筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア
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大雪!生放送!しめ鯖とボラの刺身

筋肉料理人さんの公式連載です。おうち飲みにぴったりな、ビールや日本酒にあう簡単おつまみレシピをご紹介します。今回は「大雪!生放送!しめ鯖とボラの刺身」です。
2016/01/25
2016/01/25
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しめ鯖ボラの刺身t19.jpg


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!
皆様、お元気ですか~

こちら佐賀は昨日から大雪になりました。平野部でも多いところでは20cmの積雪で、うちの車はカローラなんですが、車に積もった雪でワゴン車みたいになってます。こちおら佐賀も山間部では30cm以上積もるとこもありますが、平野部でこんなに積もったのは久しぶりというか、見たこと無い?か細い記憶ですが、私が小学生の頃、もう30年以上前は今より雪が多く、結構積もっていましたが、こんなに積もったのは初めてかなあ。

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昨日から積もったんですが、昨日は昼間も気温が低く、雪が全く溶けない!傘をさしてると雪が傘に積もるんですが、振り払うと水気が全くついていないんです。北海道にスキーに行った時みたいなパウダースノー、サラサラの雪でした。平地でこんな雪がふるのか~なんて驚きましたよ。積雪が多いんで歩道が歩きにくく、歩行者が車道を歩いてるのを見かけました・・・

若いころは雪が降るとバイクに乗って山に行ってましたが、流石にこの歳になるとそんな元気はありません。家で料理をし、溜まった仕事を片付け、夜は家族で鍋を囲みました。こんな時は温まる鍋が良いってことで、サーモンのあらを使った石狩鍋を食べました。

サーモンあらの石狩鍋風t45.jpg


寒い夜はやっぱり鍋です。美味しかったし、温まりました。レシピは→サーモンあらの石狩鍋風

この寒さも山場は過ぎたみたいなので、明日には少し雪も溶けてくれるかな?





22日はサガテレビかちかちプレスの生放送に出演するため、佐賀市内にあるスーパーモリナガ空港通店に行ってきました。

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今回の企画は二部構成で、前半、サガテレビリポーターのこかどひろこさんが、今の時期のおすすめの食材をスーパーモリナガさんで取材、後半に私がその食材を使って生料理するってものです。私が出演するのは18時過ぎって話だったので、16時ちょっと前に現地に行き、料理の準備に入りました。

実はここで生料理するのは2回めで、前回は2014年の8月1日にここで生料理作ってました。その時に作ったのは「羊羹でさがんもんフルーツポンチ」、「唐揚げと天ぷらのピリッと!薬味サラダ」でした。

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この時は併設された地場産売り場で売ってる商品を使って料理する!って企画でして、上の2種類をダッシュでつくりました。今回は生牡蠣を使ってくれって事だったのと、料理機材、食材少なく、3分以内で作ってリクエストがあったので、メインブログで過去につくった作った牡蠣のレシピを選び、これを少しいじった料理を作りました。

牡蠣のタバスコケチャップソースかけ

生牡蠣をちょっと洋風に、タバスコを使ったソースで食べるレシピです。タバスコとケチャップの風味で生牡蠣の生臭みを程よく消してくれるので食べやすいです。和風のおろしポン酢と食べ比べると面白いですよ。ちなみにタバスコは元々、生牡蠣を美味しく食べるために作られたソースだそうです。


材料 2人分
生むき牡蠣(生食用)      1パック
玉ねぎ               1/8個
パセリ                適宜
レモンの皮             少々
塩                  適宜

A
ケチャップ              大さじ1
ウスターソース            小さじ1
レモン汁               大さじ1/2
タバスコ               小さじ1/2~(お好みで減らしても増やしても)

1)玉ねぎをみじん切りにしてザルに入れ、風を当ててしばらく置きます。時間がある時は表面が少し乾くくらいにするといいです。時間外がない時は水にさらしてから、しっかり水気を切ります。風に当てるのは辛味を抜いて甘みを出すためです。

