明るくかわいい料理写真のつくりかた:あいりおーさんインタビュー【後編】
前編では、あいりおーさんが「Instagramをはじめたきっかけや、どのようにフォロワー数が増えていったか、Instagramをはじめてよかったこと等について語ってくださいました。後篇では、あいりおーさんが実際どのように撮影をしていらっしゃるか、詳しく教えていただきます!
前編はコチラから↓
http://www.recipe-blog.jp/antenna/104948
失敗気味のパンやお菓子もそれはそれで楽しんじゃう(笑)。思いがけないアイデアが生まれることも
あいりおーさんの明るくかわいいお写真のファンは本当に多いですね。一体どんな風に撮っていらっしゃるのですか?
投稿は夜にすることが多いのですが、撮影自体は実はいつも午前中かお昼頃にしています。自然光の方がお菓子やパンが綺麗に撮れるからです。電気の明るさが不自然になってしまう気がするので夜間は撮らないですね。
カメラは、CANONのEOS Kiss X5という、初心者の人でも扱いやすいデジタル一眼レフカメラを使っています。レンズも同じCANONの単焦点レンズを使っていて、私は主にお菓子やパンをUPしているので、接写できて、標準レンズよりも背景のボケ感があり、被写体が際立って見える点が気に入っています。
独特の雰囲気も素敵ですが、画像加工アプリなどは使っていらっしゃいますか?
スイーツやパン、ワンプレートなど、あいりおーさんの作品はどれも、ひとつひとつ、とても大切に撮られているように感じます。しいて言うなら、一番お好きなのは何でしょう?
スタイリングはどんな風に作っていらっしゃるのですか?
この白いテーブルも素敵だなーといつも思っていたのですが…なんと、あいりおーさんの手作りだったのですね…そういった小物はもちろん、器使いもとても素敵なのですが、特にお気に入りのものはありますか?
たくさんのお写真の中でも、あいりおーさんのお写真はすぐに「あ、あいりおーさんだ!」とわかる気がします。そんな、あいりおーさんらしいスタイリングのポイントはなんでしょう?
あいりおーさんの“得意技”は?
失敗気味のパンやお菓子をデコレーションでごまかすこと(笑)。アイシングクッキーに穴があいてしまったら、そこにお花をつけてみたり、バゲットの形が不細工だったらカットして断面の方を見せるようにしたり…ちょっと失敗しちゃったかな?と思っても、それはそれで楽しんでみることで、自分では思ってもみなかったようなアイデアが生まれることもありますよ。
お料理を作る上で心がけていることや、必ずすることはありますか?
お料理を作るときに一番心がけているのは、「丁寧に心を込めて作ること」です。そして、必ずメモを取りながら作ります。この時のこれがおいしかった、ダメだったというのはレシピメモがあれば、次に生かせるからです。普段からレシピ作成を行うことが多く、こんなクセがつきました。
あとは、料理なら赤、緑、黄色など食材の色をたくさん使うように心がけています。スタイリングという意味でだけでなく、実際に食べる時にも見た目はとても大切だと感じているからです。
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ただかわいいだけでなく、しっかりと芯のようなものや、明るくポジティブなエネルギーが感じられるあいりおーさんのお写真。今回お話をお伺いしてみて、ひとつひとつの作品に愛情を注ぎ、丁寧に向き合う素敵なお人柄が、そのまま写真を通じてこちらに伝わってきていたのだなと感じました。
心からクッキングラマーライフを堪能していらっしゃる様子のあいりおーさん。ますますのご活躍に目が離せません。あいりおーさん、たくさんのお話、ありがとうございました!