ご飯がすすむ!「鶏肉とれんこんの黒酢炒め」
こんにちは、国際薬膳師の麻木久仁子です。季節や体質、体調に合ったものを食べるという伝統的な東洋医学の考え方に基づいて、簡単で健康的なレシピをご紹介します。
れんこんがおいしい季節になりました。薬膳ではれんこんは「体に潤いを与え、血めぐりと胃腸の調子を整える」「養血生肌(ようけつせいき)=美肌につながる」と言われています。
今回は鶏もも肉と合わせて黒酢をきかせました。黒酢は他の酢に比べてもアミノ酸が豊富で、血行を促し美肌につながるとされています。空気が乾燥し、肌もかさつきがちなこの季節にはぜひ取り入れて欲しい組み合わせです。
ご飯がすすむ!「鶏肉とれんこんの黒酢炒め」レシピ
調理時間
15分
人数
2人分
材料
鶏もも肉…1枚(250g)
れんこん…100g
長ねぎ…10cm
A 黒酢…大さじ1
A しょうゆ…大さじと1と1/2
A 酒…大さじ1
A みりん…大さじ1
A 砂糖…小さじ2
A はちみつ…小さじ1
A おろししょうが…小さじ1/2
片栗粉…大さじ2
サラダ油…大さじ3
作り方
1. れんこんと鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、長ねぎはせん切りにする。
2. れんこんと鶏もも肉に片栗粉をまぶし、Aを合わせてよく混ぜる。
3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、れんこんと鶏もも肉を入れ表面の片栗粉が固まるまで揚げ焼きにする。
4. 表面がカリッとなってきたら弱火にして蓋をし、2~3分おいて中まで火を通す。
5. 余分な油をキッチンペーパーで吸い取りAを流し入れ、汁気がなくなり照りが出るまでからめる。
6. 器に盛り長ねぎをあしらう。
調理のポイント
鶏もも肉とれんこんをフライパンに入れたら、片栗粉が固まるまで触らずに焼き付けましょう。蓋をした後は弱火でじっくり、調味料を入れたら強めの中火で一気にからめてください。薬膳でははちみつや黒砂糖が体を温めるとされています。コクも増しますし、冬の甘味づけにおすすめですよ。
ぜひご家庭で試してみてくださいね。それでは、次回もお楽しみに♪