夏休みに“おうちバーガー”はいかが?「ミニミニバンズ」でお好みサンド♪
みなさんこんにちは、あいりおーです。
夏休みに入り、毎日のお昼ごはんに頭を悩ませているお母さまたちもきっと多いのではないでしょうか。
そんな夏休み、今年もおうちで過ごさないといけない状況なので、手作りバンズを作っておうちバーガーを楽しむのもいいかもしれません。
マフィン型を使った小ぶりなバンズですが、マフィン型がない場合は丸めた生地をそのまま天板にのせて焼いてもOKです。
それではレシピをご紹介します。
「ミニミニバンズ」レシピ
材料(6個分)
パン生地用
a強力粉…130g
a砂糖…13g
a塩…2.3g(量れないスケールなら2gでも可)
aインスタントドライイースト…2g
b牛乳…52g
b水…26g
b全卵…16g
c無塩バター…13g
仕上げ用
・全卵…小さじ1
・水…小さじ1/2
・白ごま…適量
下準備
・aの粉類は同じボウルに入れて混ぜ合わせておく(HBの場合はパンケースに)
・bの牛乳、水、全卵を合わせておく(手ごねは20度、HBは10度以下※夏場の場合)
※分量の水から5g程度を別に取っておき、生地を捏ねて足りないと感じたら足すという感じに水分調整をしておくと、べたついて困る…なんてことを防ぐことができます
・マフィン型にオイルを塗っておく
・仕上げ用の全卵と水を合わせてドリュールを作っておく
・オーブンは200度に予熱しておく(実際は190度で焼成)
作り方
捏ね
1. 粉類の入ったボウルにbの仕込み水を入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
※夏場の今時期では仕込み水の温度は20度くらいが目安です
2. 1をペストリーボードに取り出し、利き手の付け根で向こう側へ押し出すように台にこすりつける。反対の手はあけておき、時々カードを使って生地を集めながらこねていく。手にこびりついた生地もたまにカードで落とす。
3. ベタベタで大きく広がった生地がだんだんなめらかになってまとまりだし、台からはがれ始めるようになるまでこすりつける。
※ぼそぼそだった生地のキメが少し整う感じです
4. さらにこすりつけるようにこね、ひとまとまりにつながってきたら、生地を台にたたきつける。
5. 生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。
6. 生地がなめらかになってきたら、一度生地を優しく引っ張り、ある程度薄く伸びたら、バターを入れるサイン。
7. 生地を広げ、やわらかくしたバターをおく。
8. 生地を引きちぎるようにし、バターを生地全体になじませていく。バターがだいたいなじんだら台にこすりつけ、バターと生地がつながるようにこねる。
※だんだん3のようにつながってきます
9. 生地がひとまとまりになるまでこすりつけるようにこねたら4と同様に台にたたきつける。
10. 生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。
11. こね上がりの目安は、写真のように生地の端をゆっくり引っ張ると、切れずに薄い膜が張る感じ。すぐ切れてしまう場合は、再度もう少しこねる。
※たくさんたたきごねをして生地がプリッと張った感じだと伸ばしても伸びないので、2~3分おいてから伸ばしてみてください
12. こねあがったら生地をきれいに表面が張るように丸める。
※HBでこねる場合はパンケースにaの粉類を入れ、bの仕込み水を入れこね始めます。10分経ったら無塩バターを入れてさらに10分こね、生地をきれいに表面が張るように丸め1次発酵へ移ります
1次発酵
軽くオイルスプレーを塗ったボウルにきれいに丸めた生地を入れ、ラップをふんわりかけて、30度に設定したオーブンや発酵器で1次発酵させる。
目安はこね上げ温度が28度だったら50~60分間程度。これより温度が高ければ1次発酵を短くし、冬場などでこれよりも低い場合は1次発酵の時間を延ばす。生地の大きさが2~2.5倍になっていたら1次発酵の終了。
分割、成形~2次発酵
1次発酵が終わった生地をボウルから作業台に取り出し、6分割する。この時、スケールで生地を量って6等分にしないと焼き上がりに差が出るのでしっかり計量する。
※分割した生地を手で押さえてガス抜きして切り口を内側に入れ込み、きれいな面で覆うイメージです。きれいな面でだいたい覆われたら写真のように手のひら全体で優しく包み込み、手のひらで生地を包みこんだ空洞部分以外は手が台に接地している状態で反時計回りにクルクルと生地の表面をピーンと張らせるように丸めます。この丸めは10回以内で終わるように。それ以上丸めると生地が切れてしまいます。これはちょっと練習すればできるようになりますよ
オイルスプレーをしたマフィン型に生地を入れる。35度に設定したオーブンや発酵器でひとまわり大きくなるまで2次発酵させる。30分~40分程度が目安。
※丸い形以外で成形する場合はここで10〜15分間ほどベンチタイムをとって生地を休ませますが、そのまま丸めた状態の丸パンなどの成形の場合はこのまま2次発酵に移ります
仕上げ~焼成
ひとまわり大きくなった生地に刷毛でドリュール(照り卵)を塗り、白ごまをふって200度に予熱したオーブンを190度に下げ10分程度焼成する。
お好みの具材をサンドしてできあがり。このバンズだけ焼いておけば夏休みの朝ごはんに一人で“朝ごパン”が作れるかも♪
いつもは機械ごねで作るレシピ紹介ですが、夏休みにお子さんと手ごねパンを楽しむのもおすすめです。
基本のこね方はこの方法で今後もご紹介するのでよかったら手ごねもおためしくださいね♪