見どころ満載!「サロン・デュ・ショコラ 2016」を楽しむ5つのポイント
選りすぐりのチョコレートが集まる祭典「サロン・デュ・ショコラ」
フランス・パリで毎年10月に開催されるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」。1995年にスタートしてから、世界各国で開催されるようになりました。日本のみならず世界的に有名な実力派ショコラティエやパティシエが集結し、その数なんと19カ国約100ブランド!出店ブランドや来場人数は増加傾向で、年々盛り上がりを見せています。
第14回目となる今回のテーマは、「カカオの誘惑。ショコラの冒険」。たくさんの人と目移ろいするほどの美しいチョコレートが集まるイベントを漏れなくしっかり楽しむには、事前予習しておくのが◎。今回ご紹介するおすすめポイントを押さえたら、あとは会場で探検家になった気分で、お気に入りのチョコレートを見つけてみて。
ポイント1:下調べと早めの行動がカギ!
お目当てのチョコレートを求めて、毎年開店前から多くの来場者が並びます。規模が拡大されているだけに見所が満載だから、事前にチェックをして挑んで。
1、事前に気になるショップや商品をチェック!
「サロン・デュ・ショコラ 」の日本公式サイトで、販売している商品の一部をチェックすることが出来ます。
http://www.salon-du-chocolat.jp
2、開店時間よりも少し早く会場へ!
確実にゲットしたい商品がある場合は、開場の1時間〜30分前に並んでおきましょう!
3、限定商品はお早めに!
個数限定の商品は買うか迷ったら買ってしまうのがオススメ。個数限定や人気の商品は、早い内に完売になってしまうことが予想されます。
ポイント2:ショコラティエ・パティシエに会えるかも!
タイミングが良ければ、ブースにショコラティエやパティシエがいます。作り手と直接話す機会があるのも「サロン・デュ・ショコラ」の醍醐味なんです!普段ショップに行っても、対面して話すことなんて滅多にありませんよね。ぜひ、気になることを色々質問してみてください!その商品の良さを深く知ったら、食べたときの感動がもっと増すかもしれません♪購入した商品にサインをしてくれるショコラティエやパティシエもいますよ!
ポイント3:日本初出店ブランド
「サロン・デュ・ショコラ」初出店ブランドは今回19店舗あります。その中でも一際注目を浴びているのが「ブボ バルセロナ」と「スクレドゥカカオ」。
カルレス・マンペルさんがオーナーを務める「ブボ バルセロナ」はスペインを代表するパティスリー。斬新な素材同士を組み合わせたスイーツや、オリジナリティ溢れるパッケージデザインが多くの人から支持されています。なんと2016年春、東京に第一号店がオープン予定。ブームが期待されるスイーツをいち早くチェック出来るチャンスです!
数少ない女性ショコラティエであるシルヴィーさんが作り出す「スクレドゥカカオ」も必見。レストランや、フランスの有名老舗ショコラトリー「ベルナシオン」で修行を積んで生まれた感性は繊細。女性ならではの視点でデザインしたショコラは、味だけでなく見た目からもきめ細やかさを感じます。
海外に行かなくても世界のトップレベルの味を楽しめるなんて凄いですよね!今までにない美味しさに出会えるかもしれません。
ポイント4:絶対外せないイートイン!
【ジャン=ポール・エヴァン】
■「エクスキ モモ」1,080円(2個)/1,620円(3個)
産地の異なる3種のチョコレートソースがディップされたバニラアイスクリームバー。左側から順に、フルーティな酸味が踊るカカオ分62%のマダガスカル産。シャープな苦味が甘穏やかに広がるカカオ分75%のサオトメ産。酸味と苦味のバランスが良く余韻が長いカカオ分70%のベネズエラ産。ナッツのアクセントも重なって病み付きになる美味しさ!ぜひ、3種頼んで味の違いを楽しんでみて。
売り場には専用のイートインコーナーを併設。ペンキやスプレーで描かれたようなペイントアートが壁一面に施された、アーティスティックな空間。センスもあり、ユーモアもあり。変幻自在のエヴァンさんの世界観に引込まれます!
