お味が気になる♪「チョコレートのちょっと意外なコラボ」レシピ4選
アメリカ発「ベーコン×チョコ」はおつまみ風!?
「ベーコン・マニア」という言葉があるくらい、アメリカではベーコンはなくてはならない存在。しかも、食べ方のアレンジはおかずにとどまらず、なんとスイーツにまで及ぶんですって!
そんなアメリカのベーコンアレンジの1つが、B級グルメ風の「チョコレートベーコン」。カリカリに焼いたベーコンに湯せんしたチョコレートをコーティングしたもので、ニッカウヰスキーが公式Twitterで紹介し、話題になったこともありました。
ちなみに、このチョコレートとベーコンの組み合わせは、アメリカで商品化もされています。Baconluxious Chocolateは、ミルクチョコレートの中に、細かく刻んだベーコンと塩が入った魅惑の味わい。こちらも一度試してみたいですね♪
メキシコ発「チョコ×スパイス」でエキゾチックな味わいを!
タコスやブリトーなど、日本でも人気のあるメキシコ料理。チリ(唐辛子)を使うことが多く、辛いイメージがありますよね。しかし、辛みの少ないチリもあり、辛さだけでなくコクをプラスする効果もあるんですって。
そんなチリとチョコレートが出会った、濃厚ソース「モーレ・ポブラーノ」。たくさんのスパイスやナッツも使い、鶏肉にかけて食べるのがメキシコでは定番です。
メキシコでは、昔、モーレポブラーノをお祝いのときに食べる習慣があったそうです。見た目こそチョコレート感たっぷりのソースですが、そういえばカレーの隠し味にチョコレートを入れる、なんてちょい足しレシピもありますよね。チョコレートでコク出し、これはありかも♪
日本発「チョコレート×あんこ」は濃厚でリッチな味わい♪
日本で古くから親しまれてきた「あんこ」。平安時代には塩味で食べられ、室町時代になってから砂糖で味付けた甘いあんこになったそうです。今では、和菓子にとどまらず、洋菓子にも使われるようになっていますよね。
そのあんことチョコレートも相性よし。たとえば、日本を代表する老舗和菓子店の1つ、とらやではあずきとカカオのフォンダンが人気商品。あんことチョコレートを合わせた濃厚な味わいで、シナモンとポートワインもプラスされた大人向けの和スイーツです。
同じく老舗の鶴屋吉信では、バレンタイン限定でチョコレート羊羹を毎年発売しています。なめらかな羊羹とチョコレートの風味が融合した、濃厚でリッチな味わい。フレーバー付きタイプもあるので、ぜひ試してみて♪
ブラジル発「チョコ×コンデンスミルク」は超絶甘い!
カカオ豆の産地として有名なブラジルにも、チョコレートを使ったスイーツはたくさんあります。ブラジルの家庭で常備していることの多いコンデンスミルクを使う頻度も高いとか。
子どもの誕生日によく食べられるお菓子「ブリガデイロ」もその1つ。たっぷりのコンデンスミルクに、バターとココアパウダーも合わせて丸め、表面にチョコレートスプレーをまぶした甘~いお菓子です。ねっとり食感で、ココナッツやナッツ類をトッピングすることも。
バースデーケーキのデコレーションに使われることも多いブリガデイロ。お子さんに、そして甘党さんにおすすめの甘~いスイーツです。
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チョコレートの新たな魅力を発見できそうな、意外な食材とのコラボの数々。いつも食べている“あれ”や“これ”と組み合わせたら、もっとおいしくなるかも!という、世界の人々のチョコレート愛が伝わってくるようです。おやつに、おつまみに、さっそく作ってみて♪
※参考ホームページ
マイナビニュース「“ベーコン・マニア(Bacon mania)”って?【知っているとちょっとカッコいい英語のコネタ】」
JTB「Travel&Life/メキシコ人に愛されている代表的なメキシコ料理5選」
メキシカン料理ドットコム「モーレソース(モーレ・ポブラーノのソース)」
明治の食育「世界と食の文化/メキシコ合衆国」
ダ・ヴィンチニュース「“あんこ”の始まりは魔除けだった?! 作り方や種類、歴史など、伝統的甘味の魅力をあますところなく解説」
茜丸本舗「小豆とあんこの由来と栄養」
明治の食育「世界と食の文化/ブラジル連邦共和国/ブリガデイロ」
Nikkei National Geographic「世界のおやつ探検隊/第110回誕生日にはケーキより主役?ブラジルの国民菓子」