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メリットいっぱいの日本酒をたしなもう♪味と香りのタイプ&おすすめレシピ

メリットいっぱいの日本酒をたしなもう♪味と香りのタイプ&おすすめレシピ
日本酒はたくさんあって、どれを選んだらいいか分からないという人も多いはず。そんな方にも一目で分かるような日本酒の分類法があるんです!それぞれの特徴と、おすすめのレシピをまとめました。また、日本酒のうれしい効果についても調べてみましたよ。
Kayoko*
Kayoko*
2017/03/01
2021/09/28
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意外と知らない!?たくさんある「日本酒」の効果

お酒には「百薬の長」という言葉があるように、適量を飲んでいれば健康で長生きできると言われています。なかでも適量の日本酒は、肝ガンや肝硬変、糖尿病を予防する可能性があることも分かってきたそうです。また、日本酒には保温保湿、老化防止、肌あれ予防が期待できる成分を含んでいるので、もし日本酒が余ってしまったら、日本酒風呂として活用してみるのもいいですね♪

一目でわかる!日本酒の分類法とは?

日本酒には、製造方法や原材料、貯蔵法などによりたくさんの種類に分類されます。
例えば、米・米こうじを使用した「純米酒」、米・米こうじ・醸造アルコールを使用し、精米歩合60%以下の「吟醸酒」。また、製品化するまでに通常は火入れを2回しますが、一度も火入れを行わない「生酒」や、木製の樽で貯蔵し木香のついた「樽酒」など。・・・なんだか難しいですよね。

これら全てを熟知し、どんなお酒を選べばいいのかは難しいうえ、同じ「純米酒」でも味わいはさまざま。そんな中、もっと消費者にとって分かりやすい分類を提示したいとして、SSI(※)が香りと味わいの組み合わせで、日本酒を大きく4つに分類しました。

※SSI・・・日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会

味わいの濃淡、香りの高低で4つに分類することで、消費者が求める日本酒が一目で分かるようになったんです!日本酒の売り場、酒造メーカーのHPなどでも表示されていることもあり、日本酒を選ぶときの参考になりそうですね。

ここからは、4つに分類された日本酒の味わいと共に、相性ぴったりのレシピをご紹介します!

①薫酒(くんしゅ)~香りの高いタイプ~

フルーツや花を思わせる華やかな香りが高く、軽快で爽やかな味わいが特徴。冷やすことによって爽快さが映えます。食前酒として飲用するのがおすすめ。冷やしすぎると持ち味の華やかな香りが感じにくくなるので注意して下さいね。
相性の良い料理は、軽快な旨味や清涼な風味を持つもの、ほんのりとした甘さの素材を活かしたシンプルな味付けのものなど。

【おすすめレシピ】
オリーブオイルとレモン汁のシンプルなドレッシングでいただくカルパッチョ。フルーティーな薫酒をぐっと引き立ててくれますよ。

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/201595/recipe/1028341

その他に、白身魚の刺身、山菜のおひたし、生春巻、魚介類の酒蒸しなど。

②爽酒(そうしゅ)~軽快でなめらかなタイプ~

香りは控えめですが、シンプルで軽快な味わいでクセがないため、誰からも好かれやすいタイプ。しっかりと冷やすことでフレッシュな特性が活かせます。
どんな料理とも相性は良いですが、淡い味つけなど軽いタイプの料理の方がベターで、双方の爽やかさが生きてきますよ。

【おすすめレシピ】
オーブントースターでカリッと焼いた厚揚げに、野菜たっぷりの生姜ポン酢をかけたスピードメニュー。爽やかな味わいの一品と爽酒が良く合います!

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/153197/blog/15702769

その他に、魚の塩焼き、湯豆腐、茶わん蒸しなど。

③醇酒(じゅんしゅ)~コクのあるタイプ~

原料の米そのものを思わせるようなふくよかな香りと旨味を感じさせるコクのある味わいが特徴で、まさに日本酒の王道とも言えます。
旨味のふくらみが映えるやや高めの温度設定がおすすめ。食事をしながら飲むのに最適で、特に濃厚な料理との相性は抜群です!生クリームやバターを使った洋食系の料理にもよく合いますよ。

【おすすめレシピ】
フランスの家庭料理。生クリームとブイヨンの濃厚なソースで、きのこやブロックベーコンを煮込んでいます。醇酒の深い旨味とベストマッチ!

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/22772/blog/14356743

その他に魚の煮付け、味噌煮、焼き鳥(タレ)、キッシュなど。

④熟酒(じゅくしゅ)~熟成タイプ~

ドライフルーツやスパイスなどの熟成香を持ち、とろりとした甘味や深い酸味、重厚感のある旨味が合わさった力強い味わいが特徴。黄金色に輝き、本当の酒通が認める貴重な日本酒とも言われています。
旨味をじっくり楽しみたい場合は高めの温度、そうでない場合は低めの温度にして、強い香りと旨味を抑えて飲みやすくする方法もあります。
個性的な味わいのため、食後酒として飲むのにおすすめ。風味やコクの強い料理、油脂成分の多い料理、スパイス、ナッツ、黒糖などを使った料理などとよく合います。

【おすすめレシピ】
圧力鍋を使わず、舞茸を使ったタレで作る柔らかい豚の角煮。タレに漬け込んで、強火で煮詰めるだけなのでお手軽です。ガツンとした味わいの角煮にも、力強い熟酒は負けません!

▼レシピをチェック!
http://www.recipe-blog.jp/profile/65255/blog/16332721

その他にウナギの蒲焼き、スパイシーカレー、麻婆豆腐など。

健康や美容に効果が期待できる日本酒。4つのタイプの日本酒を飲み比べて、お好みの味わいを見つけてみませんか?そしてせっかくなら、相性の良い一品にもトライ!料理と日本酒の相乗効果で、旨味がさらにアップすること間違いありません。
日々の生活に日本酒を楽しく&積極的に取り入れてみてくださいね。

日本酒のタイプ分類図協力:©日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)

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この記事を書いた人

WEBライターとして料理レシピ記事などを執筆中。唎酒師の資格を持ち、日本酒やおいしいものに精通。旬の食材を活かしたレシピまとめや、思わずまねしたくなるようなアイデア料理の記事が人気。

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