【パティスリー・サダハル・アオキ】
■「TAKOYAKI ショック・ショコラ」432円(4個入)
見た目はたこ焼き!でも、正体はスイーツなんです。かかっているソースはチョコレート。紅ショウガと青のりに見立てたのは、フランボワーズと抹茶のマカロンラスク。もちっとした食感の生地の中から、とろけるようにモエル―ショコラが溢れ出てきます。
【アンリ・ルルー】
右:「クイニーアマンショコラ・オ・キャラメルタタン」
左:「クイニーアマン・オ・C.B.S.」各324円(各1個)
毎年大行列でファンの多いクイニーアマン。昨年発売したリンゴ風味のショコラから発想を得て誕生したのが、リンゴ×キャラメルの組み合わせ。カカオ風味のブリオッシュ生地から、とろ〜り濃厚なキャラメルが溢れ出してきます。
「リンゴの品種を複数種使うことで風味豊かにしました」
と話していたジュリアンさん。確かに香りが深く、バターの香ばしさと共に口に広がって濃厚!今年もファンの心をがっちり掴んで離さないでしょう♪
【トーキョーチョコレート】
■「カカオパルプスムージー」540円
「カカオなのに真っ白?」と驚いた人も多いはず。カカオ豆を覆っている白いカカオパルプという果肉を使用しているんです!日本では食用としてはまだあまり流通しておらず、希少な存在。ブラジル産のカカオパルプに、シロップと天然水を入れて作られます。まろやかな舌触りから変化を遂げ、すっきりとした酸味と微かな甘みへ。初めての味わいに感動!例えるならば、ライチやグレープフルーツのようなフルーティさです。会場内の熱気に喉が渇いたら試してみて!
ポイント5:「セレクションボックス」
チョコレート好きだったら絶対に押さえておきたいのが、毎年恒例のセレクションボックス。一箱で人気ショコラティエのチョコレートを一挙に楽しめる夢のようなアソートなんです!
■「ショコラの冒険」(17個入:17ブランドから各1個)9,180円
1000点限り。
■「カカオの誘惑」(10個入:10ブランドから各1個)5,400円
1100点限り
■「テール・ド・カカオ/クリュ・ド・ショコラ」(12個入:6ブランドから各1個)6,480円
800点限り。
選りすぐりのチョコレートを詰め合わせたボックスは贅沢で、まるで宝箱のよう。売り切れてゲット出来なかった人や、「ちょっと予算が…」という方にも朗報があります♪
セレクションボックスの中に入っているショコラをその場で食べられるショコラテイスティングバーが、今年から開設しました。
「テイスティングセット」(ショコラ3個)1,512円
セレクションボックスから選ばれた17種類のチョコレートの内、3粒をチョイス出来ます。それぞれ個性の異なるチョコレートだから迷ってしまうかも♪
モリ ヨシダ
■「グレープフルーツ」
グレープフルーツの酸味と苦味がチョコレートと一体化。アーモンドのプラリネから香るキレのある爽やかさに癒されます。
ダヴィド・カピイ
■「トリロジ」
ドーム型に隠された驚きに、こうご期待♪オレンジコンフィ・ライスパフがプラリネととろけ合う至福。厚めのビターチョコレートコーティングと共にそれぞれ異なる食感を楽しんで。
クリスティーヌ・フェルベール
■「アヴォンチュール」
華やかな香りのするブラックチョコレート「マンジャリ」を使用。突き抜けるフレッシュなライムに、ジンジャーの刺激が魅力。ミルクチョコレートでコーティング。
コーヒー(ホット・アイス)とカプチーノも販売しているので、ショップ巡りに疲れたら一息ついてみて。
紹介したポイントを知っているのと知らないのじゃ、楽しみが全く変わってくるかもしれません!ただチョコレートを購入出来る催事ではなくて、話題性のあるトピックが盛り沢山なのが「サロン・デュ・ショコラ」の魅力。日本最大級のスイーツイベントと言っても過言ではありませんね!東京での開催は、たった5日間。お早めに足を運んでみてください♪
「サロン・デュ・ショコラ 2016 東京」
【会期】
2016年1月27日(水)〜1月31日(日)
各日午前10時〜午後8時
【開催地】
新宿NSビル地階=イベントホール
東京都新宿区新宿3-14-1
【公式サイト】
http://www.salon-du-chocolat.jp
その他の開催地に関してはこちらをご確認ください。
http://www.salon-du-chocolat.jp/about#tab-access