セラミックトップで家事ラク&収納もすっきり、月草さんのこだわりキッチン
月草さんの「世界一楽しいわたしの台所」
——まずは、キッチン全体のご紹介からお願いします。とっても印象的な色合いですね!

「はい、落ち着いたトーンの色が好きなので、キッチンは濃緑&黒で統一しています。この家には半年ほど前に引っ越してきたんですが、ほかの部屋にも白い壁はないんですよ」

「家全体のテーマが、好きなものに囲まれて楽しく暮らすことなので、キッチンにもアンティークの照明や観葉植物、趣味性の高い小物、実家の母が作ってくれた刺繍などを飾っています。季節や気分に合わせて、照明や額装、小物を気軽に入れ替えるのも楽しみの1つ。気分が上がる空間に整えています。
まだ手つかずの段ボールが積んであったりと、家もキッチンもまだまだ発展途上ですが、そういう過程も含めて楽しんでいます。これからも、いい意味で少しずつ“偏りながら”つくりこんでいけたらと思っています(笑)」
——キッチンの動線や使いやすさで工夫していることはありますか?
「アイランドキッチンを中心に、人が自然と集まれるようにしています。コンパクトではありますが、家族で一緒にキッチンに入っても無理なく動けるつくりです。それと以前、高い所の食器をとろうとして椅子から落ちた経験があるので…。今のキッチンには腰より上の高さに棚はありません」
——お気に入りのポイントを教えてください

「以前の家のキッチンでもお気に入りだったタッチレス水栓とセラミックトップを、このキッチンにも採用しました。
カウンターもアイランドキッチンも、耐熱性の高いセラミックトップなので、熱い鍋やオーブンの天板もそのまま置けてとても便利なんです。まな板いらずで根菜の下ごしらえができるほど傷もつきにくくて、本当に優秀。日々の調理がぐんとラクになりました」
——キッチンツールの収納のマイルールといえば?

「ガスコンロの下に、深さのある引き出しを2段設けていて、上段には調理器具と基本の調味料を、下段には調理家電を収納しています」

「調理中でも必要なものがすぐ取り出せるので、とても使いやすいですね。この2つの引き出しにほぼまとめているので、家族にも分かりやすいようです」
——お使いの食器の収納もご紹介をお願いします

「朝食とランチに使う定番の食器たちはキッチンカウンターに、それ以外のものはダイニング側に造作した棚に収納しています。ガラス、洋食器、和食器、中華&エスニックと分けてあるので選びやすいです。引っ越し時に断捨離したつもりでしたが、それでも棚には入りきらず……。重箱等の季節ものや大皿は自室で“同居”しています」
——食器はどんなものがお好きですか?
「食器は学生の頃から好きで、その時々で『いいな』と思ったものを少しずつ集めてきました。旅先や作家さんの展覧会で出会ったり、家族や知人から譲り受けたり。振り返ってみると繊細でクラシカルなものが多く、自分の好みはずっと一貫していたようです。
とくにお気に入りの1つが、海外赴任していた叔母から譲り受けたウエッジウッドのティーセットです。やさしい花柄がホームメイドのスイーツによく合います。このティーポットにたっぷり淹れた紅茶はよりおいしく感じるので、ずっと大切に使っています」
——料理に使う食品や調味料はどちらにストックされていますか?

「ストック品は、キッチン横の観音開きのパントリーの中に。そこに数字を書いた12個のケースを置いて、麺類、製菓材料、缶詰、調味料類などと分けて収納しています」

「ケースの中身は、扉の横に一覧を貼って管理。在庫が少なくなったものは印がわりにダブルクリップではさんで、買い忘れを防ぐようにしています。とはいえ、忘れるときは忘れてしまいますが(笑)」
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「わが家は家族みんなお茶の時間が大好き。家族共通の趣味のようなもので、コーヒー、紅茶、日本茶、中国茶、ハーブティーなどいろいろ楽しんでいます。それに合わせて茶器も自然と増えていきました。お茶に合う音楽を選んで、レコードを聴くこともあります。何を飲むかだけでなく、どんな器やお菓子、音楽と合わせるかも考えて楽しむのは、わが家にとって欠かせない時間ですね」と語る、月草さん。こだわりの詰まったキッチンで丁寧に淹れたお茶を囲む、ご家族の休日。そんな素敵な時間の積み重ねが、月草さんのキッチン、そしてお住まいの心地よさにつながっているんですね。
(記事中キッチン撮影/月草さん)

フーディストノートアンバサダー。フードクリエイターとしてレシピ開発や企業アンバサダーなど幅広く活動中。発酵食品ソムリエの資格を持ち、旬の食材をいかした彩り豊かな“野菜と果物にココロ奪われた大人ごはん”レシピを発信中。
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三上 摂(月草)(@setsu_mikami)

