ご挨拶と流行りのちぎりパン
初めまして、あいりおーと申します。
このたびレシピブログ様で連載記事を書かせていただくという、私にとってはあり得ないような一大事が起こりました!
パンが好き、パンを作るのが好き、パンを食べるのが好き、パンの写真を撮るのも好き。実はお菓子を作るのも好き(笑)。
そんな作ること大好きな私が「初めてでも簡単♪あいりおーの毎日作りたくなるおうちパン」というタイトルのとおり、おうちで気軽に作れるパン作りをこれからお伝えできたらなぁ~と思っています。自家製酵母などは操れませんが、インスタントドライイーストを使っての簡単なおうちパンをご紹介させてくださいね。どうぞよろしくお願いいたします。
さっそく今回ご紹介させていただくパンは、今インスタグラムやネットでも大ブームのちぎりパンです。ちぎりパンはポコポコとしたかわいい見た目と手でちぎって食べられるのが魅力的なパンですが、同時にパンの基本となる「パンの丸め」の練習にもってこいのパンなんです。パンの丸めが上手になったらきっと見た目もすてきでおいしいパン作りができると思います。
「ちぎりパン」レシピ
分量
18cm×18cmのスクエア型1個分
材料
・強力粉…200g
・砂糖…20g
・塩…3.6g
・インスタントドライイースト…2.8g
・スキムミルク…6g
・水…130g
○バター…20g
作り方
1. バター以外の・印の材料をホームベーカリーやこね機にセットし、スイッチオン。
10分後、バターを投入。生地がこね上がったら、生地を丸め直してボウルに入れてシャワーキャップをかぶせて30℃くらいのところで生地が2倍~2.5倍になるまで1次発酵します。
※発酵させる時にあとで楽ちんするポイントはボウルにうす~~くスプレーオイルやショートニングを塗っておくこと。1次発酵終了した生地が、ボウルをひっくり返すとコロンと出てきます
※余裕があったらこねあがりの生地の温度を測ってみてください。理想の28℃くらいだとパンが気持ちよくスムーズに発酵してくれます。それよりも低かったら少し発酵を長めに、それよりも高かったら発酵を少し短くするなど発酵をコントロールしてあげるとおいしいパンになります。こね上げ温度が高かったら今度は仕込み水の温度を低くしたり、こね上げ温度が低かったら仕込み水の温度を上げたり次回への参考にもなりますよ
2. 1次発酵を終了した1の生地量を量って、16分割にします。分割するときのポイントは分割数が多いので、ボウルからコロンと出した生地をまず半分に、その半分をさらに縦長半分に②のようにカットします。そのあと③のようにそれぞれ4等分にします。このようにすると簡単にとりあえずの16分割ができます。③までできたら量りで全てが同じ量になるように調整したら④のように丸めます。
丸め方のポイントは、分割した生地の綺麗な面を上にして右手で画像のように手の平でやさしく包み込むように生地の上に手を置き、小指から小指の付け根側全体で生地を手前に引き寄せると生地表面が張ってきます。次に親指から親指の付け根全体で生地を向こう側へ押し出すとまた生地が張ります。このように捏ね台の上で円を描くようにクルクルと生地をやさしく包みながら丸めます。
3. 2の生地を1~16まで丸めたら1から順に生地を再び丸め直し、オイルスプレーをした型に詰めていきます。画像のように一回り大きくなるまで35℃に設定したオーブンや発酵器で2次発酵させます。この時生地が乾燥しないようにシャワーキャップをふんわりかぶせて発酵させると便利ですよ。オーブンで発酵させる場合は余熱時間には取り出し、あとは室温で続きの発酵をします。
※分割が多く時間差が出るのであえてベンチタイムは取らず1~16の順番に成型します。底が取れない型の場合は使い捨てオーブンシートを取っ手代わりに画像のように敷いておくと取り出しやすいです
4. 3の2次発酵が終了した生地に強力粉を振って150℃で16分焼成します。焼きあがったら型からすぐに取り出し、粗熱を取ります。
おすすめの食べ方はお好みの具材を挟んだちぎりサンドやサラダプレートと一緒に好きなだけちぎっていただきます。ついつい食べ過ぎてしまうおいしさです。