塩ちぎりパン♪
こんにちは、あいりおーです。
だんだん朝晩が寒く感じられるようになってきましたね。
私はスーパーで売ってる果物や野菜でも季節を感じるのですが、パンを仕込む水の温度でも季節を感じます(笑)。
すごくオタクっぽいですが、この仕込み水はパン生地が気持ちよく発酵できる温度の28℃にできるだけ近づけてこねあげたいと思っています。
なので夏はとっても冷たい水で仕込み、冬は温かいぬるま湯で、そして今の季節なら室温とほぼ同じくらいで仕込んでいます。
私の住んでる福岡の部屋の中は朝25℃くらい、仕込み水は27℃くらいにしてこねあがりが28℃くらいになっています。
凄くマニアックな話をしてしまいましたが、仕込み水についていつかもう少しお話しできたらなと思います。
連載第3回目となる今回は流行りの「塩パン」をこれまた流行りの「ちぎりパン」のダブルの流行りを取り入れてご紹介させてくださいね。
お店で見かける塩パンはロールパンの長ひょろい感じの成型が多いですよね。
でもロールパンの成型って結構難しかったりするので、今回は流行りでもあるけど、簡単にバターを包んでちぎりパン成型にしちゃいました。
それと外側がパリっと香ばしく、中はふんわりとさせたいと思いフランスパン用の粉「リスドオル」を使っています。
でもそんな粉持ってないわって方はいつもの粉でもOKです。
それでは早速レシピと作り方です。
「塩ちぎりパン」レシピ
分量
18cmスクエア型1台分
材料
・強力粉…200g(あったらフランスパン用の粉リスドオル)
・砂糖…20g
・塩…3.6g
・スキムミルク…6g
・インスタントドライイースト…3g
・全卵…25g
・水…105g
・バター…20g
●中に入れる有塩バター…2g×16個
●全卵と水小さじ1ずつ合わせた卵液…適宜
●岩塩…適宜
下準備
中に入れる有塩バターを画像のように2g×16個を冷凍庫に入れて凍らせておきます。
凍らせておくと成型するときにバターが溶けだすことなく、成型しやすいです。
作り方
1. バター以外の・印の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。10分後、バターを投入します。生地がこね上がったら、生地を丸め直してボウルに入れてシャワーキャップをかぶせて30℃くらいのところで生地が2倍~2.5倍になるまで1次発酵します。
※この時、うっすらボウルにショートニングやオイルスプレーなど塗っておくと、1次発酵終了時にパン生地を取り出しやすいですよ
2. ここは第一回目のやり方と同じなので第一回目の工程2を見てくださいね。今回はあとでバターを包むのでベンチタイムといって生地を休ませる時間を10分ほど取ります。その際生地が乾燥しないように私は大きなビニールシートをかぶせています。
3. ベンチタイムの間に型に油脂を塗って、底が取り外せない型は使い捨てのオーブンペーパーを取っ手代わりに敷いておきます(作り方2の画像①参照)。
ベンチタイムの終わった生地を画像のようにめん棒で軽くのばし、下準備で凍らせておいたバターを包みます。包み方は連載1回目の工程2を見てくださいね。
4. バターを包んで丸め直したら型に詰めて画像のように一回り大きくなるまで35℃に設定したオーブンや発酵器で2次発酵させます。この時生地が乾燥しないようにシャワーキャップをふんわりかぶせて発酵させると便利ですよ。
オーブンで発酵させる場合は余熱時間には取り出し、あとは室温で続きの発酵をします。
5. 一回り大きくなったら、●印の卵液を刷毛でパン生地に塗って、岩塩を適宜振りかけ、200℃のオーブンで14分ほど焼成します。
※ご家庭のオーブンに合わせて温度、時間は調整してくださいね
有塩バターの塩気と香りがとってもおいしい塩ちぎりパンです。
サラダや生春巻きとヨーグルトとフルーツの朝ごパンがお気に入りです。
翌日塩ちぎりパンが余っていたら、オーブントースターや魚焼きグリルで焼き直しするとまたパリッとして香ばしくなりますよ。魚焼きグリルは結構火力が強くてすぐに香ばしくなって時短になります♪
私は塩パンの底が大好きです。バターが染みて焼き戻すとカリカリで特においしいです♪
最後まで読んでくださってありがとうございます*^^*