味もボリュームもこれなら大満足!「エスニックゆで鶏そうめん」
こんにちは、筋肉料理人です。
今日は蒸し暑いときでもおいしく食べられる「エスニックゆで鶏そうめん」をご紹介させていただきます。
鶏もも肉をしっとりやわらかに塩ゆでし、そうめんにトッピング。その上に、ナンプラーとオイスターソースを使ったエスニック風味のたれをかけていただきます。
じめじめした蒸し暑い日が続き、そうめんが活躍する季節になってきましたが、氷を浮かべた冷やしそうめんにはまだ早いかなって感じがします。そこで冷たすぎない「ぶっかけそうめん」にしました。刺激のあるたれで食欲が湧き、鶏もも肉もそうめんも一緒においしく食べられます。
シンプルにそうめん+エスニック風味のたれだけでもおいしいですが、食欲が落ちがちなときこそ栄養補給が大事です。鶏もも肉で作ったゆで鶏と半熟ゆで卵をのせて、しっかりたんぱく質も補給します。晩ごはんに出しても満足なそうめんレシピです。
「エスニックゆで鶏そうめん」レシピ
調理時間
50分
分量
2人分
材料
鶏もも肉…1枚(250~300g)
そうめん…4束
卵…2個
きゅうり…1本
紫玉ねぎ(普通の玉ねぎでも可)…1/4個
しょうがの薄切り…3枚
にんにく…1/2かけ
長ねぎの青い部分または小ねぎ…5cmくらい
日本酒…1/4カップ
塩、黒こしょう…適量
A
ナンプラー、酢、砂糖…各大さじ1と1/3
オイスターソース、しょうゆ…各小さじ2
すりごま…小さじ2
おろしにんにく…小さじ1/2
一味唐辛子…2~4振り(お好みでもっと振っても)
ゆで鶏のゆで汁…大さじ4
作り方
1. 鶏もも肉は全体を包丁の先で繊維を切るように筋切りします。塩小さじ1/2と黒こしょうをふりかけます。
※包丁が刺しにくかったら、筋切りではなく2cm間隔で肉に切り目を入れてもいいです。その際、肉の厚みの半分くらいの深さを目安にしてください
2. 鍋に水1L(分量外)、日本酒1/4カップを注ぎ、下味をした鶏もも肉を入れます。強めの中火にかけ、煮立ったらアクをすくいます。しょうがの薄切り、にんにく、長ねぎの青い部分(今回はなかったので小ねぎを少し入れています)、塩小さじ1を入れたらふたをし、弱火で10分煮ます。その後、火を消したら取り出さず、20分余熱で熱を入れつつ温度を下げます。
※時間があるときはそのまま冷ますとよりジューシーに仕上がります
※スープに脂が浮きますので、すくっておきます
※長ねぎ、しょうが、にんにくはくさみ消しです。全部そろわないときは、例えばチューブのおろししょうがだけ、おろしにんにくだけ、少量入れてもいいです
3. 2と同時進行で半熟ゆで卵を作ります。鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい卵を入れて8分ゆでたら、氷水を入れたボウルに移して急冷します。
※この作り方だとゆで卵の殻がするりとむけます
※お湯に塩と酢を少し入れておくと卵が割れても卵白が流れ出しにくくなります
※卵は丸みが大きい方に画びょうや、ゆで卵用の穴開け器で穴をあけておくと中の空気が抜け、調理中に殻が割れにくくなります
※卵を入れたら菜箸で1分ほど転がすと卵黄が中央にきます
4. ゆで鶏を食べやすい大きさに切ります。
5. Aを混ぜ合わせてエスニック風のたれを作ります。
※たれにはゆで鶏のスープを使います。残ったスープも捨てずにとっておき、中華スープ等を作るときに使いましょう
6. きゅうりはせん切りにし、紫玉ねぎは薄切りにして水にさらし、2~3回、水を替えたら水気を切ります。
7. そうめんをたっぷりのお湯でゆでます。1分30秒から2分くらい、お好みのかたさにゆでたらザルにあげ、流水にさらしてもみます。こしが出たら水気を切り、皿に盛ります。
上に紫玉ねぎ、きゅうりをのせ、ゆで鶏とゆで卵を盛り付けます。お好みでエスニック風のたれをかけ、刻みねぎをちらしてできあがり。
「エスニックゆで鶏そうめん」の完成です!
ゆで鶏は10分ゆでて20分余熱で熱を入れつつ冷ますことで、しっとりやわらかになり、余分な脂も抜けます。薄味が付いていてそのままでもおいしいですが、ナンプラーとオイスターソースを使った、甘酸っぱく刺激たっぷりのたれをかけると、カオマンガイのゆで鶏みたいになります。このたれが半熟ゆで卵とそうめんにもばっちり合い、蒸し暑さを忘れておいしく食べられました。
蒸し暑い梅雨や、梅雨が明けた酷暑にもおすすめ、「エスニックゆで鶏そうめん」をぜひお試しください。