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15分で完成!麻木久仁子のラクうま元気ごはん
麻木久仁子(あさぎくにこ)
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カリッと香ばしい!「牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ」

国際薬膳師の資格を持ち、健康的な食生活を提案中のタレント・麻木久仁子さんのフーディストノート公式連載。今回は旬の牡蠣を使ったチヂミです。豆腐を加えてふわふわの食感に仕上げています。香味野菜もたっぷりで風邪予防にも◎
2023/12/22
2024/08/23
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牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 完成写真

こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。

冬、乾燥の季節になると肌がカサカサしたり、ドライアイやドライマウスなど体も乾きがちですね。体の渇きはお通じにも関わります。体を温める力を「陽」、体を潤す力を「陰」と言いますが、陰の力が弱まると体のあちこちで不調が出てお通じも滞ります。

そこで取り入れたい食材が「滋陰(じいん)」「補陰(ほいん)」といわれる食材です。まずはこの時期グリコーゲンが増えて旨味が増す牡蠣。慢性的な腎陰不足を補い、良い血をつくり、不安感をなだめてくれます。豆腐も陰を補いますが、特に大腸を潤してお通じを整えます。ともに美肌に導く力があります。

今回は水は使わずに豆腐と卵でまとめた、ふんわりチヂミです。たっぷりの香味野菜を加えて冬の風邪予防も加味しました。長ねぎ、みょうが、しそは「解表(げひょう)」といって体表の邪、つまり風邪を払う食材ですので、たっぷり加えましょう。焼いていると牡蠣の磯の香りが立ち上る、冬におすすめのチヂミです。

カリッと香ばしい!「牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ」レシピ

調理時間

15分

人数

2人分

材料

牡蠣(加熱用)…200g

絹ごし豆腐…1/2丁(180g)

長ねぎ…1/2本(50g)

青じそ…4~5枚

みょうが…1個

卵…1個

小麦粉…大さじ3

片栗粉…大さじ2

ごま油…大さじ4  

塩…ふたつまみ

和風顆粒だしの素…小さじ1/2

A ポン酢…大さじ2

A マヨネーズ…大さじ2

A コチュジャン…小さじ1

作り方

1. 牡蠣は水洗いして汚れを落とし、キッチンペーパーでよく水気を拭く。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程1

2. 長ねぎ、みょうがは小口切りに、青じそは粗みじんに切る。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程2

3. 絹ごし豆腐は泡立て器で滑らかになるまでときほぐす。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程3

4. 3に卵、小麦粉、片栗粉、塩、和風顆粒だしの素を入れてなめらかになるまでよく混ぜる。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程4

5. 牡蠣と2を加えて混ぜ合わせる。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程5

6. Aをよく混ぜ合わせてたれを作る。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程6

7. 卵焼き用のフライパンにごま油を入れて熱し、5を薄く流し入れて両面をこんがりと焼き色がつくように焼く。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 工程7

8. 7を食べやすい大きさに切って、たれを添える。

牡蠣と豆腐のふわふわチヂミ 完成写真2

調理のポイント

牡蠣は小ぶりの方が作りやすいですが、大きければ2等分にしましょう。豆腐は水分の多い絹ごし豆腐を水切りせずにそのまま使います。多めの油で揚げ焼きにすると表面がカリッとしますが、ごま油だけで焼くとしつこく感じる時は半分をサラダ油にするとよいでしょう。フライパンを使用する際は24cmの大きなフライパンで一度に焼くか、18cmのフライパンで2度に分けて焼いてください。コチュジャンはお好みで加減してください。お子さんが召し上がるときには入れなくても構いません。

ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪

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麻木久仁子(あさぎくにこ)

1962年東京都生まれ。タレントとしてテレビやラジオで司会・コメンテーターとして活躍。2010年に脳梗塞、2012年に乳がんに罹患したことから講演会などで検診や食生活の大切さを伝えている。2016年に国際薬膳師、2020年に温活指導士の資格を取得。著書に『生命力を足すレシピ(文響社)』『ゆらいだら、薬膳(光文社)』などがある。

 

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