フライパンにのせるだけ!「ステンレス蒸し器」があれば“蒸し料理”を手軽に楽しめる♪
いま話題の“蒸し料理”。
素材をいかしたふっくらとしたおいしい料理が仕上がることで人気です。
興味はあるけど、使いこなせるか自信がないし、蒸し料理だと家族が飽きてしまいそう…。
そんな方にこそ使ってほしいのが、手持ちのフライパンで簡単に使え、お手入れも簡単な“ステンレスの蒸し器”です。
おいしい!ヘルシー!“蒸す”という選択
忙しいときに便利な電子レンジ。
日々の暮らしに欠かせないアイテムですが、肉まんやシュウマイなど電子レンジで加熱すると“硬さ熱のムラ、乾燥”が気になることがありませんか?
それは食材の中の水分が、温めることで抜けてしまうからなんです。
一方蒸し料理は、たっぷりの蒸気で外側からじんわり熱を伝えるから、食材はみずみずしく、ふっくらに。
食材の細胞が壊れにくく水分を保ったまま火が通るから、栄養が壊れにくいメリットも。

▲レンジだとパサつきがちな点心もふっくらみずみずしく
他にも食材の余分な脂を落としてくれたり、冷めても固くなりにくいなどメリットはたくさん!

使い方も簡単です。手持ちのフライパン(24~26cm)に水をはったら上にのせるだけ。
ドーム型のふたもセットなので、高さのある具材など、家族分たっぷりの量も簡単に仕上げることができるんです。
ここからは、実際にステンレスの蒸し器を使ったお料理を紹介していきますね。
温野菜だけじゃない!ガッツリ肉料理もお手のもの「蒸しサムギョプサル」
子ども達が大好きなガツンとした肉料理、できれば少しでもヘルシーに食べたい。
そんなときこそ、蒸し器の出番です。
満足感のある「サムギョプサル」も蒸すことで程よく脂が落ち、お肉の旨味を引き出すことができますよ。

豚バラ肉(ブロック)に塩を振ってもみ込んでおき、お好みの野菜(さつまいも、きのこ類、にんじんなど)と一緒に並べます。
お肉は最初に切っても、固まりのままドーンとのせてあとからカットしてもOK。

フライパンにお水をはったら蒸し器をセットし、蒸気がでて15分ほど蒸せば完成です。
※蒸し時間は目安です。固まり肉の方が事前にカットするより蒸し時間はかかるので、様子を見ながら調整してください。一緒に蒸す野菜(根菜か葉物か、など)によって切り方を変えても

お肉は1cm程度にカットしてお皿に盛り付けたら完成。
育ち盛りのお肉大好きキッズも満足できる、しっかりとした食べ応え!

サンチュ、キムチ、付け合わせのねぎ、コチジャンと一緒にどうぞ。
鉄板を使わないので、油がはねたり掃除を気にする必要もなし!旨味がギュッと詰まったお肉に、家族も大喜び。
野菜も素材が際立つおいしさなので、秋ならかぼちゃやさつまいもにたっぷりのきのこ、夏ならとうもろこしやししとう。
付け合せを変えるだけで新鮮さもでるので、献立を考えるのが面倒なときにもおすすめですよ。
パン好きさんに試してほしい!朝ごはんも蒸して完成
蒸し料理の醍醐味のひとつが、パンがふかふかモチモチに仕上がること。
パン好きさんおすすめのモーニングメニューです。

パン(ハード系がおすすめ)、小皿に割り入れた卵、ブロッコリー、ウインナー、アスパラ、ミニトマトを蒸し器の上に並べていきます。
2人分の朝ごはん(しっかりめ)がのるサイズ感です。

10分ほど蒸します。ふたが透明なので、開けなくても中身が見えるのは安心。

パン&おかずの同時蒸しなので、トースタでパンを焼いて、フライパンで卵を焼き、野菜はレンチンして…といった手間はなし!慌ただしい朝にこそ「蒸し料理」はピッタリなんです。

パンに卵、たっぷりの野菜とバランスとれた朝ごはんが一度に完成する朝の幸せ。
ふたを開けたとき、蒸気に包まれるのはなんともいえない至福の時間。
冷凍ベーグルなど、本当にモチモチに仕上がるので、パン好きさんにはぜひ試していただきたいです。
忙しい日の冷食もワンランクアップ!
ストックしていると心強い、冷凍のおかず。
最近の冷食は本当においしいですが、点心系こそレンジでなく蒸し器を使いたいもの。

クッキングシートや葉物野菜を敷いて、お好みの点心を並べます。

10分ほど蒸せば、もちもちプリプリの点心が蒸気とともに現れます。

今はいろいろなお店が監修したさまざまな点心が売られているので、その食べ比べをするのも楽しいですね。
小腹がすいたときに食べたい、冷凍の肉まんやあんまん。
こちらも蒸すだけで「いつもと違うね!」という家族の声が聞こえそう。
心も体もあったまろう、冬の食卓「蒸し料理」で叶います
野菜はもちろん、お肉も野菜もワンラックUPさせてくれる蒸し料理。
おうちのフライパンにのせるだけで使えて、お手入れ簡単な「蒸し器」を使って楽しんでみませんか。
次回は蒸し器で楽しむ麺料理レシピをご紹介する予定です。お楽しみに。

