取り出しやすくて、ムダなく冷える♪今さら聞けない「冷蔵庫の収納」基本のき
冷蔵室は「奥の壁が見える」のがベスト
冷蔵庫の中で最もよく使う冷蔵室は、容量が大きくついつい食品を詰め込みがち。冷気の流れをアップさせるために、奥の壁が見えているくらいに詰めるのがベストです。食材と食材の間にすき間を作ることも心がけて。
冷蔵室は場所によって温度が違う?
冷蔵室って、どこに入れても同じ温度だと思っていませんか?じつは、場所によって違いがあるんです!上段やドアポケットは温度が高く、下段や吹き出し口は低くなりがち。しっかり冷やしたい食材は、下段に置いて下さいね。
冷凍室はぎっしり詰めるのが基本!
冷蔵室と違って、冷凍室はぎっしり収納がベスト!凍った食品が保冷材となり、お互いを冷やし合う効果があるからです。
冷凍室は外気との温度差がはげしいため、食品を詰めている方が、ドアを開けたときの温度上昇を防いでくれます。すき間なく収納するには、同じ形・サイズのタッパーがおすすめ。
タテ入れで収納力アップ!
野菜室では野菜を“冷やしすぎない”のもコツ
冷やしすぎないように、新聞紙にくるんだり、水分の蒸発を防ぐためにラップやビニール袋を使ったりすると◎
専用ケースの他にも、紙袋を使う方法もあります。大きさの調整がしやすく、汚れても手軽に交換できるので便利ですね♪
暑~い夏は、とくに清潔に!
温度が上がる夏場は、いつもより冷蔵庫の使い方に気をつける必要があります。雑菌が繁殖しやすいため、食材の汁などがこぼれたらすぐに拭き取りましょう。ドアの取っ手のお掃除も忘れず、清潔さをキープして下さいね。
また、ドアの開け閉めは、少なく&スピーディーを心がけて。探す時間を減らすために、定位置を決めておきましょう。それには、収納ケースやカゴが大活躍!食材の名前を書いておくのもいいですが、お子さんでも分かりやすいように、こんな風にナンバリングをしてもいいですね。
一年のうちで昼間の時間が最も長くなる夏至は、「冷蔵庫の日」ともいわれています。冷蔵庫が大活躍する夏本番に向けて、今から収納方法や使い方を見直してみませんか?
※画像提供パートナー:RoomClip
※参考ホームページ
日本電機工業会「電気冷蔵庫」
日本電機工業会「省エネのポイント/上手な使い方」
シャープ「コールセンターからのアドバイス/冷蔵庫」
パナソニック「家電製品の上手な使い方/冷蔵庫」
TEPCO「冷蔵庫の使い方」
NIKKEI STYLE「達人の冷蔵庫収納術、物には“定位置”がある」
旭化成ホームプロダクツ「野菜保存のポイント」