端っこまであんことさつまいもたっぷり!「秋のぐるぐるお焼きパン」
こんにちは、gemomogeです。
10月に入って急に秋の雰囲気を感じてらっしゃる方も多いのではないしょうか?
秋といえばさつまいも。
ということで、この連載でもさつまいもをたっぷり入れた、秋らしいパンをご紹介します。
米粉を配合したノンオイル・ノンシュガーのこねない生地に、レンジで甘露煮風にしたさつまいもとあんこを端っこまでたっぷり入れて成形。
もちっとパリッとした雰囲気が和菓子感もある甘い和風パンです。
「秋のぐるぐるお焼きパン」レシピ
分量
8個分
材料
(さつまいもの甘露煮)
さつまいも…正味200g
きび砂糖…30g
水…10ml
(あん)
あんこ(市販)…150g
(パン生地)
強力粉…200g
米粉(ミズホチカラ)…100g
インスタントドライイースト…5g
塩…5g
水…220ml
※米粉は「ミズホチカラ」を使っています。それ以外の米粉だと生地の感じが変わる可能性があります
(トッピング)
無塩バター…8g
黒ごま…適量
作り方
<さつまいもの甘露煮を作る>
1. さつまいもは1.5cmの角切りにし、耐熱ボウルにさつまいもとかぶるくらいの水(分量外)を入れ、15分漬けます。
2. 水気を切ってきび砂糖と水を全体にまぶします。
3. ラップをして500Wの電子レンジで5分を目安に加熱し、全体を混ぜて冷まします。
<パン生地を作る>
1. 強力粉、米粉、インスタントドライイースト、塩をボウルに入れ、ヘラでよく混ぜます。
2. 水を加え、写真の状態になるまで練ります。
3. ラップをして30分置きます。
<パンチ>
1. 手に水を少しつけて生地をまとめ、ボウルの底から生地をびよーんと引っ張ります。
2. 引っ張った生地をそのまま中央にくっつけます。これを生地一周分行います。
<一次発酵>
1. ボウルの中で生地を張らせるように整えます。
2. ラップをして発酵させます。
3. 30分から40分くらいでふわっと膨らむので、フィンガーチェックをして発酵を終えます。
<成形の事前準備1>
1. ボウルと生地の間にカードなどを入れて1周します。
2. 打ち粉をした台の上に生地をそっと取り出します。
<成形の事前準備2>
・「さつまいもの甘露煮を作る」の工程で作った甘露煮と市販のあんこを用意します。
※あんこは市販のものでも手作りでも、こしあんでもつぶあんでも大丈夫ですが、やわらかいものよりかたさがあるものの方が成形では扱いやすいです
<成形1 生地に巻き込む>
1. 台の上に取り出しておいた生地を30cm×30cmくらいに広げます。
2. さつまいもの甘露煮とあんこを生地の上に広げます。
※生地を傷つけないようにしながら広げてください
3. 手前から生地をくるくると巻き込みます。
4. 巻き終わりをとじて、全体を均一な太さに整えます。
※打ち粉を付けると作業がしやすいです
<成形2 8等分にカットする>
1. 生地の下から糸を差し入れて交差させます。
2. ぎゅっと一気に切ります。
3. 台に打ち粉をし、切った生地の断面を上にして置きます。
4. 手で押さえてつぶします。
<二次発酵>
1. 天板にオーブンシートを敷き、成形した生地を上に並べます。
2. 予備の天板などで重石をして30分ほど発酵させます。
※オーブンシートを間にはさむと天板に生地がくっつきません
<焼成>
1. オーブンを200℃で予熱します。
2. 焼く直前に無塩バターを1gずつトップにおき、黒ごまをふります。
3. 生地の上にクッキングシートをかぶせ、その上に天板をのせ、そのまま200℃で20分ほど焼きます。
焼き上がり。熱々でも冷めてもおいしいです。
ぜひバターをちょっとのせて焼いてみてください。
今年の秋のベイキングリストに入れていただけたらうれしいです。
ではまた来月の連載でお会いしましょうーーー!!