2)Aを混ぜあわせてタバスコソースを作ります。

3)塩水(水1リットルに塩小さじ4)に牡蠣を入れてさっと洗い、ザルにあげて水気を切ります。水気が切れたら牡蠣を皿に並べ、上に玉ねぎみじん切り、2)のタバスコソースをかけ、パセリを添えます。レモンの皮の黄色い部分を薄くむき、細くみじん切りにして散らせばできあがり。

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こんな感じで、玉ねぎを刻み、調味料を混ぜるだけ!って感じでできるんですが、一人リハで時間を計ってみると、一人で喋りながら作って2分30秒。3分以内は達成したけど、本番じゃ説明トーク以外にリポーターさんとのトークが入るので、ちょっとギリギリかなあって感じ。実際、本番前のリハをやってみると40秒オーバーだったので、私の説明とリポーターさんとのトークを少し削って対処しました。本番は6時30分スタートで無事終了。それから後かたづけして帰宅したんですが、現地を出たのが19時過ぎで、自宅についたのが20時過ぎ。自宅付近になって突然、

刺身が食べたい・・・

そう思うと、もう食べたくて食べたくてたまらない。

刺身と日本酒

刺身と日本酒

刺身と日本酒

ってな感じで脳内でリフレインしてます。こんなことならスーパーモリナガさんでトビウオのいいのがあったし、生牡蠣もあったので買ってくれば良かった・・・仕方ないので自宅近くのスーパーに入り、でっかい鯵を買ってきて刺身にしようと思ったのですが、間違えて加熱用の鯵を買ってきてしまい、この日は結局、刺身+日本酒は堪能できず・・・・無念の涙を飲みました。(こかどさんは、しっかりトビウオの刺身を買っていたので、お家で美味しく食べたことでしょう)

ってな事があったので、翌日はスーパーに午前中に行き(魚に力を入れてるスーパーが近くにあるんです)、鯖とボラをゲットしてきました。

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どちらも小ぶりでしたが鮮度はバッチリ!

ちなみに鯖の鮮度は腹の張りで確認し、ボラの鮮度は首を折って活き締め&血抜きしてるかで確認します。鯖の腹が柔らかいものは刺身用ではノーグッド。ボラの首が折られて無くて、エラが鮮紅色、鮮やかな赤色してないものは駄目です。

鯖は三枚におろしてしめ鯖にしました。しめ鯖の作り方は色々あるのですが、私が作るのは刺身に近いしめ鯖でして、刺身用の鯖でないと作れません。最初に塩で水抜きし、その後に酢で短時間締めます。なので切ると刺身みたいな断面になっていて、身が締まり、味が濃くなっています。ボラは普通に三枚にし、普通に刺身にしました。冬場のボラは脂が乗っていて美味しく、鮮度さえ良ければ鯛より美味しいと思う程です。このボラは文句なく鮮度良しの美味しいボラでした。こんな感じで作った刺身がトップ画像の刺身です。この刺身盛りで鯖一尾分、ボラの半身を盛りつけています。この他にボラ半身とサーモンの刺身盛りもつくり、家族はそちらの方をメインに、私は鯖がのった方をメインに食べました。

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こうやって前日の生放送後の「刺身食べたい!」の恨みを晴らしたわけですが、この魚を買いに行ったのが23日の午前中。天気予報で寒波が来るから、食料と水を3日分備蓄するようにとアナウンスがあっていたので、周りの方は皆さん、パン、カップ麺を大量に買ってました。それを見て、「うちも買っとかなきゃなあ~」と思い出して買いました。買ったけど、幸い、手を付けてないので、雪の被害が少なくてよかったのかなと思ってます。

しめ鯖の作り方とボラの刺身は下の動画を参考にしてください。こんな感じでつくってます。









danshigohan.jpg筋肉料理人の男子ゴハンレシピ

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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