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鶏むね肉をつるんとおいしく♪夏にぴったりな食べ方アイデア【節約にも◎】

鶏むね肉をつるんとおいしく♪夏にぴったりな食べ方アイデア【節約にも◎】
暑い季節は、さっぱりとしていて栄養も摂れる食事が用意できるといいですよね。そんなときにぴったりなのが、たんぱく質たっぷりの鶏むね肉を使った料理です。今回は、フーディストノートの公式連載で「鶏肉」を使った絶品レシピを紹介している筋肉料理人さんに、夏でもつるんと食べやすいおすすめの食べ方についてお話を伺いました。
フーディストノート
フーディストノート
2025/07/18
2025/07/18

筋肉料理人さんに聞く!鶏肉をつるんとおいしく食べるポイント

筋肉料理人さん
筋肉料理人さん

佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログYouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

──暑い夏でも食べやすい、鶏肉のおすすめの食べ方はありますか?

「おすすめしたいのが、『水晶鶏』と呼ばれる料理法です。鶏肉のつるんとした食感とジューシーさを楽しめる水晶鶏は、冷蔵庫で冷やしてから食べると、さらに食べやすくなりますし、暑い夏にはぴったりの料理ですね

水晶鶏と生きくらげの刺身風

──水晶鶏とは、どんな料理ですか?また、つるんとした食感を引き出すコツはありますか?

「水晶鶏は、鶏肉に片栗粉をまぶしてゆでた料理です。片栗粉が鶏肉の表面に透明な膜を作り、キラキラと輝くことから『水晶鶏』と呼ばれています。この膜が鶏肉を包み、水分や旨味を閉じ込めることで、しっとりジューシーな仕上がりになります。和食では鶏ささみを使うことが多いですが、私は筋トレメシとして鶏むね肉を使うことが多いです。鶏むね肉の水晶鶏はあっさりしていて、刺身のようにわさびしょうゆで食べるのもおすすめです。

つるんとした食感を引き出すためには、鶏肉の下処理とゆで方が大切です。鶏肉を薄切りにして軽く叩き、片栗粉と日本酒をもみ込むことで、加熱後もパサつかず、つるりとした食感が実現します。ゆでる際は、鍋底から細かい泡が出るくらいの軽い火加減で、鶏肉を1枚ずつ広げてゆでることが重要です。ゆで上がったらすぐに冷水に浸けて冷まし、つるりとした食感を引き出します」

──下処理やゆで方が重要なんですね。具体的には、どんな手順を踏めばいいのでしょうか?

「まず、鶏むね肉の皮を取り除き、5mm〜1cm程度の厚さに削ぎ切りにして、軽く叩いて遷移を壊します。皮は冷凍しておくと、鶏皮せんべいや鶏皮ポン酢に使えるので無駄なく活用できますよ」

明太水晶鶏の冷製パスタ

水晶鶏のパクチー納豆和え

「その後、鶏肉に片栗粉と日本酒をもみ込みます。この一手間で、加熱後もパサつかず、つるんとした食感が実現できます。このときに、鶏がらスープの素やしょうゆ・おろししょうがなどで味を入れるとおいしく仕上がります」

水晶鶏のパクチー納豆和え

「ゆでる際は、たっぷりの湯を沸かし、鶏肉を1枚ずつ広げて入れます。火加減は鍋底から細かい泡が出るくらい、軽く煮立つ程度にして、5〜8分ほどゆでます。ゆで上がったら、すぐに冷水に浸けて冷ますことがポイントです。これで、つるりとした食感が引き出されます。冷めたらザルにあげて、水気をしっかり切ってください」

水晶鶏のパクチー納豆和え

水晶鶏のパクチー納豆和え

「くわしい作り方は連載で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。水晶鶏は高たんぱくで食べやすいので、高齢者向けの食事にもおすすめです」

夏にぴったり!水晶鶏を使ったおすすめレシピ

水晶鶏の作り方をマスターすれば、夏でも鶏肉をつるんとおいしく楽しめます。

筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載では、鶏むね肉を使った水晶鶏のレシピを紹介しているので、参考にしながらアレンジも楽しんでみてくださいね。

さっぱりつるん!夏におすすめの鶏むね肉おつまみ「水晶鶏の刺身風」

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お酒にもご飯にもいけます!鶏むね肉で作る「水晶鶏のユッケ風」

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