「加熱しすぎNG」な食材って?調理のベスト時間をチェック♪

鶏むね肉
パサついたり、かたくなってしまいがちな鶏むね肉。細かい繊維が密集してできているため、加熱すると筋肉が収縮して水分を押し出してしてしまうことが原因です。鶏もも肉よりも脂肪やコラーゲンが少なく、水分を保持する力が弱いこともかたくなる原因になります。
そこで大切なのは、弱火でじっくり火を入れること。強火でいっきに加熱すると、中心まで熱が届く前に水分が逃げてしまうのでかたくなってしまいます。
鶏むね肉の保湿力をアップさせるために、水や料理酒と塩で30分以上漬け込んでおくことも有効です。
レンジ蒸し鶏の加熱時間
鶏むね肉1枚を耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで5分加熱します。一度取り出して裏返し、さらに1分加熱したらそのまま冷まして予熱で火を通しましょう。
鶏むね肉のソテーの加熱時間
冷蔵庫から出して、20分ほど室温においた鶏むね肉を使います。均一に火が通るように厚みがあるところを開いたらフライパンに油をしいて肉をのせてから火をつけてください。低温の状態から、ゆっくり火を入れていくことがポイントです。
中火で皮目をこんがり焼いたら、フタをして弱火で5分焼きます。フタを外して裏返し、弱火のままさらに3分加熱。火を止めてアルミホイルをかぶせ、予熱で5分火を通します。
鶏ささみ
鶏ささみも鶏むね肉と同様に、脂肪やコラーゲンが少ないことから加熱によって固くなりがちです。そこで、塩や料理酒をあらかじめもみこんで保湿しておくことが大切です。
ゆで鶏の加熱時間
鍋に鶏ささみが浸るくらいの水を入れて沸かします。沸騰したら鶏ささみを入れて5秒。裏返して火を止めたらフタをして、そのまま予熱で7分〜10分火を通します。
レンジ蒸し鶏の加熱時間
ささみ1本に対して料理酒を大さじ1をもみこんでから、耐熱容器に入れてラップをかけて加熱します。600Wで3~5分、途中でささみを裏返して加熱したら、そのまま冷まして予熱で火を通してください。
焼き魚・煮魚
魚は弱火で長時間加熱すると、固くなってパサついてしまいます。焼き魚も煮魚も、強火で短時間で仕上げるのが大切です。
焼き魚の加熱時間
短時間で焼いても中までしっかり火が通るように、冷蔵庫から出して塩をふったら20分ほど室温に戻します。その間、魚焼きグリルに火をつけて5分ほど温めておきましょう。焼き時間は魚の厚さや大きさによりますが、1尾丸ごとなら8~10分、切り身なら4~5分が目安です。
両面焼きグリルをお使いの場合は、焼き時間を2/3ほどに短縮してください。
煮魚の加熱時間
鍋に調味液を入れて火をつけ、沸騰したら魚を入れます。ペーパータオルなどで落としぶたをして、強火で6〜7分煮たらできあがりです。大きい切り身でも加熱時間は10分以内にとどめ、あとは予熱で火を通しましょう。
もやし
もやしも火を通しすぎると水っぽくなったり、食感が悪くなってしまいます。時間に余裕があれば、50℃の湯(熱湯に同量の水道水を加えることで、だいたい50℃になります。)に1分ほど漬けるとシャキッとします。
レンジの加熱時間
もやし一袋を水洗いして耐熱容器に入れたら、ラップをせずにそのままレンジに入れます。加熱時間の目安は、600Wで約2分です。
炒め物の加熱時間
もやし1袋に、あらかじめサラダ油を小さじ1ほどまぶしておくと、炒めたときに熱が早く伝わるため水っぽくなるのを防げます。炒める時間は強火で1分。まだ生っぽく感じても、予熱で火が通るので大丈夫です。
青菜
青菜は加熱しすぎると、色も食感も悪くなってしまいます。短時間で効率よく加熱することが大切です。
レンジの加熱時間
青菜1わ(200g)をカットしたら、耐熱ボールに茎を入れ、その上に葉をのせます。ラップをかけて、600Wのレンジで3分30秒ほど加熱。まだしんなりとしていなければ、追加で30秒〜1分加熱してください。
ほうれん草ならここで水を張ったボウルに移し、数回水を取り替えながらさらしてアク抜きをします。小松菜なら軽くしぼって水気をきるだけでOKです。
ゆでる時間
お湯は青菜を入れたときにすぐに温度が下がらないように、たっぷり沸かしましょう。たっぷりのお湯でゆでることで、加熱時間も短縮できます。
沸騰したお湯に対して、1~2%くらいの塩を加えて20秒ほどゆでます。冷水にとりあら熱がとれたら、軽く水気をしぼりましょう。お湯に塩を入れることで、色よく仕上げることができます。
加熱時間をきちんと測るだけで、いつもの料理が一段とおいしく作れるようになるはずです。料理するときには、ぜひ意識してみてくださいね。