硬いところはどこまで食べられる?今さら聞けない旬の「アスパラガス」基本のき
ポキンと折れる!?アスパラガスの下ごしらえのコツは?
春先に出回るアスパラガスは、全体的にやわらかめですが、時期が過ぎてくると根元に近い茎は硬くなりがち。おいしく食べるには、下ごしらえがポイントなんです!
簡単なのは、手で折る方法。根元辺りを持つと、手でポキンと折れるところがあります。そこが硬い部分との境目。もしまだ硬いと感じたら、下のほうだけピーラーでむいておくといいですよ。茎に付いている三角形のハカマ(茎にぴたっと付いている葉のような部分)も、ピーラーで引っかけるように取り除いておくと口当たりがよくなります。
アスパラガスは、カロテンやビタミンCなどを栄養豊富な野菜。ポキンとした根本の硬い部分も栄養たっぷりで、甘みが強いんです!小さく切ったり、切り込みを入れたりすると、食べやすくなりますよ。
ゆでる?焼く?おいしく調理するコツは?
アスパラガスは、加熱の仕方によって味わいや見た目などが変わってきます。ポピュラーなのは、ゆがく方法。たっぷりのお湯に茎から入れて、お好みの硬さになったら取り出します。穂先はすぐにやわらかくなるので、注意して下さいね。サラダなど色鮮やかに仕上げるときにおすすめの方法で、ザルにあげた後冷水にとっておきましょう。
フライパンなどに少量の水を入れ蓋をして、蒸し煮のようにゆでる方法も。また、アスパラガスをラップでくるみ電子レンジで加熱してもOK。たくさんのお湯でゆでるより、旨みや栄養を逃しません。ゆでる時には、塩を忘れずに。
ゆでる以外に、焼くのもおすすめ。フライパンにオイルをしき、ほどよい焦げ目がつくまでじっくりと焼きます。香ばしく、アスパラガスの甘みが引き立ちますよ。
まっすぐ伸びたものが新鮮!おいしいアスパラガスの選び方
せっかくなら、おいしいアスパラガスを選びたいですよね。全体の見た目はもちろん、茎や穂先などもチェックしましょう。
鮮やかな濃いグリーンで、まっすぐに伸びたアスパラガスがおすすめ。穂先が曲がっていると、収穫から時間が経っている可能性があるため注意して下さいね。穂先がしまっているものを選びましょう。
茎が細いと筋が硬いことがあるため、太い方を選んだ方が食感アップ。茎の切り口は乾燥せず、みずみずしいものが新鮮な証拠です。また、アスパラガスを持った時に、弾力があるものがおいしいですよ。
鮮度が命!アスパラガスのおすすめ保存方法とは?
アスパラガスは、新鮮なうちに食べたい野菜のため、早めに使い切りたいところ。みずみずしさを少しでもキープするために、濡らしたキッチンペーパーなどで切り口を中心に包みましょう。冷蔵庫の野菜室で、立てて保存して下さいね。
一度に食べきれない場合は、硬めにゆでてから密閉袋に入れて冷凍しましょう。使うときは、凍ったまま炒め物やスープなどに活用できますよ。
試してみよう♪「アスパラガス」のアレンジレシピ3選
アスパラベーコンや、ゆがいてマヨネーズを付けて…など定番の食べ方もおいしいですが、こんなアレンジもおいしいんですよ♪
アスパラガスは、土から出てきた若芽を食べる野菜。フレッシュで、なんだか元気をもらえそうです。アスパラガス料理で忘れてはいけないのが、下ごしらえ。捨てられがちな硬い部分も、ひと手間かけて丸ごとおいしくいただきたいですね。
※参考ホームページ
カゴメ「アスパラガス/栄養を逃がさない、茹で方と保存法」
カゴメ「アスパラガスの茹で方/シャキッと仕上がる、おいしい茹で方!」
JAグループ「春・夏の旬野菜グリーンアスパラガス」
ダイエー「グリーンアスパラガスの下ごしらえ」
ハウス食品「食材を知っておいしく調理/アスパラガス」
山形味の農園「アスパラガスの茹で方 電子レンジでチン」
春夏秋菜「アスパラのゆで方」