人で賑わいます。そして、ここを起点にて近場の山に登れるので、土日は登山する人が列をなして歩いています。

御手水の滝は上流の一の滝、その下に二の滝の2つの滝があります。駐車場に車を停め、皮の横の遊歩道を登って行くとまずは二の滝が見えてきます。下の写真が二の滝です。

御手水の滝af03.jpg


ここは鳥栖市の中心街から30分ほどの所なのに深山の趣があって、実にいいところです。下の写真は遊歩道の途中の写真です。なんだか雰囲気がいいでしょう?

御手水の滝af06.jpg


駐車場から10分も歩かないうちに一の滝に着きます。

御手水の滝af05.jpg


意外に大きな滝で落差が22メートルもあるそうです。近くに行くと水しぶきでひんやりしています。そして修験道の行者さんが手を洗ったという由来があるからか、滝の横には石洞が掘ってあり、中には地蔵さんが祭ってありました。地蔵さんに手を合わせて外にでると滝は目の前、近くによるのはちょっと怖い雰囲気。

上の写真の橋を渡り、左の方に行くと九千部山という、紅葉がきれいな山への登山ルートがあります。ここから九千部山までゆっくり行っても片道3時間もかからないそうなので、来月はここをベースに九千部登山してみようかななんて思ってます。その前にトレッキングシューズを買って、慣らしとく必要がありそうですね。

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筋肉料理人

佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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