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作業時間10分!日々パン先生の「ドデカパン」簡単アレンジ
日々のパン
作業時間10分!日々パン先生の「ドデカパン」簡単アレンジ

手作りだからできちゃう具だくさんパン!「ベーコンとチーズのリュスティック」レシピ

「日々のパン」の代表を務める吉永麻衣子さんと、日本全国の幼稚園や保育園などで簡単に作れる出張パン教室を開催している“日々パン先生”たちによるフーディストノート公式連載。今回は、千葉県で活動するかわはらづか純子さんに、自宅でカフェ気分が楽しめるボリュームたっぷりなドデカパンのアレンジをご紹介いただきます。
2024/08/01
2024/09/19
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はじめまして。「作業時間10分!日々パン先生の『ドデカパン』簡単アレンジ」の連載6回目を担当させていただきます、かわはらづか純子です。

思春期真っただ中の娘2人との関わり方を楽しみつつ日々模索しながら、千葉県で “日々パン先生” の活動をしています。

 

私が吉永麻衣子先生の作り置きパンと出会ったのは2018年。出会いは日本ではなく、中東ドバイででした。

夫の海外転勤に帯同し、ドバイに在住していた当時、友人から日本人の先生が教えてくれるというパン教室に誘われ、そこで習ったのが「ドデカフォカッチャ」でした。

 

当時の私には、パン作りの経験は全くありませんでした。

「私にはパン作りなんて絶対無理…オーブンなんてほとんど使ったことないし…」

…そう思いながら参加してみると、なんと、苦手なオーブンは使わず、いつもパンをトーストするのに使っているあの小さなトースターで焼くことのできるレシピだったのです。

「こねるのが大変そう」「発酵って何?」

…とにかく難しいイメージばかりだったパン作りでしたが、材料をスプーンで混ぜるだけで生地はこね上がり、謎ばかりであった「発酵」はその生地を冷蔵庫に入れておくだけで完成という簡単さ。そして、焼きたてのパンの香りと手作りパンの味…あのときの幸せな気持ちは今でも忘れられない記憶です。

朝ごはんに焼きたてのパンを焼く…パン作りが「自分には絶対にできないと思っていたこと」から「生活の一部」になった瞬間でした。

 

程なくして日本に帰国するも、世間はすぐコロナ禍になりました。おうち時間が長くなり、「何か新しいことに挑戦するなら今なのかもしれない!」と思い立ち、講師資格を取りました。

「いつかお友だちと一緒にパンが焼けたらいいな…焼きたてパンでランチしながらおしゃべりしたい」

心に描いていたそんな夢を、今までパンを焼いたこともなかった自分が講師資格を取り、叶えることができたのです。日々のパンの輪は広がり、今では何人もの友人が日々の生活でパンを焼いてくれています。

 

そんな私の人生を変えた吉永麻衣子先生考案の「ドデカパン」。生地のアレンジが無限大なのはもうみなさんご存じかと思います。今回は思いっきり具だくさん、少し成形も変えておしゃれに魅せてみたい…!?といっても混ぜるだけ!

とっても簡単な「ゴロゴロベーコンとチーズのリュスティック」をご紹介します。

少しのおかずや即席スープを添えるだけでカフェ気分か楽しめるかも…?ぜひお試しください!

「ゴロゴロベーコンとチーズのリュスティック」レシピ

調理時間

15分

分量

4人分

材料

・強力粉…200g

・黒ごま…大さじ1

・塩…3g

・インスタントドライイースト…3g

・水…160g

キャンディチーズ…15個 (半分に切っておきます)

<具材 ※成形時に使用>

・ブロックベーコン…70g(細切りで売られているものが便利です)

