おいしさのポイントは焼き方にあり!「手羽先のにんにく旨塩焼き鳥」
こんにちは、筋肉料理人です。
今日はオーブントースターで簡単に作れる「手羽先のにんにく旨塩焼き鳥」をご紹介させていただきます。焼き鳥の定番メニューでもある、こんがり焼けた手羽先はおいしいですよね。
家庭でおいしく作るコツは皮の脂を落とすのを意識して焼く事です。
手羽先には裏表あって、皮が分厚くぶつぶつがある方が表で、こちらの方に脂が多くついています。
今回はオーブントースター付属のトレイに、手羽先の脂が多い皮の分厚い表を上にしてのせて、電熱が直接当たるようにして焼きます。こうすることで余分な脂が落ちておいしく作れます。
「手羽先のにんにく旨塩焼き鳥」レシピ
材料(2人分)
- 手羽先…6本
- キャベツ…160g
- 日本酒…大さじ1
- おろしにんにく…小さじ1
- 塩…小さじ1/2~お好みで
- うま味調味料…小さじ1/4~
- 一味唐辛子…適宜
(キャベツのたれ)
- ポン酢しょうゆ…大さじ1
- 3倍濃縮麺つゆ…小さじ1
- 水…小さじ2
作り方
1. 手羽先は手羽中部分(身のある部分)の2本ある骨の中央を包丁で刺し、バット(画像では買ってきたときに入っていたトレイに入れています)に入れます。日本酒とおろしにんにくを混ぜ、手羽先にかけ、室温に15~20分置いてなじませます。
※室温に置くことで肉、骨の温度を上げ、熱が通りやすくなるようにします。また、時間を置くことでにんにくの風味を入れます
2. キャベツをザクザクと大きく切り、キャベツのたれの材料を混ぜ合わせておきます。
3. 室温に置いた手羽先をキッチンペーパーではさみ、水分を取ります。竹串(15cm、100円ショップで売っています)で手羽先の細い方からまっすぐになるように刺していきます。
※刺すときは表の方(皮にぶつぶつがある方)を上にしてまな板に置き、表の皮側に串を刺してください。裏の方の皮、身は薄いので刺さりません
※刺すときは怪我をしないように、竹串の進む方向を手で押さえないようにしましょう
4. 塩とうま味調味料をふって焼きます。オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷き、手羽先の表を上にして置いて焼きます。オーブントースターの温度設定を1000W(トースト、グラタン等)にして1分予熱し、17~18分焼きます。
※塩は後からもふれるので控えめにしましょう。うま味調味料はふると間違いなくおいしくなります。うま味調味料の量は塩の量の半量から同量ふって大丈夫です
※焼いている途中、焦げすぎる時は上にアルミホイルをかぶせてください
5. 焼きあがったら取り出します。オーブントースターの機種によって焼き目が弱い時があります。そんな時は追加で加熱するか、コンロの直火で炙るといいです。もしあれば、調理用のバーナーで炙るときれいに焼き目がつきます。バーナーで炙る時はトレイのアルミホイルを外して炙ってください(アルミホイルが燃えるため)。
皿に盛り付け、一味唐辛子を皿の端に盛ります。キャベツを別皿に盛り、キャベツのたれをかけたらできあがりです。
「手羽先のにんにく旨塩焼き鳥」の完成です!
オーブントースターで皮目を上にして焼く事で余分な脂、水分が抜け、鶏の旨味たっぷりに焼きあがりました。
手羽先は鶏肉の中では旨味の強い部位なので、焼いて余分な脂と水分を落とすだけでもおいしくなりますが、塩とうま味調味料を一緒にふって焼くと旨さが倍増します。それにプラスして、今回はにんにく風味にしているのでビールがよりすすむ焼き鳥になりました。
竹串をつかんで食べる醍醐味は焼き鳥屋さんそのもの。手羽先を食べてはビールを飲み、キャベツで口直ししては手羽先を食べる。焼き鳥屋さんのカウンターで食べてる気分です。
もちろん、焼き鳥屋さんの炭火焼きには及びませんが、オーブントースター調理なら自宅で焼きたてを食べられる良さも。「手羽先のにんにく旨塩焼き鳥」をぜひお試しください。