冷凍子ママさんが伝授!おいしく食べ切る冷凍保存テクニック

一人暮らしを始めた大学生のころから冷凍に目覚め、激務だった証券会社勤務時代には、週末に下味冷凍や作りおき冷凍を駆使するようになったという冷凍子ママさん。さらに結婚して渡米すると、アメリカサイズの食材を使い切るため冷凍テクはますます磨かれていきました。
帰国して現在に至るまで約20年、日々冷凍と向き合い、いかにおいしく、手間なく、ムダなくごはんが作れるかを研究し続けています。
今回は好評発売中のムック本『フーディストノート 人気料理家20人の冷凍レシピ&テクニック』の中から、冷凍保存のルールと基本の冷凍方法3つをご紹介します
おいしく食べ切るための冷凍保存のルール
1. 余ったから冷凍するのではなく、新鮮なうちに冷凍しておいしさを閉じ込める!
2. 素早く冷凍&解凍するためにはとにかく薄く! 平らに! 冷凍するのが鉄則
3. 食材が酸化して味が落ちるのは空気のせい!きっちり密閉して乾燥を防ごう
4. 金属製トレーにのせて急速冷凍!ドリップ(水分やうまみ)の流出が阻止できる
5. どんなふうに冷凍すれば使い切れるのか、少し先の自分を想像したうえで冷凍方法を選ぶ
【冷凍方法1】そのまま冷凍
切ったり小分けにしたりするだけで、基本的にそのまま冷凍する方法。使い道を決めていない場合にオススメです。
冷凍の手順【肉の場合】
冷凍の手順【野菜の場合】
【冷凍方法2】下味冷凍
調味料に漬け込み、生のまま冷凍する方法。味付けが決まっているのでアレンジはしにくいけれど、おいしさはキープできます。
冷凍の手順
【冷凍方法3】作りおき冷凍
おかずをまとめて作り、小分けして冷凍する方法。普段は忙しく、休日に一気に調理しておきたい人にピッタリです。
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冷凍すると味が落ちると思われがちですが、コツを押さえれば大丈夫。冷凍することで毎日の生活はグッとラクになりますよ。書籍では他にも肉、魚、野菜など食材別に人気フーディストさんの冷凍レシピ&テクニックを収録しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

冷凍生活アドバイザー(日本野菜ソムリエ協会)、料理家、料理系インフルエンサー。「料理を時短して人生楽しむ」をモットーに、冷凍を活用した簡単レシピをSNSなどで発信。著書『食材ぜーんぶ残さず使い切り! 感動のてぬき冷凍レシピ』(KADOKAWA)が好評発売中。
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冷凍子ママ(@reitoumama)