油なしでふわとろに?「圧力鍋で作る麻婆なす」がすごすぎる

こんにちは!フーディストノートアンバサダーのさいとうあきこです。
圧力鍋、持ってるけれど、なかなかレパートリーが増えないというお悩み解消!
圧力鍋研究家として、思わず圧力鍋が使いたくなるようなレシピをご紹介します!
夏野菜の代表格・なすがおいしい季節になりましたね。
なすは油との相性がよく、油を使うレシピが多いのですが、カロリーや胃もたれが気になりませんか?
定番人気の「麻婆なす」も、一般的にはなすを油で揚げたり炒めたりと、どうしても油をたくさん使いがち。
でも、もし油を一滴も使わずに「麻婆なす」が作れたら?
カロリーを気にせず、胃もたれもなく、たっぷり楽しめたら、うれしいですよね!
そんな夢のようなレシピ……
あるんです!
その秘密は「圧力鍋」。
圧力鍋を使えば、油なしでもなすがまるで“プリン”のようにふわとろの食感に!
さらに、火にかける時間が短くて済むので、これからの季節、キッチンが暑くなりにくいのもうれしいポイントです。
このヘルシー麻婆なすは、ダイエット中の方、胃もたれしやすい方、ご年配の方にもぴったり。
「わざわざ圧力鍋を出すのは面倒…」と思うかもしれませんが、これは出してでも作る価値あり!
ぜひ、お試しください♪
圧力鍋で!油を一滴も使わない【麻婆なす】のレシピ
材料(4人分)
豚ひき肉…150〜200g
玉ねぎ…1/2個(100g)
パプリカ(赤・黄)…各1/4個
おろししょうが…10g
おろしにんにく(お好みで)…10g
なす…4〜6本(300〜400g)
酒…大さじ2
砂糖…大さじ1/2
しょうゆ…大さじ1
水…150ml
(仕上げ用)
みそ…大さじ1
コチュジャン…小さじ1〜
片栗粉…大さじ1(大さじ2の水で溶く)
青ねぎ…1本(小口切り)
糸唐辛子(お好みで)…適量
下準備
- 玉ねぎは粗みじん切り、パプリカは乱切りにする
- しょうがはすりおろす
- なすは大きめの乱切りに(直前に切れば水にさらさずOK)
- 青ねぎは小口切りにする
作り方
- 圧力鍋に豚ひき肉、酒、しょうがを入れてよく混ぜ、中火にかけてパラパラになるまで炒める。
-
玉ねぎ、砂糖、しょうゆ、水を加える。なす、パプリカを入れてさっと混ぜ、ふたを閉める。中強火にかけ、圧力がかかったらすぐに火を止める。
※どの圧力鍋でも加圧時間は「一瞬」ですぐ火を止めます -
そのまま自然放置し、圧力が下がるのを待つ。
-
圧力が下がったらふたを開け、みそ・コチュジャンを溶き入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
-
器に盛り、青ねぎを散らし、あれば糸唐辛子をあしらう。
ポイント
- 豆板醤の代わりにコチュジャンでピリ辛仕上げ。辛味を控えればお子さんでも◎
- 玉ねぎの代わりに長ねぎ、パプリカの代わりにピーマンでもOK。
- きのこ(しめじ・しいたけ)を加えてもおいしい!
油を使っていないとは思えないコク。
とろけるなすの食感に、思わず「これ本当に圧力鍋で?」と驚かれるはず。
デメリットを挙げるなら、「汁だく」になりやすいこと。
圧力鍋の性質上、最低限の水分に加えて、なすからも水分が出るためです。
でも、ごはんにたっぷりかけて「麻婆なす丼」にすれば、これまた最高の一杯に!
電子レンジや炒め調理では出せない、ふわとろプリン食感のなすを、ぜひお楽しみください。
作り方は動画でもご覧になれます

圧力鍋研究家。「うちごはんラボ」主宰。調理器具メーカーでの経験を活かし、圧力鍋のお料理教室圧力鍋を使った時短、簡単なのに本格的なレシピを多く手がけ、NHK「あさイチ」の圧力鍋特集でも話題に。
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