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塩少々ってどのくらい?今さら聞けない!調味料のはかり方

塩少々ってどのくらい?今さら聞けない!調味料のはかり方
お料理で重要となるのが、調味料。レシピに出てくる「大さじ1って何ml?」や「塩1つまみって実際はどのくらい?」なんて、一度は考えた込んだ経験があるのではないでしょうか。今さらすぎて人に聞くのは恥ずかしいけれど、しっかりと身に付けておきたいのが基礎知識。この機会にしっかり覚えましょう!
フーディストノート
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2017/08/01
2021/10/21
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お料理が成功するのも失敗するのも調味料次第!ちょっとの誤差で味付けが大きく変わってくるので要注意です。ここでは、新刊「おいしさを伝えるレシピの書き方Handbook」(辰巳出版刊)より計量カップや計量スプーンの「量」や、正しいはかり方、重量(g)に換算した表、「塩1つまみ」といった手で計る方法などをご紹介します。

大さじ1って小さじいくつ?計量スプーンの正しいはかり方

調味料をはかるときに必須の計量スプーンは、「大さじ1=15ml」、「小さじ1=5ml」です。砂糖や塩など顆粒状のものをはかるときは、かたまっている部分はくずしておき、スプーンいっぱいにすくってから、別のスプーンの柄などへら状のもので表面を平らにすりきりにします。1/2の量はそこから半分を除きます。

酢、しょうゆなど液体状のものは表面が少し盛り上がるくらいまで静かに注ぎます。1/2の量はスプーンの底が丸くなっているものが多いため、2/3程度の深さまで入れます。

なお、大さじ1は小さじ3となります。いくつかの調味料を使う時は固形のものから液体状のものの順にはかると、調味料が計量スプーンにくっつくことなく続けて作業ができてラクチンですよ!

1カップって何ml?炊飯器用の付属カップを併用してる方は注意!

「1カップ=200ml」の計量カップが基本。200mlのカップで1カップの粉類をはかるときは、ふんわりと多めに入れてスプーンの柄などへら状のもので表面を平らにすりきりにして、余分を除きます。あまりカップをトントンとたたいてならしてしまうと、詰まっていき重量が変わっていってしまうのでご注意ください。
液状のものをはかるときは、カップを平らな場所に置いて目盛りを真横からみて液体の表面の高さではかります。

なお、お米をはかるときは普通、炊飯器に付属のカップを使いますが「1カップ(1合)=180ml」なので計量カップ(200ml)と混同しないように気を付けましょう。

塩「少々」「ひとつまみ」「ひとつかみ」の違いって?

塩やこしょうなどの分量表現でよく使われる「少々」というのは、親指と人さし指の先でつまむくらい。約小さじ1/3です。
「ひとつまみ」は親指、人さし指、中指の3本の先でつまむくらい。小さじ1/5~1/4です。
「ひとつかみ」は、人さし指、中指、くすり指、小指の4本で手のひらに軽く握るくらい。約大さじ2となります。

知っておくと便利!水大さじ1と砂糖大さじ1って何g?

計量スプーンや計量カップではかたっときの重量の目安です。知っておけば、手元に秤がない時でも大助かり!特にお菓子などを作る時は細かな計測が大切になりますので、参考にしてみてくださいね。

いかがでしたか?料理上手への近道はきっちりと分量をはかることから!丁寧にはかって美味しい料理を作りましょう。さらに本書では「レシピの書き方」や「調理説明でよく使われる表現」「材料の特徴や下ごしらえの方法」などを細かく取り上げています。ぜひ参考にしてくださいね。

『おいしさを伝えるレシピの書き方Handbook』
レシピ校閲者の会(著)

料理本や料理雑誌で延べ10万以上ものレシピを見つづけてきたベテラン校閲者たちが知恵を出し合い、意見を交わしてまとめた、わかりやすいレシピの書き方の本。
レシピを考えたり書いたりするときの参考となるように、材料や用語の基本についても説明しています。レシピを書くとき、いつも手元に置いておけば、ネット掲載の際にも、とても参考となる一冊。毎日食事を作っている方、料理ブロガーの方、料理講師やフードコーディネーターなどプロの方まで、料理を愛する皆さんの役に立つ一冊!

▼詳しくはこちら
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協力・書影提供:辰巳出版(http://www.tg-net.co.jp/

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