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失敗なしで2品同時に完成♪たっきーママさんが選ぶMy Bestレシピ

失敗なしで2品同時に完成♪たっきーママさんが選ぶMy Bestレシピ
忙しい毎日、時間のない中でもおいしい料理を作りたい!今回は著書20冊以上、フーディストノート連載「ほろ酔い酒場」でもおなじみのたっきーママ(奥田和美)さんに、これまでのお気に入りレシピ、最近ハマっているレシピを教えていただきました。
フーディストノート
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2024/10/04
2024/10/02
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「早く試作したい!」という気持ちが膨らんで

——新しいレシピのアイデアは、どんなところから生まれることが多いですか?

「出かけた先で食べたものや買ったものから、味や組み合わせなどのヒントを見つけることが多い気がします。おいしそうと思ったらメモを取り、移動中に何か思いついたらまたメモを取り…。家に帰るまでにいろいろな発見があるので、帰宅するころには『早く試作したい!』という気持ちが膨らんでいます。
家の中で考えていても何も浮かばないことも多いので、行き詰まったときも外に出るようにしています。気分転換にもなりますね」

 

たっきーママさんのMy Bestレシピ

——そうして生まれたたっきーママさんのレシピの中で、とくにお気に入りのものを教えてください!

「ほったらかしでできて、お肉でも圧力鍋のようにやわらかくおいしくできあがるのが炊飯器調理のいいところですよね。とくにこのレシピは2品同時に作れて、お肉はめちゃくちゃやわらかく、じゃがいもはホクホク! 私の炊飯器レシピの中でも究極に簡単でおいしく、自信を持っておすすめできるレシピです」

「何度もレンチンしなくてはいけないホワイトソースを、レンチン1回でとろみがつくようにした、とにかく簡単で極上のおいしさのポテトグラタンです。子どもたちにやたらと好評で、自分でも『私、天才かも』と自画自賛したレシピです(笑)」

「これはもう焼き鳥屋さんの味そのもの、いや、それ以上のおいしさかも!というくらいお気に入りの鶏肉レシピです。夕飯はもちろん、お弁当にも何度作ったかわかりません」

——お忙しい毎日、お時間のない中で味も見た目もおいしい料理を作るためのアドバイスをお願いします!

たっきーママさんのMy Bestレシピ

https://okudakazumi.livedoor.blog/archives/27625510.html

「便利な道具はフル活用!電子レンジをはじめ、ほぼ勝手に作ってくれるノンフライヤー、材料を入れたらほったらかしのスープ調理器などを同時進行で調理しています。
それと、作り置きや下味冷凍をしておくと気持ちに余裕が生まれるので、時間があるときに何かしら作っておくようにもしています。
盛り付けは、大皿にするよりも盛りだくさんでおいしそうに感じるのと、洗い物が少なくて済むので、1人分ずつワンプレートやワントレーにすることが多いです。
彩りのいい副菜などを作り置きしておいて、それをできたてのメイン料理とワンプレートにするのがわが家の定番。時短になるばかりか、不思議なことに(笑)全部が作りたてに感じられておすすめですよ」

 

——最近よく作るレシピ、ハマっているレシピはありますか?

「野菜をおいしく蒸せたり、冷凍ご飯を炊き立てのようにふっくら温め直せたり、家族で蒸篭(せいろ)の魅力にはまっています。夏は暑くてあまり出番がありませんが、涼しくなると蒸篭の季節だなとうれしくなります」

「あとは、お仕事でいただいたノンフライヤーで作るフライドチキンです。鶏肉に塩、こしょう、薄力粉をまぶしてノンフライヤーに並べたら、オイルスプレーでオイルを振って200℃で13分。ほったらかしでできるだけでなく、油で揚げるより、フライパンやオーブンで焼くよりもジューシーでカラッとしておいしくて、本当によく作っています」

 

