新たなパンケーキブーム!キーワードは「関西発」と「ふわふわ」
関西を代表するパンケーキ店が東京に念願のオープン♪
今ではあちこちで見かけるようになったふわふわパンケーキ。メレンゲを入れて分厚く高さを出したパンケーキは 、多くのお店が取り入れているスタイルです。今回紹介するのは、ふわふわパンケーキの先駆け的存在である「MICASADECO&CAFE」と「gram」。この2店舗が関西のパンケーキ界により濃く影響を与えたとも言われています。
バターとシロップだけのプレーンなパンケーキが定番だったところに、生クリームやフルーツをたっぷり盛りつけた海外のパンケーキが大ブームに。そんななか、2013年に「MICASADECO&CAFE」、2014年に「gram」が大阪にオープンしました。
当時の流行に流されることなく、いち早く「ふわふわパンケーキ」に着目。スイーツ好きだけではなく多くの人から支持も集め、その後の長く続くパンケーキブームをリードする存在になりました。
「念願のパンケーキが東京でも食べられる!」と、関東のパンケーキファンの間では話題沸騰!多くの人の心を掴んだパンケーキはどんな特徴があるのか紹介します。
一瞬のくち溶け♪ふわふわ至福の「MICASADECO&CAFE」
2016年6月にキャットストリート沿いにある神宮前店をオープンした「MICASADECO&CAFE」では、パンケーキ以外にもサンドイッチやサラダ、リゾットなどお食事メニューも充実しています。
ダントツに人気のある「ふわふわリコッタパンケーキ」(税抜:1,200円)は口どけ重視。口の中ですぐ溶けちゃうほど、軽い口当たりです。生地を混ぜるときにメレンゲの状態を見極め、上手に膨らむかどうかが分かるくらいシビア。ナイフを入れると、ふわり。断面にところどころメレンゲの泡が残っているのは、ふわふわ食感の証拠です!
卵感が抑えられているから後味のくどさが無く、リコッタチーズのコクと表面にまぶされた粉糖が溶けてほんのり優しい甘さ。バター・生クリームの他、小さなビーカーに入ったメープルシロップをたっぷり染み込ませると口どけ感が倍増です♪
日常から非日常にスイッチを切り替える!本格オシャレな「MICASADECO&CAFE」
インテリア会社が手掛けているので、メニューから食器、店内の雰囲気に至るまで全てがオシャレにトータルコーディネート♪
神宮前店は外国人観光客を強く意識して和モダンな作り。明るいウッド調に温もりを感じる灯りがこぼれ、スペイン語で「我が家」の意味を持つ「ミカサ」に通ずるリラックス感があります。「パンケーキだけでなく、お店に訪れることにも価値を感じてほしい」という想いがあるだけに、気持ちのスイッチを切り替える場所として何回も訪れたくなります。
ふわふわの常識を超えた!シルクのようにしっとり繊細な「gram」
2016年4月に自由が丘店、翌月は原宿店をオープンした「gram」ではパンケーキの他、フレンチトーストやサンドイッチも提供。最も人気が高いのが数量限定で販売している「プレミアムパンケーキ」(税込:950円)です。販売時間は11:00・15:00・18:00の1日3回、各回20食の限定。早々に売り切れることも珍しくありません。
「プレミアムパンケーキ」は、しっかりメレンゲを立てて、混ぜ込み加減で状態を調整。専用の鉄板を使用して一つ一つ丁寧に時間をかけて焼き上げるので、一度に作れるのは5食分。そのこだわりが極上のふわふわ食感と絹のようななめらかな口当たりを実現。しなやかな弾力があり、口に含んだときに優しさが伝わってきます♪
添えられたバター・生クリーム・メープルシロップを合わせるとなめらかさがアップ!口の中でしっとり溶け込んでいく柔らかさはシルクのようです♪
日本最大級のパンケーキ店!一歩先を常に行く「gram」
「自分の住んでいる街でもgramのパンケーキを食べてほしい」という想いのオーナーが名乗りをあげて、現在では全国23店舗を展開。日本一の店舗数を誇り、日本のパンケーキ界を代表する存在と言っても過言じゃありません!各店舗・エリアごとに限定商品を販売し、「ご当地パンケーキ」があるのが見所。旅行に行ったときに、ここだけでしか味わえない味を体験してみて♪
また、「3Dテーブルマッピング」を一部店舗で導入予定なのだとか。パンケーキをコンセプトにしたストーリーをテーブルの上に投影するプロジェクションマッピングで、日本のスイーツ店では初の試み。パンケーキが運ばれてくる間も退屈することがないし、楽しみが倍増しそうですね!
まだまだ続く!これからも止まないふわふわパンケーキブーム
今回紹介した2店は、関西という枠を出て、今やパンケーキ界をリードする存在ですが、始まりは海外発パンケーキ店のブーム真っ只中に生まれた個人経営店。ふわふわ食感という新しい領域を生み出したことで人気になりましたが、それ以外にも店内のインテリアに力を入れたり、エンタメ性を取り入れたり、お客様の喜ぶことを美味しさ以外でも考えることで差別化。そんな至高のホスピタリティが多くの人から支持される理由なのでしょう。
これからもどんな進化を遂げるのか、どんなパンケーキに出会えるか両店から目が離せません!ふわふわのパンケーキだけに期待も膨らみ、ブームはまだまだ続きそうです。
「MICASADECO&CAFE 神宮前店」
○住所
東京都渋谷区神宮前6-16-5 2F
明治神宮前駅7番出口から徒歩約5分
○営業時間
11:00~19:00
○定休日
不定休
○HP
http://micasadecoandcafe.com
「gram 自由が丘店」
○住所
東京都目黒区自由ヶ丘2-12-13
自由が丘駅 正面口から徒歩約3分
○営業時間
11:00~21:00
○定休日
不定休
○HP
http://www.cafe-gram.com