冷やしておいしい!和食にもよく合う「夏野菜のみそラタトゥイユ」
みなさんこんにちは、のん(@non_la_non)です。
いつも見にきてくださってありがとうございます。
「発酵食スペシャリスト・のんの、毎日食べたい“発酵ごはん”と季節の仕込みもの」は、今回で最終回となります。
これまで見てくださった方、実際に作ってくださった方、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
私にとっての発酵食は、日々ワクワクするような発見があり、毎日の料理を楽しくしてくれるものです。毎月レシピを考案させていただくことで自分自身の視野を広げることができ、ますます発酵食が好きになりました。
発酵食をあまり知らない人にも興味をもっていただけるような、毎日の食事に無理なくとり入れていただけるようなレシピを考えて参りましたが、おかげさまでそのことが私自身にとっても大きな学びとなり、有意義な時間を過ごせました。
これから先も発酵について学び、おいしくて身体にやさしい料理を作っていきたいという「発酵愛」は変わりません。まだまだパワーアップして、みなさまのお役に立てるレシピを考えていきたいと思っていますので今後ともよろしくお願いいたします。
この連載で最後にご紹介する「発酵おかず」は何がいいかな?と少し悩みましたが、みそソムリエとしておみその魅力を伝えるレシピで終わらせていただきたいと思います。
みそには毎日の健康づくりに役立つ栄養素が豊富に含まれており、みそ独特の旨味成分を活かせば無添加でおいしい料理が作れますので、もっと気軽に味付けや風味付けにお使いいただけるとうれしいです!
さて、そんな訳で、今回は夏に食べたくなる「ラタトゥイユ」をみそを使って和食に合う一品に仕上げます。
実はトマトとみそは相性抜群なんですよ!
バテバテで帰宅した日に、すぐに食べられるおかずが冷蔵庫に入っているとうれしくなりますよね!暑さでほてった身体をクールダウンさせてくれる、冷たくてさっぱりおいしいみそラタトゥイユ。ぜひこの夏の定番にしてください♪
冷やしておいしい!和食にもよく合う「夏野菜のみそラタトゥイユ」レシピ
調理時間
30分
材料
・ なす…2本(200g)
・ ズッキーニ…小1本(200g)
・ パプリカ赤・黄…各半分ずつ
・ きのこ(今回はしめじ)…1パック
・ 自然塩…小さじ1
A オリーブオイル…大さじ2と1/2
A にんにく…一片(みじん切り)
B カットトマト缶…300g
B ローリエ…1枚
C 米みそ…20g
※ものによって塩分量が異なるため、味見をしながら調整してください
C 香りだし麹…10g (香りだし麹の作り方はこちら)
※ない場合は塩麹や塩少々を代用し、味見をしながら調整してください
・りんご酢…小さじ2
・タバスコ、粉チーズ…お好みで
作り方
1. なすとパプリカは少し大きめの乱切り、ズッキーニは少し厚めの半月切りに。しめじは石づきを落としてほぐしておきます。
2. 1の野菜をボウルに入れて、自然塩をまぶして15分ほどおきます。
3. フライパンにAを入れて弱めの中火にかけ、油に香りを移します。
4. 2の野菜を入れて、水分が飛ぶまで12分〜15分程度しっかり炒めます。
5. 4にBを加えて酸味が飛ぶまで煮詰めたら、Cを加え弱火で煮て味を調えます。
6. 仕上げにりんご酢を加え、少し煮たら火を止めます。
バットに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
その日から食べられますが、ひと晩寝かせると味がなじんでぐっとおいしくなりますよ。冷蔵庫に保存し、2~3日はおいしくいただけますので作り置きおかずにもどうぞ。
お好みでタバスコや粉チーズをかけてみてくださいね!パンや麺類ともよく合います。
本格的な夏が近付いてきています。
発酵食品を毎日食べて、暑さに負けない身体作りをしてくださいね♪
今年の夏も元気に過ごしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。