——いろいろなレシピのご紹介、ありがとうございます!最後に、ふだんお使いの調味料や食材選びでこだわっていること、気を付けていることがあれば教えてください

「だし塩が好きで、いろいろな味のだし塩を使っています。一番のお気に入りは愛媛のはぎの食品さんののどぐろだし塩で、具も海苔もなし、のどぐろだし塩だけで作るだし塩おにぎりが家族のお気に入りです。お湯に溶かしてスープにするだけでもおいしいですよ!」

***

「簡単でおいしいのは大前提で、心がけているのは、誰が作っても同じ味になる“コツがいらないレシピ”を発信すること。とくに今後は料理動画に力を入れたいと思っていて、今は撮影、編集の勉強をしています。すでにたくさんある動画とどう差別化するかが課題ですね」という、たっきーママさん。『おしゃべりな台所』のブログのタイトルそのままに、誰が作ってもおいしい丁寧なレシピや、ご家族や猫ちゃんとの“普段着”なお話でいつでも見る人の気持ちをラクにしてくれるたっきーママさん。これからもお世話になります!

 

たっきーママさんへのQ&A

——ニックネームの由来は?

「旧姓が瀧澤で、あだ名でたっきー、たきちゃんと呼ばれていたことにちなんでいます。ブログを始める際にとり急ぎ何かニックネームを、と何となく付けたまま今に至っています」

——大好物といえば?苦手な食べ物は?

「大好物はから揚げ。子どものころから鶏肉が大好きなので、母が鶏肉を食べられないにも関わらず鶏肉料理をよく作ってくれました。子どものころの作文でも『とりが大すきです』と書いて、食べるのが好きだと書いたつもりなのに、先生から『やさしいですね』と言われて「え?」となったのを覚えています(笑)。苦手なものはレバー。なので、私のレシピにレバーを使ったレシピはないんです」

——思い出の料理本はありますか?

「井上かなえさんの『てんきち母ちゃんちの毎日ごはん』。料理が苦手、子どもがご飯を食べてくれない、と悩んでいた17年前に出会った本です。当時はまだ世に出ているレシピは工程が多くて、料理を作ることに辟易していたときだったので、こんな簡単な方法があるんだ、もっと肩の力を抜いていいんだということを本から教えてもらいました。この本との出会いがなければ今の仕事をしていないと断言できる、大切な1冊です」

——インテリアやライフスタイルなど参考にしているショップ、カフェ、雑誌、サイトなどはありますか?

「インテリアショップの『ACTUS』や、家具からファッション小物まで並ぶ『ダブルデイ』に行って器やキッチン雑貨を見るのが好きです。WEBサイトでは『北欧、暮らしの道具店』が好きで参考にさせてもらっています」

——料理以外で、リラックスタイムの過ごし方といえば?

「マンガを読んだり、手帳にいろいろ書き込んだりイラストを描いたりするのが好きで、そのための夜の自由時間をいかに確保するかを考えながら逆算して動いています(笑)。最近はスマホ専用のミニフォトプリンターを買ったので、それで写真をプリントして、おいしかった食べたものや出かけた場所などのアルバムを作るのがお気に入りです」

たっきーママ
たっきーママ(奥田和美)さん

料理研究家。2人のお子さんをもつ4人家族。「フーディストアワード」のお弁当部門において3年連続グランプリを受賞。2016年に発表された「第3回 料理レシピ本大賞 in Japan」の「料理部門」で入賞。『たっきーママの毎朝ラクする!スープジャーのお弁当』(扶桑社)、『たっきーママのラクやせ!スープジャー弁当』(ワン・パブリッシング)など著書は20冊以上。

<レシピ検索サイト>
アットレシピ

<ブログ>
おしゃべりな台所

<Instagram>
奥田和美/たっきーママ(@kazumiokuda)

<X(旧Twitter)>
奥田和美/たっきーママ(@kazumi_okuda)

<フーディストノート公式連載>
たっきーママ(奥田和美)のほろ酔い酒場

※たっきーママ(奥田和美)さんへの取材・仕事依頼はこちら

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