お餅とろ~り!旨味たっぷり「きのこ鶏雑煮」レシピ
こんにちは、筋肉料理人です。
明けましておめでとうございます!
実はわたくし、昨年、還暦を迎えまして、年初はどんな1年になるのだろうと思っていましたが、1年を振り返ると例年と同じく料理漬けの毎日を送っていました。今日、新年を迎えて今年はどんな年だろうとまた思いますが、この1年も料理漬けの毎日を送れたら幸せだろうなと、そう願っております。今年もよろしくお付き合いいただければ幸いです。
そして新年、元日に紹介させていただくのは、鶏肉とたっぷりきのこを使った「きのこ鶏雑煮」です。
雑煮といえば正月に欠かせないハレの日の料理で、各地方ごとで作り方が異なります。私の地元、佐賀県でもいろいろな作り方があって、一例ですが、地鶏と干ししいたけを使って作ったりもしていたようです。今日のレシピは地鶏の代わりに普通の鶏肉、干ししいたけの代わりにきのこを2種類使って作ります。きのこは旨味の宝庫で、1種類だけ使ってもおいしいですが、2種類以上使うと旨味が重なってよりおいしくなります。
「きのこ鶏雑煮」レシピ
調理時間
20分
分量
2人分
材料
鶏肉…100g(鶏もも肉、鶏むね肉、ささみなど、お好みで)
餅…2個
しめじ、えのき…1/2パックずつ(今回は80gずつ使用しましたがお好みで調整してください)
白菜…1枚(葉の部分のみ使用します)
片栗粉…小さじ1/2
日本酒…大さじ2
鶏がらスープの素…小さじ1
しょうゆ…小さじ1/2
水…300ml
刻みねぎ…適量
作り方
1. しめじは石づきを切り取ってほぐし、えのきは石づきを切り取って半分に切ってからほぐします。
※きのこの種類はお好みで選んでください
2. 鶏肉(今回は鶏もも肉を使用)は5mmくらいの厚さの一口大に切り、片栗粉をまぶしておきます。
※片栗粉をまぶすことで表面に膜を張り、口当たりをよくします。鶏むね肉、鶏ささみ肉の場合は加熱後のパサつきを防ぎます
3. 鍋に300mlの水を入れて沸騰させます。2の鶏肉を一切れずつ入れたら日本酒を加えます。煮立ってアクが出たら軽くすくいます。
※日本酒を加えることで鶏肉のくさみを抜き、旨味を入れます
4. 切ったしめじ、えのきを入れ、鶏がらスープの素、しょうゆを加えます。2分ほど煮たら味見をし、塩気が足りなければ塩で味を調え、ふたをしてとろ火で保温しておきます。
※少し薄めの味付けにするのがおすすめです
5. 耐熱皿に白菜やかつお菜等を7~8cm角に切ってのせます。その上に水をかけて湿らせた餅をのせ、電子レンジ600Wで1個30秒前後、餅がふくらむまで加熱します。
※餅の大きさで加熱時間が変わります。加減をみながら加熱時間を調節してください
※白菜などの上に餅をのせて加熱することで、餅が耐熱皿にくっつきません
6. 4の鍋に電子レンジ加熱した餅を入れ、1分ほど弱火で煮てから椀に具材を盛り、汁を注ぎます。
刻みねぎをちらしてできあがりです。
「きのこ鶏雑煮」の完成です!
たっぷり鶏肉、2種類のきのこを使うことで旨味がたっぷり入り、汁をすすると簡単に作ったのにおいしくて驚きます。
鶏肉は片栗粉をまぶして使うので、つるりとした食感になり、表面にとろみがでるので汁の旨味がのっておいしいです。そしてきのこのプリプリ、シャキシャキした食感と味もとても良かったです。
餅を焼かずに雑煮に入れるのは佐賀県や福岡県の特徴で、別鍋で餅だけ煮て入れるんですが、そのときに鍋底にくっつかないように白菜やかつお菜などの葉っぱを敷いて煮ます。今日のレシピでは餅を電子レンジ加熱するので別鍋で煮ずに直接雑煮の鍋に入れました。短時間の煮込みですが餅がとろっとやわらかく、スープがなじんでおいしくなります。
簡単に作れておいしい「きのこ鶏雑煮」、この正月にぜひお試しください。