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「砂肝のカレー炒め」がやわらかジューシー!高たんぱくな絶品おつまみレシピ

「鶏肉」を使ったおいしい料理を紹介する人気フーディスト筋肉料理人さんの公式連載。今回のレシピは、スパイシーな「砂肝のカレー炒め」です。旨味たっぷりで、噛むほどにクセになるおいしさ。高たんぱく・低脂肪・低カロリーで筋トレ中のおつまみにもぴったりですよ。
2025/06/02
2025/06/02
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砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は高たんぱく・低脂肪・低カロリーと三拍子そろった「砂肝のカレー炒め」をご紹介します。

日本酒とレモン果汁、カレー粉を使った調味液に漬けてからフライパン蒸しをし、最後に炒めて仕上げます。下処理の効果で砂肝がやわらかな食感になり、カレー風味で臭みが消えて食べやすく旨味たっぷりに、おいしく仕上がります。

「砂肝のカレー炒め」レシピ

調理時間

30分(漬け時間を除きます)

分量

2~3人分

材料

  • 砂肝…300g
  • カレー粉…小さじ1/2〜お好みで
  • 刻みパセリ…適量
  • ケチャップ…大さじ1
  • ホットソース…あれば3〜4振り
  • サラダ油…小さじ1
  • A 日本酒…大さじ1
  • A レモン果汁(もしくは酢)…小さじ1
  • A おろしにんにく…小さじ1/2
  • A 鶏がらスープの素…小さじ1/2
  • A カレー粉…小さじ1/2

作り方

1. 砂肝は赤いコブみたいな部分とその裏側をフォークで刺して穴だらけにします。

※穴をあけることで調味液が浸透しやすくなります

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

2. 銀皮(コブの両脇の白くなっている部分)を薄く切り取ります。

※切り取った銀皮は捨てずに取っておいてください

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

3. 下処理した砂肝をポリ袋に入れ、Aを加えてもみ込みます。室温に15分から30分置いてなじませます。

※日本酒と酢の効果でたんぱく質の結合がゆるくなり、食感がやわらかくなります

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

4. フライパンにサラダ油をひき、3の砂肝を漬け汁ごと入れます。ふたをして強火にかけ、漬け汁が煮立ってきたら弱火にし、5分蒸します。

※コールドスタートで熱をじっくり入れて火を通します

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

5. 5分蒸したらふたを外し、中火で水気を飛ばします。水分が少なくなってくると焦げやすいので、砂肝を転がしながら炒めます。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

6. 水分が飛んだら皿に盛り付け、お好みでカレー粉を振りかけ、刻みパセリをちらします。小皿にケチャップを絞り出し、あればホットソースをかけて添えます。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

「砂肝のカレー炒め」の完成です!

下味と完成後に振りかけたカレー粉効果で、食べる前からスパイシーな風味に食欲をそそられます。そして。日本酒とレモン果汁の下処理効果でシャキシャキしつつも、やわらかくジューシー。噛むほどに旨味が広がり、いつもより噛む回数が増えて、健康にもよさそうです。

旨味が強いのは下味のおかげもありますが、砂肝に切り込みを入れずに焼いているのもポイントです。

そのままで十分のおいしいですが、ホットソースを混ぜたケチャップを付けると、ホットソースの酸味と辛味、ケチャップのフルーティーな甘味が入って味変。これもかなりイケます。

銀皮も活用!「とくとくから揚げ」レシピ

続いて、先ほど「切り取った銀皮は捨てずに取っておいてください」とご説明した銀皮を活用したレシピをご紹介します。

銀皮とは、砂肝についている白い部分を指します。

食感がかたいため切り取って調理することが多く、通常は捨ててしまいがちですが、今回ご紹介するレシピのようにから揚げにすると、軟骨から揚げのようにコリコリした食感でおいしく食べられます。

砂肝100gを下処理すると20~25gくらいの銀皮が出るので、捨てるのはもったいないんです。ですので、私は砂肝の下処理をした後、銀皮を板状にしてラップで包み冷凍保存しています。

ある程度量が溜まったらまとめてから揚げにしているのですが、本来、捨てる部分をおいしく食べるので、私は「とくとくから揚げ」という名前で呼んでいます。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

料理時間

20分(漬け時間を除きます)

分量

2人分

材料

  • 砂肝の銀皮…180g
  • 片栗粉…大さじ2
  • 揚げ油…適量
  • パセリ…適量
  • A しょうゆ…小さじ2
  • A 日本酒…小さじ2
  • A 鶏がらスープの素…小さじ1/2
  • A おろしにんにく…小さじ1/2
  • A おろししょうが…小さじ1/2

作り方

1. 砂肝の銀皮をボウルに入れ、Aを加えて混ぜます。冷蔵庫で30分以上、できれば一晩漬けます。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる
2. 漬け込んだ銀皮の漬け汁を捨て、片栗粉を加えて全体に混ぜます。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

3. 鍋に揚げ油を3cmくらいの深さに入れ、170℃くらいの中温で3~4分、からりと揚げたら、油切りを敷いたバットにのせて油を切ります。

※菜箸を油に入れて、やや大きめの泡が出るくらいが目安の温度です。初心者の方は温度計を使うのがおすすめです

※銀皮は薄いので3~4分の揚げ時間でカリカリになります

※銀皮は油で揚げると、たまにはじけることがあります。油が飛ぶので、銀皮を入れたら、金属製のふたをずらしてかぶせるといいです。銀皮を入れて1分30秒過ぎるとはじけないので、途中から外して大丈夫です

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

皿に盛り付け、彩りにパセリを添えてできあがり。あればレモンを添えてもいいです。

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

砂肝のカレー炒め、切り取った銀皮も捨てずに「銀皮のとくとく唐揚げ」にして美味しく食べる

「銀皮のとくとくから揚げ」の完成です!

カリカリに揚がった銀皮は、軟骨から揚げのようにコリコリ、カリカリした食感で酒の肴に抜群に合います。このレシピを作った日、撮影後にこれをつまみに晩酌したんですが、恥ずかしながら、レシピの全量を私ひとりで完食してしまいました。いい感じでおうち居酒屋できました。

今回は、「砂肝のカレー炒め」と「銀皮のとくとくから揚げ」をご紹介しました。どちらもお酒のつまみに抜群にいけます。「とくとくから揚げ」は冷凍しておいた銀皮で作れるので、ある程度溜まってから作るといいでしょう。おうち居酒屋にぴったりの砂肝レシピ、ぜひお試しください。

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佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

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