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保温調理で簡単!鶏レバーと砂肝で作る「鶏モツの味噌漬けコンフィ」

「鶏肉」を使ったおいしい料理が満載の筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回は、「鶏モツの味噌漬けコンフィ」の作り方を教えていただきます。鶏モツやコンフィと聞くと少し難しそうに感じますが、鶏レバーと砂肝を味噌漬けにして、炊飯器の保温機能を使って調理するからとってもお手軽。驚くほどやわらかく、旨味たっぷりの味に仕上がるのでぜひ参考にしてみてください。
2021/11/08
2022/04/22
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鶏モツの味噌漬けコンフィ

こんにちは、筋肉料理人です!

今日ご紹介する料理は、「鶏モツの味噌漬けコンフィ」です。

前回の連載で「鶏むね肉の味噌漬けコンフィ」をご紹介しましたが、今回は鶏モツで作ります。

鶏レバーと砂肝を味噌漬けにし、それを炊飯器の保温機能を使って保温加熱します。味噌漬けにすることと、比較的低い温度で保温調理することで感心するほどやわらかく、旨味たっぷりに仕上がります。

コンフィと味噌漬けについて

コンフィはフランス料理の調理法で、下味を付けた肉を油に漬け、揚げるより温度より低温で熱を通し、油に漬けたまま保存します。

冷蔵機技術のなかった昔、食品を保存するために考えられた調理法だそうです。

今回は肉の下味に味噌を使いますが、味噌漬けにすることで肉がやわらかくなり、臭味もかなり消えます。

それをコンフィ的に加熱すれば…おいしくなるに決まっていますよね!

「鶏モツの味噌漬けコンフィ」レシピ

材料(2~3人分)

鶏レバー、砂肝…各200g(合計400g、どちらかお好きな方だけを使っても大丈夫です)
オリーブオイル…1/4カップ

A
味噌…大さじ2
日本酒…大さじ2
おろしにんにく…小さじ1/2

(付け合わせ)
ゆでブロッコリー、ミニトマト…適宜
七味唐辛子 …適宜

事前準備

・工程4で使用する熱湯を沸かしておきます

作り方

1. 鶏レバーと砂肝の下処理をします。砂肝は両サイドにある白い膜を切り取ります。鶏レバーは一口大に切ります。鶏レバーには鶏ハツ(写真右上)がついていることが多いので、ついていたら切り開き、中に残った血をしごきだします。

鶏モツの味噌漬けコンフィ

2. ポリ袋にAを入れ、揉んで混ぜます。ここに、1を入れ、口をとじてなじませ、冷蔵庫に入れて1晩漬けこみます。

※ポリ袋は湯煎に使える耐熱性のあるものを使ってください

鶏モツの味噌漬けコンフィ

3.加熱直前に、2のポリ袋にオリーブオイルを加えて揉み、ポリ袋の口をとじます。

鶏モツの味噌漬けコンフィ

4.炊飯器の内釜に3の鶏むね肉をポリ袋ごと入れ、目盛いっぱいまで熱湯を注いだらフタをし、高温保温に設定して2時間保温調理します。

※炊飯器は3合炊き以上のものをお使いください

鶏モツの味噌漬けコンフィ

5. 加熱が終わったら取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れます。

鶏モツの味噌漬けコンフィ

6. 冷やすと味が染みます。熱は通っていますが、保温調理のため赤味が残っているので、フライパンに食べる分だけ入れ、日本酒(分量外、50ml程度)をかけ、中火にかけて沸騰させ、赤味を消して皿に盛ります。

※冷蔵保存する場合は、なるべく3日以内に食べ切るようにしてください

鶏モツの味噌漬けコンフィ

お好みでブロッコリーやミニトマトを添え、七味唐辛子をふりかけて頂きます。

鶏モツの味噌漬けコンフィ

鶏モツの味噌漬けコンフィ

鶏モツの味噌漬けコンフィ

「鶏モツの味噌漬けコンフィ」の完成です!

まずは鶏レバーを食べてみると激やわらかでとろける食感です。味噌の旨味がしっかり染みておいい!

鶏ハツはぷりぷりした食感が残っていますがやわらかい。砂肝は焼いたりゆでたりした時のシャキシャキした食感のままやわらかくなっていて感動しました。どれもおいしかったけど、砂肝は特にいけました。

前回の「鶏むね肉の味噌漬けコンフィ」もパーティー料理にいいと思いましたが、「鶏肝の味噌漬けコンフィ」もおすすめ。洋酒にも合うと思います。

炊飯器の保温機能で驚くほど簡単!「鶏むね肉の味噌漬けコンフィ」

ぜひお試しください!

※炊飯器は調理機能が備わっている商品をご使用ください

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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