レンジで一発!ほっくりおいしい「肉じゃが」のおすすめレシピ

肉じゃが。
って大好きなんですけど、自分の中でこだわりがありまして、偉そうに、おいしく作るポイントとか言って本にもブログにものせていました。ただ、
・最初に油で炒める
・先に砂糖とみりんだけで煮る
・落としぶたを必ずする
・途中でしょうゆ、最後にもう一度みりん
・火からおろして冷ます
このせいで、ちょっと気合いのいる料理だったんですね。
それを無視して、以前にも一度レンジで作るバージョンを載せたことがあったんですが16~18分加熱せなあかんあげく、耐熱ボウルの大きさによっては固い部分が残っていたりもして、結構面倒くさくて、ほなお鍋で作りますわ!!!って感じで。(申し訳ございません。当時の精一杯でした)
あれから数年…
レンジとのお付き合いはものすごく密になり、何度か夜も過ごすうちに彼の癖や特徴、長所短所もわかるようになりました。(コロンのにおい、髪をかきあげる癖…)
今回、耐熱容器(ジップロック)で、野菜とお肉の順番などを変えてリベンジしてみたらものすごく簡単に短時間で煮崩れもせずほっくりとお鍋で作るのと大差ない味にできあがりました。
肉じゃがって、人によっては「芋はおかずにならん」とか言いだして結構手間がかかるのに、まさかの副菜の立ち位置におかれることもあるんですよね。
この作り方だと、副菜でも全然苦にならないし(ポテトサラダより楽やし)子どもと自分の分しかご飯がいらないとか、1人暮らしでたくさん作っても食べきれないというときにも便利です。
なんか興奮して長々としゃべってすみません。よかったら作ってみてください。
今回、めずらしく一応じゃがいもなど重さも量って書いてます。几帳面な方だけ参考にしてください。
「肉じゃが」レシピ

材料
・じゃがいも…2個
・玉ねぎ…1/4個ぐらい
・豚バラ肉(または豚こま切れ肉)…100gぐらい
・にんじん…1/2本(50gぐらい)
A しょうゆ、砂糖、酒…各大さじ1と1/2ぐらい
A みりん…大さじ1ぐらい
作り方
1. じゃがいもは小さめのひと口大に切る。(お鍋で煮るより小さめに、1つを5~8等分ぐらい)玉ねぎは薄切り、にんじんは小さめの乱切り(火が通りにくいので小さめに)、豚肉は食べやすい長さに切る。
2. 耐熱容器(ジップロックコンテナ※容量591mmまたは700mlのもの)にお肉→玉ねぎ→じゃがいもとにんじんの順に入れ、合わせたAを全体にまわしかける。
※ターンテーブルの場合は底、フラット型の場合は一番上にのせるとやわらかく仕上がります。



3. ふわっとラップをかけ、電子レンジ(600W)で8~10分加熱する。全体をよく混ぜれば完成。
※そのまま置いて、一度冷ますと中まで味がしみ込みます
※レンジから出したてはこんな色で「えっ!?(ウソツキー!)」ってなりますが、よく混ぜてしばらく置くとしみますんでご安心ください

ワンポイントアドバイス
・ちなみにこのレシピ、水を入れずに作るので、ホクホクに仕上がりおいしいんですが、個人的にはあのシャバシャバの汁に浸ったお芋が好きなんですね。その場合は、できたてにすぐお湯または水を大さじ2ほど入れてください。どんだけ適当やねん!!って思われますが、ちゃんとなじみます。おいしいです
・ちなみにこのレシピ、お鍋と違って煮崩れずきれいに仕上がりおいしいんですが、個人的にはあの煮崩れたお芋が好きなんですね。その場合は、混ぜるときにわざと菜箸で乱暴に混ぜてください。どんだけ適当やねん!!って思われますが、いい感じに周囲が崩れ去ってくれます。崩れてくれなければ、数分追加で加熱してください。いつか限界がきて煮崩れます