“常温”って何度?chiyoさんに聞く「夏のお菓子作り」を失敗しないコツ!

お話を伺った方

お菓子作りの常温は何度?「夏のおやつ」を失敗しないコツ
──お菓子作りでよくある“常温”は、何度くらいが理想ですか?
「お菓子作りでは、材料を常温にすることが多いですよね。おおよその目安としては、常温は20~25℃くらいが理想です。」
──そもそもなぜ“常温”にする必要があるのでしょうか?
「それはバターをクリーム状にしたいから!クリーム状になったバターは他の材料と混ぜ合わせやすくなります。冷蔵庫で冷えたバターは固形。ほかの材料とは混ざり合いません。」
──なるほど!では、「夏のお菓子作り」で気を付けることはありますか?
「お菓子作りの常温は20~25℃くらい。この温度は夏でも冬でも変わりません。ただ夏は暑いので、冷房を入れていても室温が28℃くらいになることもありますよね。それなので、バターは早めに冷蔵庫から出しておくとやわらかくなり過ぎてしまいます。夏場は冷蔵庫から早く出しすぎないことがポイントです」
──他に工夫できることはありますか?
「夏の場合、バターに加える材料(例えば、クリームチーズや卵)も少し冷やし気味にしておくと、バターが溶けすぎずうまく混ざります。逆に冬は、バターより後に加える材料を少し温かくしておくと、うまくなじみます。」
──温度に合わせて材料の管理を工夫することが大切なのですね。とても参考になりました!
「例えばクッキーやスコーンなども生地がやわらかくダレていると扱いづらくなってしまいます。お菓子作りにおいて材料の温度管理は大切なポイントです!ちょっとした工夫で失敗を少なくすることができるので、ぜひ試してみてくださいね。」
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“常温”の目安を知り、温度管理に気を配ることで、お菓子作りがぐっと楽になることが分かりましたね。季節ごとに気を付ける点や実際のレシピにあわせた説明は、chiyoさんのブログでチェックできますよ♪ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
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