壁紙シートの“ちょこっとDIY”とオープン収納で私好みに。梅子さんのキッチン
梅子さんの「世界一楽しいわたしの台所」
——まずは、キッチン全体のテーマや収納のこだわりを教えてください
「薄ピンク色のタイルがレトロな感じで愛らしい、築25年超の賃貸マンションの小さなキッチンです。この少し古めかしい雰囲気を日々、楽しんでいます」
——キッチンのお気に入りポイントは?
「キッチンに自然光が入りにくくどうしても暗い印象だったので、壁にネットで見つけたヴィンテージタイル柄のはがせる壁紙シートを貼りました。それに合う色の床用シートも貼って。その甲斐あってキッチンがパッと明るい雰囲気になり、レトロ感もいい感じに増して、私好みにかわいくなりました!やってよかったなと思ってます」
基本は使いやすさ重視のオープン収納
——収納のマイルールといえば?
「よく使う鍋は、すぐ取り出せるようにシンクの背中側のラックに並べてオープン収納にしています。少し前まで扉のついている棚にしまっていたんですが、だんだんと出し入れが面倒になってきて…。結局、今の形に落ち着きました」
「お菓子用の道具などは、食器棚の空きスペースに収納しています。一番の上の段にはケーキスタンドを置いています」
「ケーキスタンドはシルエットも、中にお菓子を入れたところもかわいくて大好き!今はこれ以外のものも合わせて7つ持っています。気が付いたらこんなに増えていました」
——お使いの食器の収納もご紹介をお願いします!
「ちょっとした取り皿や細かい食器は、キッチンカウンターの棚など取り出しやすいところに置いています。この棚は以前住んでいた家で使っていたもので、雰囲気もサイズ感もぴったりだったので引き続き活躍しています。
ちなみに、手前に立てかけある木枠はこの棚についていた引き戸です。出し入れがしやすいように外してしまったんですが、ナチュラルな感じが気に入っていて、今ではインテリアとして飾っています」
「それ以外の大きめのものは、ダイニングにある扉付きの食器棚に入れています」
——食器はどんなものがお好きですか?
「シンプルなもの、あとは木製や竹製、かごなどのナチュラル系も好きです。陶器祭のようなイベントに出かけるのが大好きで、以前はよく掘り出し物を探しに行っていました。最近は近くの蚤の市にふらっと出かけたり、ネットで気に入った食器を探したりすることも多いです」
——料理に使う食品や調味料はどちらにストックされていますか?
「大きなコンテナに粉類、乾物と缶詰、などざっくり分けて、鍋が置いてあるラックの一番下の段に並べています。ここに入りきらない米粉などの粉類や缶詰、大きい瓶に入った調味料類などは、家で一番涼しい部屋に置いています。
塩麴や醤油麹、甘酒などを作るときに使う米麹は、とくに切らさないようにしています」
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「幼稚園に通っている娘がお手伝いをしによくキッチンに来てくれます。まだまだ目は離せませんが、いつか1人でごはんを作れるようになることを目標に、本人のやりたいという気持ちを大切にしていきたいです」という梅子さん。ブログやInstagramではお子さんと一緒に楽しみながら作れる米粉のおやつレシピもたくさん紹介されているので、参考にしてみてくださいね。
(記事中キッチン撮影/梅子さん)
管理栄養士、お米と米粉の料理研究家。グルテンフリー生活で体調が改善したことをきっかけに、小麦粉をお米と米粉にシフト。小麦粉を食べていた頃と同じような感覚でお菓子や麺やパンが食べたいという思いから、オリジナルの米粉レシピの開発、発信を行う。著書に『小麦粉、卵、乳製品なし!まいにち食べたい米粉のパン・おやつ・料理』(主婦の友社)、『スイーツも料理も。グルテンフリーで美味しいを叶える 米粉のレシピ帖』(KADOKAWA)。
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