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梅×青じそ×チーズが最強!リピート確定「鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ」レシピ

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する人気フーディスト筋肉料理人さんの公式連載。しっとりやわらかい鶏むね肉に、梅肉・青じそ・チーズが好相性!定番の組み合わせながら、間違いのないおいしさが味わえます。
2025/05/19
2025/05/19
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ふわふわ&ジューシー!「鶏むね...
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こんにちは、筋肉料理人です!

今日は鶏むね肉を使った、誰もが好きなごちそうレシピ「鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ」をご紹介します。

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

鶏むね肉を薄く切ってたたき、軽く下処理したあとに、青じそ・ピザ用チーズ・梅肉をのせて巻き、パン粉をまぶして揚げる定番レシピです。サクッと揚がった衣に、やわらかジューシーな鶏むね肉。さわやかな青じその風味、梅肉のキレのいい酸味、チーズの旨味が加わり、目が覚めるようなおいしさに仕上がります。

「鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ」レシピ

調理時間

40分

分量

3人分

材料

  • 鶏むね肉…1枚(皮付きで330〜350gくらい)
  • ピザ用チーズ…60g
  • 青じそ…6枚
  • 梅肉(今回はチューブを使いました)…18g
  • 薄力粉…小さじ1
  • パン粉…1と1/2カップ
  • サラダ油…適量
  • パセリ、ミニトマト…適量
  • A 卵…1個
  • A 水…大さじ2
  • A コンソメ顆粒…小さじ1/2
  • A 薄力粉…大さじ5

作り方

1. 鶏むね肉は皮を取り、1cm弱の厚みのそぎ切りにします。

※6枚に切っていますが、7枚になっても構いませんし、大きさもそろっていなくても大丈夫です。7枚になったときは青じそを1枚増やしてください

※鶏皮はラップをして冷凍しておき、鶏皮ポン酢等で活用してください

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

2. 切った鶏むね肉に薄力粉小さじ1を薄くまぶしてまな板に広げ、ラップをかぶせて麺棒(すりこぎや瓶の底でも◎)でたたきます。裏返して、5mmほどの厚さになるまで伸ばします。

※しっかりめにたたきますが、たたきすぎてミンチにならないように注意してください

※ここで薄力粉をたたき込むことで、加熱したときに水分と旨味が流れ出るのを防ぎます

※梅肉を多めに使い、バッター液にも味を付けるため、鶏むね肉には味付けをしません

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

3. 2の鶏むね肉の手前に大葉、チーズ(10g)、梅肉(3g)をのせて巻きます。巻き終わったら、形が崩れないよう爪楊枝で留めます。

※具がはみ出さないよう、具材は生地の中央より手前にのせましょう

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

4. バッター液を作ります。最初にAの卵、水、コンソメ顆粒をボウルに入れてしっかり混ぜ、その後にAの薄力粉を振り入れて混ぜます。

※鶏むね肉には味を付けないため、かんだ瞬間に旨味を感じられるよう、バッター液にも味を付けています

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

5. 3をバッター液に浸けたらパン粉をまぶします。

※バッター液に浸けたら、余分な液を切り、パン粉で包むようにしっかりまぶしてください

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

6. 天ぷら鍋に深さ3~4cmくらいのサラダ油を入れ、170~175℃に熱します。ここに5を入れて4分揚げます。

※菜箸を油に入れて、やや大きめの泡が出るくらいが目安の温度です。初心者の方は温度計を使うのがおすすめです

※少なめのサラダ油で揚げるので、2分揚げたところで裏返します。食材が揚げ油から飛び出しやすいため、レードルなどで上から油をかけながら揚げるときれいに仕上がります

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

7. 油切りを敷いたバットに立てて置き、しっかり油を切ります。

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

「鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ」の完成です!

そのままでも、お好みの大きさに切って盛り付けてもOK。切って盛り付けると断面がきれいです。

あれば、パセリとミニトマトを添えて召しあがってください。

※熱々の状態で切るとチーズが流れ出します

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ

調理のポイント

爪楊枝で留める

今回は鶏むね肉を使いましたが、豚肉の薄切りや魚を使っても作れます。

どの食材でも共通して大事なのは、油で揚げている途中に形が崩れないことです。巻いた肉や魚がほどけると、中に入れたチーズが流れ出して空洞になった…なんてこともあります。それを防ぐために、巻いたら爪楊枝で留めて形が崩れるのを防ぎます。

バッター液を使う

フライの作り方は、一般的には小麦粉をまぶしてから溶き卵に浸け、パン粉をつける方法ですが、この方法だと衣が薄く、はがれやすくなることがあります。

そこで、パン粉をまぶす際には、バッター液を使います。バッター液は小麦粉と溶き卵、水などを混ぜたもので(天ぷら粉みたいなもの)、食材をこれに浸けてからパン粉をまぶすと、パン粉が均一にしっかりまぶされ、はがれにくくきれいに仕上がります。今回は濃いめのバッター液にすることで、しっかりと衣をまとわせ、食感もよくなるようにしました。

***

さっくり揚がった衣に、青じそと梅肉の香りがふわっと広がり、食べる前から食欲をそそります。かぶりつくと衣のサクッとした食感、香ばしさがいい感じ。

鶏むね肉はしっとりやわらかく、青じその風味がさわやかで梅肉の酸味がキリリときいていて、あっさりした鶏むね肉と合わさって丁度いい味になっておいしいです。そしてその後からチーズの旨味が残り、本当においしいなぁと感じました。

じつを言うと、私は揚げ物をあまりしないんです。揚げ物は準備と後片付けが大変なのと、カロリーが気になるからです。ですが、これはご褒美レシピとして定期的に作っていいなと思いました。「鶏むね肉の梅しそ巻き揚げ」、ぜひ一度お試しください!

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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