ホワイト基調でお手入れ簡単、ストレスフリー♪青木ゆかりさんのキッチン

青木ゆかり(♪♪maron♪♪)さんの「世界一楽しいわたしの台所」
——キッチン全体のテーマやこだわりを教えてください
「レシピ写真や動画は茶色をイメージカラーにしているのですが、キッチンは白が基調です。白いと汚れが目立ちやすいかもしれませんが、その分、こまめに掃除ができるかなと思います。シンクやコンロまわり、カウンターにはできるだけ物を置かないようにしているので掃除もしやすく、いつも気持ちよくキッチンに立てています。」
——キッチンのお気に入りポイントは?
「ノンフライヤー、オーブントースターなどよく使う調理家電をシンクの後ろのキッチンボードに並べていて、なかでも東芝のオーブン『石窯ドーム』は一番のお気に入りです。毎日のようにパンを焼くので、焼き色がきれいについて、パンが香ばしくおいしく焼ける石窯ドームのオーブンにはもう10年以上前からお世話になっています。
初代の黒いデザインのものに続き、この白がわが家の石窯ドームとしては2代目です。写真映えもして、撮影でもよく使っています」
市販の収納ボックスがうまく入らず…
——収納のマイルールといえば?
「調理や撮影に使う小物類もとにかく多いので、ごちゃごちゃにならないよう、収納ボックスで小分けにしてからシンクやキッチンボードの引き出しに収納しています」
「でも、市販のボックスを組み合わせようとして引き出しにうまく収まらないことがあって、それからはお土産でもらったかわいいお菓子の箱や缶などをとっておいて、市販のものと組み合わせて使うようにしています」
——お使いの食器の収納もご紹介をお願いします!
「普段使いの食器は、キッチンボードと、お風呂への扉の前に置いた食器棚の2か所に保管しています。マンション住まいでどうしても収納が少ないので、思い切ってキッチンの後ろにあるお風呂場につながる通路の扉を締め切りにして、その前に食器棚を置いて収納スペースを増やしているんです。食器棚の中は、よく使うものを取り出しやすい棚に並べたり、種類ごとに重ねたりするようにしています」
「撮影に使うお気に入りの食器は、普段子どもの出入りが少ない収納部屋にある食器棚に。かわいくて繊細な、食洗器不可のアンティーク調のものなども集めています」
——食器はどんなものがお好きですか?
「わが家には小学生の男の子が2人いるので、普段使いの食器は食洗機が使えるものを選びがちです。 撮影用の食器は雑貨屋さんで買ったり、焼き物の里として知られる滋賀県の信楽が自宅から近いので、陶器市に買い出しに行ったりすることもあります。
見た目にはシックな色合いのもの、ドットなどのかわいい柄がデザインされたものが好きで、韓国料理のポッサムが手軽に楽しめる『フライパンde絶品ポッサム』は、雑貨屋さんで見つけたシックな色合いの器に盛り付けました。形もかわいくてとても気に入っています」
——料理に使う食品や調味料はどちらにストックされていますか?
「調味料や香辛料は、調理中でも出し入れしやすいようにコンロ横に置いたラックに収納しています。パンやお菓子作りで使うのはもちろん、冷え性なのでクローブやカルダモンなどを入れて年中ジンジャーシロップを作っています」
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「外出しない日や子どもと過ごす時間以外は、ほとんどキッチンにいます(笑)。撮影や試作などで気が付くと10時間以上過ごしていることも…。そんな私を見ているせいか子どもも料理が好きなようで、一緒にキッチンに立っておやつ作りをする日もありますよ」という青木さん。パンにお菓子、普段のおかずやおつまみまで、作りやすくてやみつきになるレシピの数々が生まれるキッチンには、時間を忘れるほど心地のいい時間が流れているんですね。
(記事中キッチン撮影/青木ゆかりさん)

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