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

作り方

<こねる>

1. 保存容器(1000ml前後の直方体・立方体)に強力粉、黒ごま、塩、ドライイーストを入れ、スプーンで均一に混ぜ合わせる。

2. 水を、既定の分量の8割ほど粉類に注ぎ入れ、生地が重くなってくるまでスプーンでぐるぐる混ぜる。残りの水を粉っぽい部分にめがけて加え、粉っぽさがなくなり、全体が均一になるまで混ぜる。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

3. 生地ができたら半分に切ったキャンディチーズを入れ、折りたたみながら均等になるよう軽く混ぜ合わせる。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

4. 表面を平らにならし、保存容器のふたをしめる。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

<一次発酵>

 冷蔵庫の中に一晩(8時間以上)置く。

※一日に一回水で濡らしたスプーンで混ぜれば5日間保存可能です

※8時間後の状態がこちらです ↓

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

<成形>

1. 打ち粉を多めに振って、生地と保存容器の間の四辺にドレッジ(カード)を差し込み、隙間を作る。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

2. くっつかないアルミホイルの上に保存容器を裏返し、生地が落ちてくるのを待つ。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

3. 細切りのブロックベーコンを生地全体に散らし、生地を整えて奥と手前から三つ折りにする。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

4. 生地をドレッジで二つにカットする。

※カットする場所に打ち粉をするとくっつきにくいです

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

5. 生地の形を整え、表面に打ち粉をし、真ん中にナイフでクープ(切り込み)を入れる。

※生地を触りすぎると硬いパンになってしまうので注意!!

※クープを入れる場所に多めに打ち粉をすると切り込みを入れやすいです

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

<焼成>

アルミホイルごと天板の上にのせて1200Wのトースターで15分ほど焼く。上が焦げそうな場合は、途中でアルミホイルをかぶせる。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

生地の底面に焼き色がついてクープが開いていることが焼き上がりの目安です。

※焼き上がってすぐのパンをカットすると、切り口がねちっとしてしまうので、冷めてからカットするのがおすすめです

※焼成時間は、お使いの機材により適宜調整してください

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

冷めたてを切ってみると…具だくさんで食べ応えも満点です!

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

昨日の晩ごはんの残りものやスーパーのお惣菜をおかずに添えたりして…たまには自分にゆっくりランチタイムを。お友だちとのランチにもぴったりです。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

経験者でなくてもパン作りの楽しさや自分で作るパンのおいしさを味わうことのできる「日々のパン」のレシピ。中でも「ドデカパン」の生地はアレンジが簡単においしくできます。

昨今の情報にあふれる社会の中で、どんな食品を体に取り入れたらいいのか、敏感に感じ取っている方も多いと思います。

せっかくパンを食べるなら、原材料が分かっている手作りの安全なパンを食べる、という選択肢がここにあります。「ご飯を炊くような気持ちで、もっと手軽にパン作りを楽しんでほしい」そんな想いの詰まった日々のパンのレシピで、みなさんも安心で充実した日々をぜひ楽しんでみてください。

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ

ベーコンとチーズのリュスティックレシピ
かわはらづか純子さん

千葉県松戸市を中心に活動する日々のパンの講師。幼稚園や保育園などで開催する出張パン教室に参加のほか、自宅では「焼きたてパンの香りに包まれる幸せ」を一緒に味わえる、ママたちやキッズ向けのレッスン「焼きたてパン教室 Love & Blossom」を実施している。

Juncozuka(@junco_breadbaking)

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日々のパン

「ごはんを炊くような気持ちで、もっと手軽にパン作りを楽しんで欲しい」という想いから活動をスタート。代表の吉永麻衣子と各地の日々パン先生が、日本全国の幼稚園や保育園などで簡単に作れる出張パン教室を開催。パン作りを通して手作りの楽しさや大切さを伝え、コミュニケーションから生まれる笑顔を全国の家族に届けている。

 

<ホームページ>
「日々のパン」

<Instagram>
日々のパン(公式)(@hibinopan_official)

<YouTube>
「吉永麻衣子の日々のパンレシピ」