余った鶏皮で作る焼き鳥おつまみ!コスパ抜群「鶏皮の塩焼き」の作り方
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は「鶏皮の塩焼き」の焼き鳥レシピをご紹介させていただきます。じっくり焼いて脂を落とし、カリッと仕上げた鶏皮の焼き鳥はビールのおつまみに最適!鶏皮の保存方法、竹串の刺し方、グリルを使った焼き方も詳しく説明していきますよ。
鶏皮の焼き鳥について
鶏皮の焼き鳥は、焼鳥屋さんや居酒屋さんに必ずと言っていいほどあるメニューで、鶏の皮を串に刺して作ります。
お店で食べる鶏皮の焼き鳥には鶏の首の皮が使われているのですが、鶏の首の肉自体はせせりと言って、皮がない状態で焼き鳥にするので首の皮だけが余ります。ですのでお店の鶏皮の焼き鳥ではその余った首の皮を使うという訳なんです。
鶏皮のおすすめの保存方法
家庭では鶏むね肉や鶏もも肉に付いた皮を外して料理することが多いですよね。我が家でも鶏むね肉の皮を外すことが多く、皮は冷凍保存しています。
鶏肉から皮を外したら板状にしてラップに包んで冷凍します。下の写真がそれで、板状にしておけば流水解凍ですぐに解凍できるから使いやすいです。
今回は冷凍しておいた皮を使って焼き鳥を作っていきます。コスパの良いおいしいおつまみになりますよ。
↓ラップに包んで冷凍しておいた鶏皮
↓冷凍の鶏皮を流水解凍する様子。すぐに溶けるので、解凍したら水気を軽く絞って使います
「鶏皮の塩焼き」レシピ
材料(5本分)
鶏皮…250g
キャベツ…160g
日本酒…大さじ2
塩…小さじ1/3~お好みで
うま味調味料…適量
七味唐辛子、一味唐辛子…適宜
(キャベツのたれ)
A ぽん酢しょうゆ…大さじ1
A 3倍濃縮麺つゆ…小さじ1
A 水…小さじ2
作り方
1. キャベツをザクザクと大きく切り、Aのキャベツのたれの材料を混ぜ合わせておきます。
2. 解凍した鶏皮に日本酒をふりかけてもみ込みます。
※日本酒の効果でくさみが抑えられ、きれいな焼き色がつきますし、旨味も入ります。そして、下処理中にくさみがなおいので扱いやすくなります
3. 鶏皮についている分厚い脂を切り取り、2cmちょっとくらいの幅に切ります。
※脂は分厚い部分だけ切り取るといいです
4. 鶏皮を5等分の量に分け、竹串で刺します。鶏皮の端から串に刺し、鶏皮を折りたたみながら長さが2cmちょっとくらいになるようにしていきます。残りの鶏皮もすべて刺していきます。
※鶏皮を2cmちょっとの幅に切っているので、2cm角の棒状になります
※竹串は15cmの物を使っています。100円ショップ、スーパーで売っています
5. 塩をふり、あればうま味調味料をふりかけ、魚焼きグリルの弱火で5分置きくらいに返しながら20分焼きます。
※ここでは、両面焼きのグリルを使っています。上火だけのグリルの場合も弱火で5分置きに返しながら焼き、全体がカリカリになるまで焼いてください
※焼き鳥の持ち手が焦げないよう、アルミホイルで覆っておくといいです。下の完成画像の持ち手が焦げてるのは、アルミホイルが外れてるのに気が付かなかったからです( ;∀;)
焼きあがったら皿に盛り付けます。皿の端に一味唐辛子か七味唐辛子を盛り、焼き鳥につけながら食べるのが九州のスタイルです。キャベツも皿に盛り、キャベツのたれをかけて焼き鳥のお皿の横に添えます。
「鶏皮の塩焼き」の完成です!
見るからにカリカリ、香ばしく焼けた鶏皮の焼き鳥は、食べると表面は想像以上にカリカリサクサク、中にもっちりした部分があっておいしい!
鶏皮は油の多い部位ですが、しつこい脂っぽさは全くなくておいしいです。脂っぽさがないその訳は下の写真にあります。
グリルの油受けに鶏皮の脂が溜まっているのをご覧いただけると思います。
弱火でじっくり焼く事で、こんなにもたくさんの脂が出ます。ですので、鶏皮がサクサクカリカリのおいしい焼き鳥になるのです。脂が落ちるのでヘルシーな鶏皮料理とも言えますね。
焼きたては焼鳥屋さんに匹敵するおいしさ!これを食べながら、ビールをいくらでも飲めます。
捨てるはずのとり皮を冷凍しておけば、こんなにおいしい焼き鳥になりますし、鶏皮はスーパーでも売っているので、とりあえずすぐに作ってみたいって時は買ってきてお試しください。
グリルで焼く鶏皮の焼き鳥は最高においしいですよ!