ふわふわ食感のじゃがいもがおいしい!「そぼろのポテトトースト」【かな姐さんのお取り寄せレシピ】
こんにちは、井上かなえ(かな姐)です。
子どものころ、近所のお寿司屋さんでお昼ごはんを買う「お寿司の日」というのがたま~~~にあったのですが、幼いのころのわたしが食べるお寿司は、ほぼちらし寿司一択でした。
まぐろやえび、たこなどのネタがのった寿司飯には、黄色い錦糸卵がちりばめられ、その一部分にはピンク色の桜でんぶがかけてあって、赤や黄、ピンクなど彩りがきれいな、そのちらし寿司がわたしは大好きでした。
特にその桜でんぶの部分はふわっと軽いわたあめのような食感で、口の中に入れるとシュッと溶けるように甘く、まるでお菓子のようで食べるのがもったいなくていつも最後まで取っておいたものです。
昔から食べ物に興味津々だったわたしは、母に聞いて、それがお魚を使ったふりかけだと知ってからは、あれを買ってくれと母に頼んだ記憶があります(砂糖のかたまりだからダメ!!!!!!と、たしか言われた 笑)。
でんぶといえばあのあま~~~~~~~~~~~い桜でんぶしか食べたことがなかったのですが、今回送っていただいたのは、四季折々の旬を大切に、素材を生かしたお料理を提供される日本料理の料亭「日本料理 花菱」が作ったお魚のそぼろ、つまりでんぶなのです。
玄界灘のたい・さわら・さばを使用し、それらを丁寧におろして蒸し上げ、みりん、しょうゆ、砂糖、しょうが、酒というシンプルな味付けで丁寧に煮詰め、さらに丸一日かけて煎り、完全に水分を飛ばすことで魚のうまみは凝縮され、きめ細やかな魚の繊維はふわっふわの食感になります。
丁寧に丁寧に作られた魚のそぼろ。まずは“おすすめの食べ方”として説明書に載っていた方法で、炊き立てのご飯にふわぁっとのせていただいてみました。
口の中に入れた途端、お魚のやさしいうまみが口いっぱいに広がり、ふわっとしゅわっとした口当たりでうっとり幸せな気分に!味付けも決してしょっぱすぎないので、欲張っていっぱいかけても全然濃くなりすぎないのがうれしい。
台湾や香港で食べた肉髭をお魚で上品に作った感じ?とにかくこの食感はくせになります。
お魚の味を生かした味付けは、甘すぎないししょっぱすぎないので、大人はもちろんのこと、小さなお子さんにも喜ばれそう。
冷凍の状態でもカチコチにならないので、冷凍庫から出してスプーンですくってご飯にかけるだけ、朝ごはんに手軽にたんぱく質が摂れるのも良いです!!
ふわぁっと削ったうまみたっぷりのチーズにも似ているので、豆乳としいたけで作ったリゾットにもトッピングしてみましたが、これが大正解でした!
今回はこのそぼろを使って、ポテトサラダを作ってみました。
じゃがいもの表面にふわふわの食感をまとわせたらきっとおいしいだろうなと思ったのですが、これも大正解。朝のトーストにのせて食べましたが、うまみたっぷりでほんっとおいしかった!
今回は「鯛そぼろ」を使いましたが、「鰆そぼろ」「鯖そぼろ」もあるので、それぞれのお魚の味の違いも楽しんでみようと思います。
「ふわふわそぼろのポテトトースト」のレシピ
材料(2人分くらい)
・じゃがいも…1個
・塩…少々
・米酢…小さじ1
・ディジョンマスタード…小さじ1(なければからしでも)
・マヨネーズ…大さじ1
・「鯛そぼろ」…大さじ1~2
・食パン…2枚
作り方
1. じゃがいもは皮をむいて2cm角に切り、水にくぐらせて耐熱コンテナに入れる。蓋を斜めにのせ、600Wの電子レンジで2分30秒加熱する。
2. じゃがいもの水気をきり、塩と酢を振って粗熱が取れるまでおき、マヨネーズをからめる。最後に「鯛そぼろ」を入れてじゃがいもの表面にまとわせる。
3. 食パンはトースターでお好みの加減になるまで焼き、2をのせる。
アツアツのご飯にも、お粥やリゾットのトッピングやパスタにも!いろいろアレンジして楽しめます。日々の食卓に気軽にお魚を取り入れたいと思っている方にもおすすめです。
今回のお取り寄せレシピはいかがでしたか?他にも、おとりよせネットが運営するおいしいマルシェでは、お取り寄せするのがもっとわくわく、楽しみになる「お取り寄せレシピ」をご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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