簡単!お一人様酒蒸し 、 魚のカマのレンジ酒蒸し
こんにちは~筋肉料理人です!
今日の料理は魚のカマの酒蒸しです。 カマは魚のエラの後ろ、胸ビレがついている部分で、この部分はよく運動する部分でありながら脂がのって美味しいので、焼いても、煮ても、蒸しても美味しく食べられます。魚屋さんに行くと、ブリのカマ、カンパチのカマ、サーモンのカマが多く並んでいると思います。どの魚を選んでも美味しいです。
今回、使ったのはボラのカマです。ボラは白身の魚で、脂が乗っていてとても美味しい。刺身でも加熱調理でもどちらでもいけます。しかもお値段が安いので、魚屋さんに良さそうなのが並んでいると、ついつい、買ってきちゃいます。その日に作ったのは白身魚のカルパッチョと刺身でした。
上の写真がさばいたボラのカマと腹骨。どちらも美味しい部分です。これを捨てるのはもったいないので、中骨と一緒にあら煮にしたり、吸い物にしたりすると美味しく食べられます。この日は後日、中骨と頭をあら煮にし、刺身を作った当日にカマと腹骨の酒蒸しを作りました。
作り方はとても簡単です。皆さんが作る時は市販の魚のカマを使うことが多いと思うので、それを前提に作り方を説明させてもらいます。
1)買ってきた魚のカマの状態を確かめます。多くの場合は刺身用の魚のカマのはずなので、臭みは無いと思います。もし、臭みを感じたら日本酒をふりかけます。これだけで臭みがかなり消えます。そして塩をふりかけましょう。魚の重量が200gとしたら、塩を1g、魚の上にかけましょう。20分ほど置くと水が出ます。水をキッチンペーパーで吸い取れば、臭みも抜くことができます。
2)耐熱皿に1)のカマをのせましょう。あれば長ねぎの葉を一緒にのせます。長ねぎの葉はくさみ抜きになります。
これに日本酒大さじ3、おろし生姜、小さじ1/4、昆布出汁の素少々を混ぜたものをかけます。くさみ抜きに生姜、旨味を入れるために昆布出汁の素を使っていますが、日本酒だけでもいいです。
3)ラップを被せ、電子レンジで加熱します。加熱時間の目安は500wで魚100gに対し2分です。200gなら4分加熱すれば大丈夫。
加熱が終わったら皿に盛り付けます。あれば白髪ねぎを添え、お好みでぽん酢しょう油をかけて頂きます。私は辛いのが好きだから一味を振って食べることが多いです。
魚のカマの酒蒸しの完成です! こういう料理は出来たてが美味しいので、出来たてを頂きます。出来たての酒蒸しはふっくら、とろりとしていてとても美味しい。ある意味、時間が勝負の料理なので、自宅で自分のために作り、できあがったらすぐに食べるのが正しいです。時間が経って冷えると臭みが出るので、出来上がったらすぐに食べましょう!
下の動画はボラの捌き方としゃぶしゃぶの作り方動画です。参考にご覧ください。