のせるおかずは自由自在!「だしかけごはん」は究極の一膳なんです!
あったかいご飯におかずをのせて、おだしをかけていただく…。
シンプルだけどなんだかほっとした幸せな気持ちになりますよね。それはだしが持つ深いうま味から引き出されるものなのかもしれません。毎日忙しくて食生活が乱れているひとり暮らしの方から、家族の健康に気を遣う主婦の方まで、だしかけごはんを取り入れることで健康的で身体にも優しい食事が実現できますよ。
いくらと鮭、炙り海苔のだしかけごはん
焼いた鮭といくらのコンビはだしをかけることで塩分がマイルドに中和され、まろやかな食べ応えでごはんがサラサラと食べられます。お好みでわさびを加えると、ぴりっと引き締まり大人の味わいに。
<材料> (1人分)
【だし】
鰹だし…100ml
昆布だし…100ml
塩…適量
しょうゆ…小さじ1/2
酒…大さじ1
いくら…20g
鮭…1切れ
海苔…適量
白ごま…適量
ごはん(白米)…茶碗1/2杯
<作り方>
1、しょうゆと煮切って冷ました酒を合わせ、いくらを30分以上漬ける。
2、鮭は少量の酒(分量外)をかけ、網か魚焼きグリルで焼く。海苔は炙っておき、ごはんに白ごまを混ぜ合わせておにぎりを作る
3、器におにぎりと鮭、いくらを盛る。海苔を添え、熱いだしをかける。
味噌漬け卵のだしかけごはん
黄身を味噌に漬けこんだ味噌漬け卵。冷凍して水分を飛ばすことで、黄身自体のうま味が濃縮されます。おかずはたったこれだけなのに満足度の高いひと皿です。飲んだあとの〆におすすめ。
<材料>(1人分)
【だし】
鰹だし…100ml
昆布だし…100ml
塩…適量
卵…1個
味噌…大さじ1
みりん…大さじ2/3
しょうゆ…小さじ1
ごはん(白米)…茶碗1/2杯
<作り方>
1、卵を殻のまま2~3日冷凍する。
2、凍った卵を割り、卵白と卵黄に分ける。味噌、みりん、しょうゆをあわせて味噌ダレを作る。
3、小さめの容器にラップをしき、味噌ダレを入れる。その上に凍った卵黄を入れて卵黄の上から味噌ダレでおおう。冷蔵庫で2~3日保存する。
4、器にごはんを盛り、味噌ダレを取り除いた3の卵黄をのせて、熱いだしをかける。
中華風ふろふき大根のだしかけごはん
ふろふき大根は和風の合わせ味噌が定番ですが、だしと合わせるためコクの深い中華味噌を。粉花椒のピリッとした刺激が濃厚の甜麺醤とごま油の風味のよいアクセントに。
<材料>(1人分)
【だし】
煮干しだし…150ml
乾しいたけだし…50ml
塩…適量
大根…50g
生姜の絞り汁…ひとかけ分
甜麺醤…小さじ1
ごま油…小さじ1/2
粉花椒(粉山椒でも可)…ひとつまみ
黒ごま…小さじ1/2
ごはん(白米)…茶碗1/2杯
<作り方>
1、大根は皮をむいてポリ袋に入れ、電子レンジで1分30秒~2分ほど過熱する。
2、生姜の絞り汁、甜麺醤、ごま油、粉花椒を混ぜ合わせて中華味噌を作る。ごはんに黒ごまを混ぜておにぎりを作る。
3、器に2のおにぎりと1を盛り、中華味噌、好みで花椒(分量外)をのせて、熱いだしをかける。
いかがでしたか。「ごはん+おかず+だし」を一緒に盛る一膳スタイルの「だしかけごはん」は、だしを作って保存しておけば、簡単だけど本格的で満足感も得られる優れもの。日本人が遠い昔から育み食べてきた、だしの力で毎日を元気に過ごすしていきたいですね。本書では春夏秋冬の季節ごとの食材をいかしたレシピや各地方の郷土料理、世界の料理をアレンジしたメニューもご紹介しています。
さらに11/24は“いいにほんしょく”という語呂あわせから「和食の日」とされています。実りの秋に自然に感謝しながら、心と体を癒す味わい深い一品をぜひご家庭でもお試しください。
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【イベント情報】
「究極の一膳 だしかけごはん」×「えん」
オリジナルメニュー販売記念 無料体験試食会
日時:11/21(火)14:30-15:30
場所:「和食・酒 えん」池袋西口店
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